高畑淳子さん(61)の息子、裕太氏に関する問題についていろいろな人がコメントを投げている。
だが私が問題にしたいのはそんな息子に育ててしまった高畑淳子さん自身。
その若い頃からの男性関係の奔放さだ。
彼女の若い頃から今もなお続いているという、奔放であけすけな男性関係を、息子の裕太氏はどんな気持ちで横から眺めていたことだろう。
その彼女の男性関係にスポットを当て、息子のした行為とともに考えてみたい。
息子の問題がきっかけで高畑淳子は自分の男性関係がムチャ過ぎることも明るみに
高畑淳子さんについてちょっと楽しい、女優にしては面白いな、と感じたのは、さるバラエティ番組に他の女優達と出演している時、番組側で彼女らに問うアンケート調査として、“男性経験が多いかどうか”を聞かれた時、彼女一人だけが「多い」と答えていたという。
他の女優達はそういうことについては自分の人気を左右する問題でもあるわけだから、控えめな回答になるし、事実そう答えたのは高畑さんだけだった。
そういう彼女の正直さ、純粋さだけは私は実のところ買っているのだ。
ユーモアも持っているし、お芝居だって上手。
何年にもわたって下積みで苦労した彼女の味が、今還暦を過ぎた時点で開花していると言ってもよかっただろう。
だが実のところ、彼女の男性に奔放な様子というのは、造りなどでは全くなく掛け値なしの事実だと言うことが分かってしまっている。
今回さる週刊誌でバクロされたのだが、彼女は他の芸能人らとともに数人のホスト達と伊豆に豪遊していることがあったとのことだ。
豪遊とは言うまでもなく相手がホストだから、そういう男女の関係に陥ること。
それを週刊誌の誌上で暗示している。
そう見ていて間違いないだろう。
それが2008年の頃の彼女の行動パターンの一つだったというし、またその一回きりではなく、彼女の言葉を借りれば
“当時(長男裕太氏の)子育てに疲れて、唯一の息抜きはホストと遊ぶことだった”
という内容のことを彼女自身コメントしているという。
女手一つで息子と娘を育て上げた。
その苦労は下ものでなくてはとうてい分からないだろうし、そういう彼女の苦労については息子の件も含めて同情する声が引きも切らないのは事実だ。
だが、長男の裕太氏が13歳という一番性に敏感な年頃になっている頃、実の母親である高畑淳子さんは息子の視線を尻目にそういうホストとの遊びを繰り返していたこととなる。
結局のところ、息子の不祥事によって高畑淳子さんは自分自身のこれまでの男性関係を見直す、そういう運命に直面しているのかも知れない。
2度の離婚も放縦な男性関係の結果?
高畑淳子さんはこれまで2度離婚している。
今はそういうわけでシングルマザーとなっているが、若い頃どんなに彼女が男性関係に奔放だったのか?
それは結婚の仕方、離婚の仕方でも理解できるだろう。
最初の結婚は、所属していた「青年座」という劇団の団員の男性と恋に落ち、78年に結婚。そして1年半後に離婚している。
2度目は85年、彼女が32歳の時に一般人男性(韓国人とも言われている)と再婚し、このとき長女のこと美さんを出産。
ただしこと美さんをお腹に宿したのは結婚前であり、要するにこの場合にはデキ婚だった。
そして同じく1年半後には離婚しているが、2回の離婚の理由、いずれも貧困生活による経済的な圧迫が原因だと言われていた。
だが一方、特に2度目の結婚相手はとんでもなくヒモ的な存在だった男性だったとも言われている。
なので2度目の離婚劇の原因は
「夫とのすれ違い」
だったと高畑さん本人は遠回しに主張しているようだが、こと美さんがデキ婚で産まれているし、実のところこの男性に素行的な問題がすごく多かった、そういう解釈も出来るかもしれない。
そしてまた、裕太氏はこの2度目の結婚相手になった男性の子供ではないことが分かっている。
何と彼女が不倫の相手として付き合っていた、俳優で『相棒』の刑事役を務めていた大谷亮介氏(62)だと言うことが判明している。
つまり裕太氏は不倫の子供ということになる。
今更彼に同情することも出来ないが、裕太氏が自分の父親が誰だったのか、それを知った時の衝撃、そして悲しみはどんなだったのだろう?
ただ、こういう男性と結婚離婚を繰り返し、そして不倫もしていた高畑淳子さん、結婚こそしなかったかもしれないが、若い頃の彼女の周囲にはいくらでもパトロンの男性がいたことに違いないだろう。
それを今、細かく追うことは、おそらく彼女本人からの告白を待つしかないのかも知れない。
自分の奔放な男性関係が息子の育児に影を落とす!
息子の裕太氏が今回引き起こした問題については、彼自身がすでに成人していることを理由に母親の高畑淳子さんへの辛辣な攻撃を控えるべきだ、という声も上がっているようだ。
だが社会的、法律的には確かにそういう見方も出来るのかも知れないが、彼の人格形成、そしてそういう行為の元となったのは紛れもなく高畑淳子さんの若い頃からの男性関係、それを抜きにしては語れないだろう。
今の彼女に対して、そういうホストとか他の芸能人とかがついて回っているかどうかについては正直分からない。
だが少し前までこういう奔放な「息抜き」行為を繰り返した彼女のことだから、少なからずなにがしかの男性関係は結んでいるのかも知れない。
息子の裕太氏のしたことについて涙ながらに謝罪して会見に臨んでいた高畑淳子さんだが、よくよく考えてみれば
“彼女は自分がしてきたことを棚上げして、息子に背負わせている”
そういう見方も出来るのではないだろうか。
若い頃からの奔放な男性関係、女優や俳優という職業を持つ人々にとってはある意味それが人生経験かもしれない。
だが一般人にまで迷惑をかけ、その人生をめちゃくちゃにしてしまうような行為を身から出たサビのように自分の身内がしでかした以上、そういう言い方はもはや何の説得力もないというしかない。
法律的に、社会的に彼女の息子は被害者に償うことは直接に、そして大変多くある。
だが母親の彼女はそれと同等、もしくはそれ以上に苦しみが待っている。
そしてそれを受け止めなくてはならないに違いない。
えがみななみ