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霊能者は嘘くさいって当たっている?あまり本気で信じたらダメなワケがたっぷりある!

霊能者というと、霊とか信じない人にとってはなんだか嘘くさい人たちだ。

生きている人間と霊魂との橋渡しをし、霊的な問題で困っているのを救うのが霊能者のはずだけれど、とにかく彼らの力など、証明する方法もない。

しかもそういう自称・他称の霊能者のうち、中には人の良い人たちを欺したりしてぼろ儲けをしているような酷い人たちだっているとも言われている。

嘘くさいと思いつつもやっぱりどこかで「本当だろうか?」と半信半疑になるのが人情かもしれない。
けれど、手放しで霊能者の言うことなどを信じ込んだりするのは本当に怖いことだ。

本気で信じたりすると何がいけないのか?
そのワケを一つずつお伝えしてみたい。

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嘘くさいと思ったらほぼそれで安全間違いなし!霊能者を信じるものではない理由

まずそういう嘘くさい霊能者や心霊現象をなぜ眉唾に見るべきなのか?

第一に霊能者を闇雲に信じてしまうことで、欺されたり大金をぼられる可能性が大きくなる、ということ。

第二に、心霊現象とみられる現象を合理的に考えようとする努力をしなくなってしまうこと。嘘くさいと気持ちをやめてしまうこと。

第三に、何でもかんでも霊のせい、みたいに思考停止してしまうことだ。

ざっとあげただけでもこんな怖ろしげな理由がある。

霊の存在を信じている人たちが呼びかける内容は、大体次のようなものではないだろうか?

「霊能者には本物の力を持った人もいれば偽物もいる。
偽物の方が圧倒的に多いのが現実。
多くの人が嘘くさい、やらせだ、まやかしだと非難しているのは偽物が悪さをしている仕業だ」

だが、実際その嘘くさい、つまり偽だという霊能者ばかりに行き当たったりしているのが現状だ。
霊

テレビの心霊番組の功罪!専門家や番組制作経験者までが声を上げている?

霊能者という職業の人たちが取り分けよく出演するのがテレビの心霊番組になる。

そのお陰でか、先祖の供養を大切にすること、心霊スポットなどへ興味本位で出かけるのはやめることが良く言われている。
これは確かにそういった一連の心霊番組の功績だろう。

だが最近はずいぶんその手の番組が減ったと言われている。

けれどもネットを探ってみれば、そういう心霊番組の制作に携わった人の証言めいた話も見つけられるし、その中でも

「心霊映像や出演者の恐怖の表情、そして霊能者と称する人たちの行動含めて全部やらせ」
とまで断言している人もいる。

こういう人の話自体、裏付けがないために手放しで信じるべきか迷うかもしれない。

けれど、オカルト研究家の山口敏太郎氏なども、こういうメディアの中には心霊ビジネスという独特のワクがあって、あるいみアンタッチャブルな裏事情ができあがっているとまで語っているようだ。

相当に根が深いと言えるだろう。

霊を信じている人ほど霊能者のアラを見ようとしない?

ところが困ったことに、そういう現象を本物と考えたり、霊能者の誰々は本物だと信じて疑わない人たちも多い。

そういう人は、過去に自分も心霊体験をしたことがあるとか、「自分の信頼している人が信じているから私も信じる」など、間接的に理由を挙げてある意味盲目的に信じている人たちもいないわけではなさそうだ。

一方、嘘くさいと言うしかない証拠じたい、実際そういうテレビのバラエティ番組などでも伝えている場合がある。

どこの誰、というつもりはないけれどテレビを見る限り、科学者や、霊能者の預言の現場に立ち会った人たちの証言があるようだ。

それにもかかわらず、そういった事実を見ようとしないかもしれない。
というか、それでも信じ続けるのだ。

そういう人にもいろいろいる。
盲目的に信じる人もいるけれど、一つには“同業者”の人たち。
自分の仲間を否定したら自分自身の立場もなくなる、というのが理由になるだろうか。

でも、そもそも本物があって偽物があるということを主張するには、
「嘘くさいといわれても仕方が無いが、本物の人はいる。その人を呼んでくる」
というべきではないだろうか。

そしてその本物の人をテレビなり雑誌に紹介すれば良い。
そして実際に第三者の目からも確かに本物だ、とうならせる事実を見せること。
そう私は考えるのだがいかがだろうか?

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欺されすぎた?心霊番組が衰退した理由

なお、少なくともテレビに出ていた霊能者という人たち。
彼らをみんな嘘くさいと言って良いのかと言えば、ひとまずそういうしかないと思う。

それ以前に、山口氏の話や番組制作に携わった人の証言なども併せて考えれば、テレビの心霊番組自体、右から左まで相当に嘘くさいとなるかもしれない。

というよりおそらくは、特定の局に限らずテレビ局側としてはそういう心霊番組を“エンターテインメント”のジャンルとして考えていたとも言われている。

真実を報道するよりも視聴者の関心を買って視聴率を取れれば良い、というワケだろう。

でも心霊番組というのは、霊とか心霊現象を視聴者が「信じる」ことが大きな前提となる。
ヤラセであってもそれを視聴者が信じれば価値があるのだ。

これが心霊番組というものが他のエンターテイメント番組に対して大きく異なる要素ではないだろうか。

そうであれば心霊番組は、ヤラセによって視聴者を欺している、そういう疑いや非難を浴びることにもなるかもしれない。
テレビ

視聴者自身も常識的な判断を持つことが大切に

最近ではCGによる画像処理などが発達して一般の人にも簡単にできるようになってきた。

その結果、心霊番組の画像や音声、あるいは霊能者と称する人たちが起こす現象を簡単に再現できるようにもなってきてしまっている。

これも嘘くさい心霊番組の衰退に拍車をかけているに違いない。

そしてその結果、そんなテレビ局側のからくりに嫌気がさしてしまった。
そしてそれに携わってきた霊能者という人たちも、いわば一蓮托生だ。

人の良い視聴者は本気でテレビの説明通りにそういう人物を信じてしまうこととなった。
これが実情ではないだろうか?

それに多くの人たちが気づいた今、しっかりと常識的な判断を持つこと。
テレビやメディアの一方的な情報操作に欺されないこと。

皮肉だけれど、霊能者たちが私たちの目をそのように覚まさせたのは確かに一つの功績ではないだろうか?

遠藤朱夏(えんどう あやか)

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