ベッキーの芸能界復帰が濃厚になってきているようだ。
それを受けて、世間の声はベッキーいらない、という感想がかなり湧いてきているという。
すでに妻帯者でありながらベッキーとの関係を持っていた川谷絵音さんがはっきり嫁との離婚を発表。とうとう来たか、という感じだ。
これを受けて、前かた川谷さんとの関係が終わったことを語っていたベッキーが、芸能界に復帰する可能性を大きく前進。
早ければ5月末の金スマで復帰ということをマスコミが発表している。
でも結局は視聴者あっての番組。
はたしてベッキーいらない、という世間の声にどう番組側、そして制作側は対応していくのだろうか。
ベッキーの謝罪の仕方、川谷の離婚に対する世間の声
川谷絵音さんはすでに嫁との離婚については長らく協議離婚の線で話し合いがもたれていたし、またすでに嫁とは別居状態に入っていることが知られている。
一方のベッキーは、あの不倫騒動以来徐々に番組出演が過疎けくなり、現在は完全に仕事のない状態だ。
それがある程度長く続いてきていたし、その前の不倫騒動の内容を知った世間の感情としては「もういらない」という声が多く出るようになった。
その間彼女はつい先頃まで関係各方面に向けて謝罪の手紙を書いて送っていたりしている。
だから一応の罪悪感もあったろう、という考え方も出来ないわけではないが、世間の見方はこれについてもちょっと違うのだ。
要するにこれらはすべて自分が芸能界に復帰するために行っているのではないか?
そのように世間は考えているようだ。
一方のテレビ制作側とか番組構成側、そして彼女の芸能人仲間などは一様に同情を示していることが多い。
もちろんそんな中でもいまだにかなりの批判を向けている関係者もなくはないのだが、それでも全体的に見れば世間の声よりは同情に傾いていると言えるだろう。
いらない、やっぱり必要だ、あざとい、同情すべきだ、という相反する声がいまだ錯綜している、それがベッキーと川谷さんとのいまだに続く世間と芸能界の感想と言えるだろう。
ベッキーの復帰がなるか?それ以前に注目したこととは
ベッキーは復帰すべきか、それともいらないという世間の声が正しいのか?
ほとんど答えの出しようのない論争みたいなものだが、それとは別に私がこの二人の不倫騒動で今回あらためて印象深かったのは、世間と芸能界の意見の対立、そして同時に世間と芸能界の注目をこれだけ引きずっている、という既成事実だ。
芸能人の熱愛関係とか不倫騒動はこれまでにも無数に湧いてきたものだが、いつの間にか時間の経過とともに立ち消えてしまったりうやむやになっているはずだ。
世間も長らくそういう情報に触れると忘れるものだし、芸能界側も自分たちの抱える芸能人の活躍を期待する方向性から、そういうふうに波風が収まっていく。
だがこのベッキーの件については、彼女の復帰と川谷さんの次々出てくる発言の内容を巡って、そのたびに騒動夜話代が刷新され、新たに世間の注目になってしまうのだ。
これが今までの芸能人を巡る多くの騒動とは異なる点ではないだろうか。
正直私の友人の中にも、川谷さんも含めてベッキーはいらない、という意見の女性もいる。とりわけ既婚者で、しっかり家庭を営んでいる友人女史などの視線はかなり辛いものがある。
時間が経つほどに次々新たな情報や発言が出てきたりするので、どうしても世間の感情も刷新され続けてしまうようだ。
“戦友”であればこそベッキーに同情も
ベッキーの復帰が本当になるのかどうか、金スマに出演することで彼女のカムバックを支えているのはおそらくMCの中居くんあたりかもしれない。
中居くん奈良ベッキーに同情的なのはわかる。
以前彼女は中居くんに、芸能界と結婚を両立させることについて相談もしていたし、中居くんはああいう性格だからやっぱり同じ芸能人仲間を捨て置く気持ちにはなれないだろう。
世間はいわば第三者なので、ストレートに「いらない」と感想できるが、中居くんや彼らのように同じ仕事に向かう“戦友”同士ならばベッキーの復帰を願う気持ちを持つ芸能人は多くなるのかもしれない。
そんな芸能人仲間、番組制作側の押し立てるベッキーに世間がどう反応するのだろうか、まずは金スマに注目が集まることは間違いない。
山口昌子(やまぐち あきこ)