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厄年でお祓いすると効果がある?本気で考えてその筋の人に聞いてみた件

厄年にお祓いしたら、病気とか事故に遭わないような効果ってあるのだろうか?

マジメに考える人もいるかも知れない。

そして回答としては、
「まあ常識で考えれば、厄年もお祓いも迷信。普通は効果なんかないんじゃないかな?」
と考える人が大半だろう。

だがそうとわかっても、厄年になったら神社やお寺でお祓いの祈祷をしなくてはならない、そういう社会通念が出来上がっている。

それにお祓いした方が安心できるし、精神衛生上「それなりの」効果もあるんじゃないか?
と考えることもできるだろう。

だがちょっと“その筋の”人に聞いたところ、意外にも別な答えが返ってきた。

彼女のしてくれた話は、変にうさんくさいわけでもない。
神社に行くとか祈祷の効果ということについて、けっこうタメになる話になる。

これから厄年のお祓いをしようとしている人、そうでない人も含めてぜひいっしょに考えてみていただきたい。

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不思議?厄年など信じない科学者でもお祓いする!

厄年は年齢の行事のようなもの。
お祓いもそうだし、だから神社やお寺で受けるにすぎない。
効果なんて元々ないに決まっている。

科学的な立場から言えば全くこれでよいかも知れない。

だがよくよく考えればその科学の最先端を行く科学者とか医師でも、神社に詣でたり墓参りには行くはずだ。
厄年のお祓いだって同じになる。

こんな迷信の効果など信じそうもない人たちが、どういうことだろうか?

一つには社会の習慣、社会通念に従っているだけだと言えるだろう。
他に理由があるとすれば、あくまでも“気持ちをなごませるのが目的”。
それだけに違いない。

私自身も厄年にお祓いして「効果」があるとか、そういう期待をしているわけではない。
ただ、実際に祈祷に行ってみれば、現場の雰囲気に飲まれてそういう気持ちになるのは確かだ。
でも本当にそれっきりになる。

だが、“その筋の人”、つまりスピリチュアル的な考え方を教えてくれるある人に、
「そういう祈祷の場所、神社やお寺というのは何か?」
一度それを考えてみるとよいと言われた。

真剣に正しい願いをすれば通じる

その人(女性)の話を続けてみると、お寺もそうだが、神社についても住吉神社、八幡神社や金比羅神社など、いろいろな種類がある。

そしてそれぞれの種類について祈願の種類や守護する「受け持ち」が異なることもよく聞かれることだ。
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だが彼女の言うには、そういう細かなことはすっ飛ばして、ある一つのことを祈願に行く人はぜひ考えて欲しいと語るのだ。

それは何かと言えば、

神社仏閣に詣でる時に一番大切なのは何か?

と言うこと。

それは一も二もなく、

自分自身が素直な気持ちで、正しく真剣に願い事を祈ること

それをまず考えなくてはならないということだ。

神仏というのは確かに存在する。
そして祈願する人間に嘘偽り、またはよこしまな私心がなければ聞き届けてくれるものだ、というのが彼女の説になる。

厄年で祈願することに異議を唱えるものではない。

けれど祈るのだったら形ばかりであっては決して良くはない。
心の中から見守ってくださる神様に感謝し、決して変な邪心を持たずに真剣に祈ること。

ただ、それでも神様が聞き届けてくれるかどうかはわからない。
少なくとも大きな前提として、「こちら側」はそういう正しい祈り方をしておくことがまず前提。
最も大切だという。

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神社というのはそもそも何?

彼女の話を続けよう。

そもそも神社にはそれぞれ鎮まっているスピリットがある。

その神社の「神様」と呼ばれている霊で、大きく分けて2種類あるそうだ。

1.元々生前は人だったが死んだ後に神社を建立され、その主神に奉(まつ)られた。

2.この世に生まれたことのない、いわゆる「自然霊」と呼ばれる、霊格の高いスピリットを奉っている。

どちらのスピリットも人間の世話やサポートをしてくれている。
そして正しく祈りさえすれば「聞いてくれる」というのだ。

神社の役目というのは、まさにここにある。

願い事を聞き届けてくれることも、天罰を与えることもある

その「神様」達が祈願に詣でる人たちの心を観察して、願い事を叶えてあげるかどうかを判別していく。
ごくごく大まかに言えばこういうことだそうだ。

だから「神様」が高級であればあるほど、真剣で真心から発した願いごとが通じることになる、ということとなる。
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逆に変に利得やボロい儲けを願ったり、他人を踏みつけて自分だけが得をしよう、恋敵をつぶしてやろう、などというような願いごとをしても通じるワケではない。

それどころか逆に「天罰」が降ってきたりもする。

そういう願いごと、私たちが聞いても不愉快だし、神様だったらなおさらだろう。

また、何の真剣な祈願の気持ちなども持たず、形ばかりの祈願をしたところで効果はほとんど望めない、ということだ。

耳の痛い話だが、厄年のお祓いとか厄除け祈願にあるのは大半がこのパターンに違いない。

厄年の祈願でもきちんと心を向けること

だから仏閣でもそうだし、厄年のお祓いといえど単にそういう年齢が来たからと言う、義務的な気持ちでお参りに行っても何の効果もない、と彼女は語る。

効果があったとしてもそれこそせいぜい自己暗示。
“気持ち的に安心感を与えてくれる”だけだということだ。

「ただ、厄年だけに限るくらいならまだいいんだけど、何でもかんでも祈願とかお祓いに依存したり、ちょっとやそっとの不運を感じただけで病的に“しまくる”のも良くないんだよね。

「自分で努力することがまず優先事項。自分の力でどうしようもない、というときにそういうことを考えればいいワケよ。

「そしてもっと言えばむしろそういう願いごとをするより、『感謝』の気持ちを強くもつこと。
神様というのは、こちらの都合にかかわらずちゃんと私たちを見守ってくださっているんだからね」

お祓いの効果を得るには真剣にお願いすること

結論として。

厄年のお祓いを本当に効果を望もうとするならば、そういう神様に認めてもらえるような正しい気持ちを持って真剣に願い出ること。
これしかない、ということになるだろう。

女も30代は厄年が2回も回ってくる。
それだけ昔から健康や生活で何かが起こりやすいということが知られていた証拠だろう。

ぜひこうした“心の知恵”とでも言うべきものを行動にして頂きたい。

山口昌子(やまぐち あきこ)

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