互いに顔見知りになって、そこそこお互い良い雰囲気になったと思ったら、付き合う前だというのにもう彼氏からお泊まりデートの誘いがかかってくるというケース。
遊び半分のアバンチュールだったらまだまだわかるが、それがしっかり将来を考えていた場合でもままあるようだ。
でもちゃんと付き合う前に、そんな深い関係になるのは何だかちょっと、という気も大いにする。
だが案に反して、お泊まりデートまですぐにこぎ着けて結婚に至る場合だって無くなはい。
だからそんな場合だってあり得るということをきちんと理解しておく必要も大いにあると思う。
そんな時、ちょっと心がけて頂きたい3つの用心について語ってみよう。
付き合う前からお泊まりデートは確かに一つのパターン?
そもそもそんな付き合う前だというのに、お泊まりデートまでしてしまうなんて、遊び半分でもしやしない。
第一そんな風にして結ばれてみたとしても、結婚生活がうまくいくのだろうか?
という心配もある。
そこまで進まなくても、お泊まりデートを受け入れた時点で軽い女だと彼氏の方から烙印を押されてしまう、なんてことだってあるかもしれない。
でもどこでどう進むかわからないのが男女の仲だ。
そして確かに全くあり得ないことではない、というのが現実だ。
むしろ婚活をがんばっている女性にとって、ある意味慎重すぎて思うように結婚相手を見つけられていないという感じる場合だってある。
私も固定観念として持っているのだが、まず恋愛はある程度、交際する期間を設けていた方が後々スムーズに行くものだと思いがちだ。
ところが付き合っていると、交際期間中お互い何かと周囲から、またお互いの間からトラブルや問題がわき上がってみたり、好事魔多し、というケースが無くはない。
特にどちらかが異動などで遠く離れ、後で遠距離恋愛に移ったり、おなじ職場でも部署が離れてしまったりするなどというケースは多いのだ。
恋愛は確かに付き合うほどにお互いよく知ることが出来るようになるから、一見一番無難に見えるけれど、先のことはどうなるかわからないのが世の中だ。
なのでもちろんなにがしかの条件はついて回るけれども、付き合う前からそんな関係にいきなり発展する場合だってあり得るし、現に確かに周りの女性にはそういう人もいる。
「でもちょっと恥ずかしいじゃない?表だってそういう風に結ばれて一緒になったっていうのは。だから親達には前から友人の紹介で付き合っていたということにしているんだけどね」
という友人女性もいたりするが、それが普通のバランス感覚だろう。
この彼女の家庭生活をほじくって聞いてみても、そんなにもめ事の多い夫婦ではなく、ごくありふれた家庭生活よ、と本人が語っているのだ。
なので、確かにこうした成り行きは抵抗があるのは承知の上でいうと、やっぱり一つのパターンとして考えられるだろう。
付き合う前だけにこれだけは用心すべき3つのポイント
その彼女はいまでも彼氏、というか旦那とかなり仲むつまじそうで、アラサーで結婚したわけだがそれ以前にお互い付き合っていた異性はいないというのだ。
ものすごい運命の出会いというべきだろうか、などと思っていたら何のことはない、小学校までおなじクラスの幼なじみだったという。
そしてなんでも小学校時代から彼女は今の旦那にただならぬ気持ちをもっていたようだ。
というわけで、先にケーススタディとして友人の女性のなれそめをちょっと語ってしまったが、実際付き合う前から男性側にお泊まりデートの誘いを受け入れる場合には、下の3つのポイントを用心した方がよい。
1.どれだけ彼のことを知っているのか?
一番大切なポイントがこれになる。
友人の時にはそういうわけで、小さな地方都市の小学校時代の幼なじみという関係があったのだが、そういう子どもの時からの親しい関係を始め、お互いどれだけ互いを知っているのかが受け入れるかどうかの分かれ目だ。
よくあることとして、男性の方が、または時として女性の方も遊び半分でそういう関係に飛躍してしまうことになる場合もあるだろう。
だがお互いの素性、職業を始め交友関係、また家族関係などを知ることなくそういう行為に走ってしまうのは、いくらでもトラブルが生じる元だ。
まさか30過ぎて婚活を真剣に取り組んでいるのにそういうことはしないと思うが、たとえ婚活の場であって、そしてお互い履歴書などを見交わすようなこととなったとしても妥協できない点が出てくるケースは多くあるし、また最悪の場合相手にウソをつかれるということだってある。
自分だけは安全なやり方を守っている、と思いながらもそういう「信じ込み」と現実のあり方がかけ離れている場合だってあり得るのだ。
その点幼なじみとか、学校時代によく一緒になっていたというのは絶対強みになる。
子供時代に親しかった経験から受けた印象は、その後も大きく生きているからだ。
2.自分が焦っていないか?
これもうっかりすると見落としやすい。
そして意外と非常に大切なことだ。
自分のことは自分がよく知っているといいながら、案外見えていないことが多い、というのはよくある話。
しかも女性の場合、生理的に30代、40代になると若い頃よりも男性とそういう関係になろうという衝動に駆られやすいということがわかっている。
その原因は男性ホルモンで、20代よりも30代、30代よりも40代の女性の方が男性ホルモンの働きが強くなることが知られている。
このため男性の場合、性欲のピークは20歳前~20代前半に迎えるのに対し、女性の場合には30代後半~40代前半が最も激しい。
そういう女性本来の生理に背中を押される形で、うっかりお泊まりデートを受けてしまうということもあり得るし、早く結婚しなきゃ、という焦りも強くなってしまう可能性もある。
だから男性側からそういう誘いを受けた時には、自分はそういう年齢なんだ、とよくよく冷静に考えてみるようにしてみたい。
3.満腹時や飲酒後に誘いに乗るのは危険!
その女性の欲望の部分についてもう少し見てみると、女性の扱いが上手な男性は、お泊まりデートなど男女の深い仲に持ち込む時にはアルコールを飲ませたり、食事に誘ってその後で、というケースが多いはずだ。
ある意味それも「理にかなった行為」となる。
女性が男性を求めようとする欲望がマックスになるのはまず食欲を満たした時、そしてアルコールを摂取した時だといわれている。
女性関係が上手、つまり口説き方が絶妙だったり、複数の女性と付き合っているような男性はこのポイントをよくわきまえているというわけだ。
医学的な細かい説明は省くとして、逆に女性からすればこうした時の誘いには出来るだけ慎重になる必要がある。
職場の飲み会などでも同じようなもので、二次会になって飲み直すような場合、酒の勢いで同僚男性とちょっと良い感じになった時、そういうケースも多発しがちだ。
もちろんそういう仕事先ではいろいろな問題も出てきたりするが、なるだけそういう席では雰囲気にあおられたりしてうっかり羽目を外さないことが大切になる。
最終的には自身の正しい決断が一番必要に
さてそんなわけで、実例を取り上げてみたりして付き合う前からお泊まりデートに誘われたり、同じようなことを申し出られたりした場合、何をまず考えなくてはならないのかをお伝えしてみた。
だが、結局のところこういう早々とした「関係の申し出」、受け入れるかどうかは、自分がどれだけしっかりしているかにかかっていると言ってよい。
どれだけ冷静でいられるか、機転が利くか、そして人を見る目があるかどうか。
失敗は成功の元といいたいところだが、こういうことに関してはうっかり失敗してもいいじゃない?というわけにはいかない。
失敗の仕方次第では一生の過ちになりかねないことでもある。
「だからそういうことを誘われたりした時には、私だったら気持ちは揺らいでいてもやんわりと否定するわね最初は」
「それで相手の態度がどう来るのか、マンウォッチングしてみて反応をよく見て後で考えるつもり。やっぱり自分のことを自分ではっきりわかってるって言えないこともあるでしょ。実際そういう誘われ方もあったしね」
別な友人女子のコメントだが、一番良い方法はこんなところではないだろうか。
幸か不幸か私にはそんな出会いはないのだが。笑
えがみななみ