山下智久さんと石原さとみさんとの関係に、事務所が水を差すどころか、逆にほぼ黙認状態。そういってもよいかも知れない。
ジャニーズ事務所所属の山下智久さんが石原さとみとドラマ共演して以来、怪しげな仲になっていることが週刊誌などでスクープされているが、彼女の所属事務所であるホリプロは山下さんを「友人」扱いにしている。
だがいつもだったらこういう所属タレントの熱愛報道には非常に神経質なジャニーズ事務所。
まるで動きが見られない。
これをどう読み取っていけばよいのだろうか?
なぜ石原さとみとの熱愛を事務所は黙認しているのか
以前から携帯持ち帰り問題などで事務所側を神経質にさせていた彼のはずなのに、なぜか今回石原さとみさんとのロマンスが完全実話になりかけている今、なぜか及び腰のような姿勢でいるのがこれもまた不思議だ。
ドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」終了後、年末のカウントダウンコンサートへ山下智久さんが石原さとみさんを招いて以来、16年5月には彼の自宅パーティーへの招待、そして10月には大阪でのKinKi Kidsコンサートから東京に深夜戻るや、その足で待たせていた車に乗って石原さんの自宅マンションに直行している。
二人の関係はイベントがあるごとにどんどん急接近しているのだ。
というより、深夜に彼女の自宅マンションへと来れば、ほぼお泊まりのコース。
元々ジャニーズ事務所所属タレントの交際報道は、事務所の力によってほとんどタブー扱いになっていることで名高い。
もちろんそれでも所属するアイドルタレント達の熱愛疑惑が明るみに出てくることもあるが、それも事務所の圧力によって、かなり早々と沈静化している、というのが筋書きになっている。
しかしながら今回の山下智久さんの熱愛報道、いわば文春や女性セブンの掲載するのをまるでとがめようとする様子もなく、石原さとみさんとの交際を事務所が認めているようでもある。
この原因、たとえばSMAP解散や彼ら、そして山下智久をマネジメントしていた敏腕マネージャーの飯島三智さんが退職したことから、事務所内の編成が大きく変わってしまったり、股その結果事務所のタレント達に対するコントロールが弱くなってきたりしているのではないか、などという憶測も呼んでいるようだ。
二人は結婚適齢期!事務所側が路線変更した可能性も
石原さとみさん山下智久さんと同様に、これまでドラマ共演し来た相手の俳優男性とよく熱愛報道が話題になる女性だ。
恋多き女、それ以上に肉食系ともいわれる彼女だが、それでもなぜか結婚への情報には至っていない。
だが彼女も今年で29歳のアラサーになっているし、山下さんも31。
恋愛感情や結婚願望がとりわけ高まる年齢でもある。
その二人の勢いに事務所側が折れたのかも知れないし、またジャニーズ事務所自体、以前から様々に問題があることを週刊誌などから取りざたされていた。
SMAPの脱退騒動はだからこそ起こったとも言えるかも知れないし、またすでに山下さん自身、内部のタレントとしてそういう特別な動きが事務所内にあることは察知していたとも言えるだろう。
飯島三智さんの傘下にいた彼だが、それでも彼女たちとは行動をともにしなかった。
それどころか下記のように、自分は潔白だということを社長や副社長らに面と向かっていったといわれている。
それに感じ入ってあるいは事務所側として、彼に対して路線変更しているのではないだろうか。
山下智久が、実はビジネスの奥義を実行していた件
山下智久さんと石原さとみさんは15年10月期の月9「5→9~私に恋したお坊さん~」(フジ)で、ヒロインの桜庭潤子を演じる石原さとみさんと東大卒という異色の僧侶・星川高嶺を演じる山下智久さんとのラブストーリーで、最終回の濃厚なシーンがいまだに語り草になっている。
だがそういう役どころと並行するかのように、二人の仲も実のところ急接近していたことが週刊誌によってバクロされている。
しかもそれらの情報、ドラマが終了した後、直後から二人の交際の内容が報じられていて、それがどんどんエスカレートしていくこととなっている。
だがよくよく情報を整理してみると、その一つ一つの行動、山下智久さんの事務所とのある“直接交渉”の決断と実行の結果によるものであり、この点は意外なところとして彼を大いに評価できるかも知れない。
変な見方かも知れないけれど、実のところビジネスの王道というか奥義のようなことを彼はやってのけているのだ。
石原さんとの関係が初めて発覚したのは、ドラマ終了後に彼が事実としてジャニーズ事務所の副社長である藤島ジュリー景子さんに年末のカウントダウンコンサートの出場を懇願していたことが知られている。
山下さんは元々16年初頭に勃発したSMAP脱退騒動の中心的人物と目されていた元マネージャー、飯島三智さんのマネジメントを受けていた。
彼女が騒動の余波で事務所を退職することとなったが、結局彼女の元で仕事をしていた山下さんも、相当な疑惑をメリー副社長や娘のジュリー景子副社長らからかけられたようだ。
下手をすれば干されるかも知れない、と悟った彼は一か八かの賭に出ているのだが、それが実はビジネスでの鉄則でいう、
『一番困難な交渉にこそ真っ先に正面切って向かうこと』
ということ。
人任せにせず、一番手強いところに最も優先して向かうということだ。
思えば彼のようなアイドルタレントがこんな行動に出るというのは、なんかずいぶんに場違いなきもするし、誰かの入れ知恵でもあったんじゃないだろうか?
などとも思うのだが、しかしながらその後飯島マネージャーがSMAPのメンバーを引き連れて事務所を脱退する動きが発覚した時には、同じように彼は今度はジャニー喜多川・ジャニーズ事務所社長に直訴。
自分は今回の騒動の画策には全く無関係だ、とはっきりと談判しているという。
山下智久さんは以前、六本木で携帯持ち帰り騒動を起こして以来、事務所側から相当な懲戒を受けていて、しかもその直後にハーフモデルと出来ていたというエピソードを持つヤンチャなところがあるが、こうした事務所側のトップと直に談判して説得するあたり、相当に腹の据わったところもある。
ふつうの凡人ならば当然ほっかむりしてもおかしくない、逃げて回るようなことを彼は堂々とやってのけたということだ。
そういうわけで、ジャニーズ事務所がどう動くのか、それによって二人の関係が進展するかどうかも左右されるのかも知れないが、こうした実行力を見せるあたり、本当に見上げたものだと言えそうだ。
あれだけイケメンでなければもしかしたら実業界で成功していたのかも知れない。
そして最後になるが、二人の結婚の行方。
まだ熱愛「疑惑」でしかないが、結婚適齢期でもあるし、またファンや世間の方でも祝福ムードが大方だ。
それでも「許せない!」という調子の反対の声も多少あるが、彼女のかわいらしさになすすべがない、といえるようだ。
どうなるかはまだまだ不明だが、上手く行けばビッグカップルがそう遠くないうちに誕生するかも知れない。
えがみななみ