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小林麻央 自宅療養で最後を迎える!「愛してる」のひと言があまりに切なすぎて

長い闘病の末、小林麻央さんが6月22日夜、死去された。
最後には病院から戻り、自宅療養で末期がんと闘っていた矢先のことだった。

小林麻央さんはもともと自分で望んで自宅療養でいたい、病院から自宅へ戻りたいと願っていたことが知られているけれど、あるいは自分自身の最後が直感的に分かってしまっていたのかも知れない。

小林麻央さんの夫・市川海老蔵さんもそんな彼女を支えて姉の小林麻耶さんらとともに、自宅療養で最後まで世話をしていたにちがいない。

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悲しみの中で思うこと・希望通り自宅療養で最後を迎えた小林麻央は幸せだったのかも

小林麻央さんの自宅療養、そのもようは自身がブログKOKOROでほぼリアルタイムで語っている通りのないようになっている。

可哀想だけれど、自宅療養も日にちが経つにつれて小林麻央さんの顔立ちもみるみるやそ衰え、そしてブログの更新もまばらになってしまっていた。

末期がんという病気にかかった人の様子を見たことのある人は、誰もが小林麻央さんの最後だと思ったことにちがいない。

そして、同じくよくあることだが、末期がんの患者が最後二なると自宅と病院の間を行き来するようになって行く。

容態が悪化すれば一時的に入院処置をするけれど、やはり病院よりは家族のいる自宅療養が一番心が安らぐ。

そういう心境を考えれば、最後には海老蔵さんや家族の人たちに看取られながら息を引き取った小林麻央さんは、ある意味幸せだったのではないだろうか。

実際、知人の中には同じように末期がんとなって亡くなった身内を持っている女性がいたりするけれど、その彼女の話では身内の人はやっぱり自宅療養を望んで至らしい。

だが、自宅となると地方の奥まったところになってしまい、しっかり下医療設備もないし病院自体もないところだったという。
そのため仕方なく、自宅に一番近い総合病院に転院し、そこで最後を迎えたそうだ。

こういう人だっているし、もちろん中にはそういう転院の希望すら叶わない方だっていることだろう。
点滴

最後まで素晴らしかった小林麻央!「愛してる」というひと言に海老蔵も泣き濡れる

ただ、自宅療養というのは、それはそれで病人の本人ももちろんだが、周囲で世話をする家族にも多くの苦労が伴う。

小林麻央さんと市川海老蔵さんの様子は二人のブログでももちろんだが、メディアによって豪奢な生活ぶりがこれまで流されてきていた。
目黒区青葉台の自宅豪邸、そこから引っ越して高級マンション、さらにはブログで流されているようなハイクラスな生活ぶり。

そのためもあって、経済的に切り詰まった生活をしている一般の人たちからはとかく批判的な目も向けられてきたはずなのだ。

ただ、病気自体は誰でも平等にかかってしまう。
むしろ私など、お金持ちの人やエリートな人の方が後で大病にかかったり、早死にしたりするように思えてならないのだ。

だが、末期がんの患者を直に見たことのある方は気づいてしまうと思うけれど、あれだけの重病の人を自宅に戻し、家族たちが自分で世話をする、というのは予想を遙かに超えるレベルで大変なことになる。

そして、最後の最後までそれを引き受けて、歌舞伎の舞台と稽古の合間を縫うようにして自宅療養中の最愛の妻・小林麻央さんの世話。

甲斐甲斐しく、そして黙々と続けていたのは他ならない、麻布などの不祥事や度重なる女性スキャンダルで名を馳せた市川海老蔵さんなのだ。

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小林麻央さんもそんな海老蔵さんを分かっていた。
それだから、息を引き取る直前、いみじくも海老蔵さんが“不思議ですが”と語ったように、ひと言「愛してる」と彼にささやいて息を引き取ったにちがいない。

23日午後2時半、渋谷のコクーンシアターで会見を開いた市川海老蔵さんを、異例とも言えるほどに多くのマスコミが詰めかけ、またネットを介して生中継で伝えられた。

小林麻央さんが亡くなる最後に夫・市川海老蔵さんに伝えたひと言「愛してる」を会見で伝える海老蔵さんの顔もくしゃくしゃに泣き濡れていた。
私ももらい泣きした。
多くの視聴者も間違いなくそうだった。
和服女性

素晴らしい女性

振り返れば、ということになるけれど、小林麻央という女性は本当にすごいと思う。

病院よりも自宅療養を願い続けたことも壮に違いないけれど、それ以前。
元々市川海老蔵さんと出会って半年で結婚したといわれているけれど、少なくとも結婚前に海老蔵さんのかかえている膨大な借金は知っていたはずだ。

並みの女性だったらその額19億といわれている借金にビビってしまい、単なるファンという立場にとどまるか、尻に帆をかけて彼から逃げ出していただろう。

そして結婚直後に麻布で引き起こした暴力がらみの不祥事。
さらには、結婚前にはそれこそ“自分でも数え切れない”というほどの絶え間ない女性関係もある。
そのうちには隠し子の発覚まであった。

小林麻央さんはそういう夫・市川海老蔵の全てを受け入れて結婚していたわけになる。

そして自宅療養では進んで代替医療を試し、様々な試行錯誤をするなどして、病気の改善に努力している。
さらには、ブログKOKOROを亡くなる最後まで運営し続けていた。

そのためもあるのだろう、元々主治医などの専門家たちからは16年夏まで持たない、とまで言われていた余命をくつがえし、かれこれ1年を超えて今までの自宅療養に至っている。

その自宅療養で臨終を迎えてしまったわけだが、こうした生涯を遅れた女性、自らの運命を切り開こうとして最後までがんばり続けてくれた小林麻央さんには、とりわけブログKOKOROを通じて多くの人たちに共感と感動を呼んでいた。

自宅療養というものの実際を彼女のブログで初めて知った方も多いと思うし、最後まで苦しい中、記事の更新を目指していたという麻央さんには心から敬意と感謝の気持ちを表したい。

どうか天国で、二人の子供たちや夫・海老蔵さんらを見守っていただきたい。
最後になるけれど、麻央さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

えがみななみ

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