市川海老蔵さん(39)のブログABKAI(以下、「海老蔵ブログ」)で、時おり心霊写真とかスピリチュアル的な内容が出て来ることがある。
心霊写真とかいうと真相がどんなものか興味も出て来るが、その一方で眉唾物、とはねつける声も多い。
ましてや先頃妻・小林麻央さん(34)が亡くなったばかりだというのに、あまり海老蔵ブログなどでもそういう心霊写真とか、オカルトみたいなネタは控えるべき事。
ただ、彼自身そういうことを意識してか、そう言うエピソードも語っていたり、あえて海老蔵ブログに心霊写真っぽい画像を載せているようなこともありそうだ。
また、ある意味彼はそういうことを、真相はどうあれ“自然な日常の一コマ”みたいに考えているフシもあるかも知れない。
でも確かに真相を知りたいのは人情と言うところもあったりする。
知人の助言も借りながら、少し深く突っ込んでみたい。
海老蔵ブログだけじゃない?芸能人には心霊体験や霊感を持つ人は多い?
その知人(女性)の話だと、海老蔵ブログに投稿されている心霊写真のような画像、たとえば自宅トレーニングルームで自撮りした自分の背後に人の腕が見える、楽屋でメイク中にドアの外から誰かのぞき込んでいる、そういう写真がアップされている。
その海老蔵ブログの写真画像を見たネット世間の中には、ドア越しに除いているのは亡き妻・小林麻央さんだという声もあったりする。
これが本物の心霊写真かどうか、本当に小林麻央さんが映っているのかどうかはあくまでも真相不明。
たとえ万一霊能者とか、スピリチュアリストとかいう人たちがそれについて本物だと語ったとしても、それで証明が出来たことにもならない。
むしろ今、海老蔵ブログでそういう画像を乗せたりすることが最愛の妻を亡くした著後としてふさわしいかどうか、それこそ市川海老蔵さん自身への問題指摘すらする事も考えられるかも知れない。
芸時に従事する人は心霊体験も豊富に?こともなげにこうした画像を見せる市川海老蔵の本心は
ただ、あくまでもそういう霊能者とかスピリチュアリストの意見を持ってくるとすれば、市川海老蔵さんもそうらしいけれど、芸能界とか役者、俳優などという職業の人は結構そういう力を持つ人が多い、とも言うようだ。
なぜかといえば、職業的にそう言う力が自然と発達するし、考えようによっては必要になることさえある。
「元東映の女優で、後に心霊研究家となった霊能者、北條希功子さんの著書にもあるけれど」、と彼女は言うけれど、芸能人とか俳優というのは人気商売なだけに、すごく勘の働きが大切になってくるし、自分の人気の動向も請け負う仕事次第で大きく変わってくる。
それを出来るだけ事前に察知したり、あるいは仕事の内容自体、そういう勘を研ぎ澄ましておく事が必要になる場合もあるようだ。
考えてみれば海老蔵ブログの中で扱っている、こういう画像。
それこそネット世間をはじめ、普通一般の人たちの目にはどう考えても異常な、それこそ心霊写真としか言いようのない画像のはずだが、市川海老蔵さん自身はあたかもそれが“普通のこと”のようなコメントの仕方でしかない。
私なども、不謹慎は承知、謝罪の上で告白するとむしろ彼が
「おちゃらけで彼が細工したり、上手くタイミングを合わせてこんな写真を投稿しているんだろう」
「受け狙いじゃない?こういう風にしてブログ収入まで考えているのかな」
とも考えてしまう。
他の読者、閲覧者の方も同じかも知れない。
亡き妻・小林麻央さんがいつも見守ってくれている、自然な感情の表れとして
ただ、知人に言わせると市川海老蔵さん自身は確かにそう言う勘の良さ、というか、心霊的な力のある人に感じるとか言う。
海老蔵ブログではないけれど、以前「オーラの泉」でも、
“20代、パリに旅行でオペラ座を見学したとき、「黒い影のような人物がずっと自分に付いてきて、最後に『君は絶対この舞台に立つ』と話しかけられた。
そして実際その後で、オペラ座での公演となった」”
という内容のことを海老蔵さん本人が語ったとも伝えられている。
また、ごく最近では親子共演で初の宙乗りに挑む息子・(4)が劇場に父・市川海老蔵さんと一緒に来るまで向かう途中、出演したがらない勸玄くんをなだめるかのように車中に小林麻央さんとの結婚式で歌われた「ジュピター」が偶然鳴り出した、という。
もちろん真相はどうだか分からないけれど、海老蔵さんは勸玄くんに
「ママが見てるよ」
と知らせ、そして海老蔵ブログこの出来事を
「麻央に一本取られた」
と語っている。
果たして本当に心霊現象なのかどうか、証明も出来ないのでなんとも言えない。
そして確かに公平に言って、海老蔵ブログの中ではこういうことがごく自然に語られていたりする。
それが海老蔵ブログ「ABKAI」の魅力かも知れない、と知人女性はおちゃらけみたいにこういう“心霊現象(?)” の真相をぼかして話す。
でもその彼女も語っているけれど、
「真相は愛情の中にある」
という言い方で良いと私は思う。
小林麻央さんは、6月22日夜、自宅療養中に不幸にも末期がんで亡くなったが、夫・市川海老蔵さんや姉の麻耶さんが見守る中、最後に
「愛してる」
と語ったことを次の日の午後、劇場の会見で彼は語っている。
この言葉自体が本当に奇跡のようなもの。
そしてこれ以上に深い夫婦の愛情を表しているものがあるだろうか。
海老蔵ブログではおそらく、今後もいろいろと心霊写真めいたものが出て来るかも知れない、と知人の彼女は言うが、海老蔵ブログの中ではむしろあのブログの真相は、亡き妻・小林麻央さんという家族にとってかけがえのない女性。
その彼女が海老蔵さんの心にしっかりととどまっていれば、むしろ彼女をいとおしむ愛情の自然な表れとして考えていくべきではないだろうか。
息子の勸玄くんもまだ4歳だというのに、行く行くは成田屋の宗家を引き継ぐという、これから大変な使命を負わされている。
亡き小林麻央さんがそんな息子を見守っているのは母親としてごく当然な愛情の表れ。
本当に見守ってくれている。
それで良いにちがいない。
えがみななみ