歌舞伎俳優の市川海老蔵さん（39）には隠し子がいることが分かっている。
そのかわいそうな隠し子と母親の日置明子さん（43）に、このところ再び会いに行っていることが判明しているようだ。

市川海老蔵さんが日置明子さんとの間に隠し子をもうけたのは2012年、さすがに本人もかわいそうという親心が立ちこめているのか？
だが今、どんなに海老蔵さんがかわいそうだといっても時計の針を巻き戻すわけにはいかない。
だとすれば一体どういう心境の変化があるのだろうか。

海老蔵が隠し子に会いに行くのは「かわいそう」に思えてきた？

市川海老蔵さんには今、正式に結婚して元フリーキャスター・小林麻央さんとの間に二人の子供たちがいる。

その日陰に隠れてできた隠し子は今、15歳になる娘さんだ。
海老蔵さんが24歳、日置明子さんが27歳の頃に誕生したという。

その隠し子の娘さんにして見れば実の父親としてもかわいそうだという憐憫の情もあることだろう。
だが少なくとも隠し子のこの女の子と日置明子さんとはそれほど今まで会いに行くことはなかったようだ。

なぜ分かるかといえば、もしもそういう事実があれば文春あたりの週刊誌が黙っていない。
今の時点で市川海老蔵さんが日置明子さんたち二人に会っている、というスクープがいくらでも誌上を飾るに決まっているからだ。

一つにはやはり15年も実の娘を放り出していたこと、毎月100万円とも言われる養育費を彼女たち母子に仕送りしていたとも言われ、認知もしているが、それでも情としてかわいそう、という思いが年齢を重ねる度に出てきているのではないだろうか。

もう一つは2002年1月に生まれ、現在中学3年生になる隠し子の女の子、その将来の進路もいろいろ考えなくてはならない時期になって来たと言うことがあるだろう。

実の娘のこととして、海老蔵さんも彼女のために進学する高校や将来の身の振り方など、考えなくてはならないことが山のように積もっていることは十分考えられる。
あくまでも私個人の考え方だ。

なぜ日置明子と結婚できなかったのか

市川海老蔵さんが日置明子さんと出会ったのは、彼が17歳の高校生時代、グループ交際の中だといわれている。

高校卒業後、真剣な交際に発展し、出会いから結局6年間の交際期間になったようだ。
その結果、今の隠し子に当たる女の子は彼女が2001年に妊娠し、それを彼女が産みたい旨を海老蔵さんに報告し、
“結婚はしないが認知はする”
という意味の返答したことが知られている。

その結果、日置明子さんは産むことを決意し、今の現実がある。

彼女自身が一概にかわいそう、といえるかどうかは二人だけの秘め事になるから第三者として想像するしかないけれど、少なくとも個々で海老蔵さんの方はきっぱりと結婚を拒否していたことになる。

なぜ結婚を拒否したのだろうか？というのが海老蔵さんしか知り得ないナゾなのだが、いろいろと彼の周囲を考えれば思い当たるかも知れない。

一つには、歌舞伎界の御曹司である彼に対して、日置明子さんは年上。
旧来の慣習を昔のままに引きずって今に至る歌舞伎界のことを考えれば、女性の方が年齢が上だというのはどうしてもマイナス要因になることだろう。

 

また、そういう世界の海老蔵さんは、はっきりと遊び相手と結婚相手との区別をしているということも十分考えられる。

現に今の妻の小林麻央さんに出会って結婚する以前まで、彼の激しい女性関係は有名だったし、海老蔵さん自身も
“遊んだ女性は数え切れない”
という意味のコメントを以前していたことがあった。

日置明子さんは、どちらかと言えば隠し子さえあるけれど、そういうかわいそうな女性たちの一人になってしまっていたようだ。

歌舞伎役者の結婚相手の女性、その条件が実際どういうものになるかはなかなか分からないし、それこそ当事者だけの極秘事項になるかも知れない。

だが結婚後、梨園の妻として相当な気苦労があるのはよく知られているし、贔屓筋の人たちの相手も十分に対応できるような努力や資質も求められるだろう。

だから「あるいは」という話になるけれど、彼女のように高校生の様な未成年を相手に交際するような女性、はたしてそういう素行から考えていかがなものなのか、という疑問も湧いてくるのかも知れない。

あともう一つ、よく言われることだが、歌舞伎役者として結婚する相手の女性は、目の大きな人が条件になると言われている。
これは歌舞伎の「睨み」を作る上で、大きな目をしていることが必要になるためで、生まれてくる子供の目が大きくなることを期待するためにも、逆に小さな目の女性は結婚相手になれない、という厳しいものだ。
日置さんの目は確かに大きいとは言えず、逆に妻・小林麻央さんの目が大きいことがこの裏付けでもあるかも知れない。

日置明子と隠し子の女の子は今どこに？

市川海老蔵さんが日置明子さんと隠し子の娘さんとに会いに行く様になったのは、彼が小林麻央さんと結婚し、二人の子供をもうけたこと後のこととなる。

子供たちを新たに設けて家庭を持ってみると、何らかの心境の変化も湧いたのだろう。
また異母兄弟になるということで、自分の子供なのにかわいそうだと思う気持ちもあらためて湧いてきたにちがいない。

そういうわけで、今現在隠し子と日置さんには月一のペースで会いに行っているとのことだが、その住まいは一体どこになるのか？
これもいまだ興味の尽きないこととなる。

日置明子さんは鳥取県出身で、父親が産婦人科医だという彼女のことだからもしかして実家に戻っているのではないか、とも憶測されるが、2011年には東京首都圏のとあるベッドタウンに住んでいるという報道があった。

恐らくは海老蔵さんが隠し子と会うには、その方が現実的な感じだし、彼自身、自分の実家とさほど遠くない場所に新居を構えてもいる。
確証はないけれど、かわいそうな実の娘のことを思いやって、意外と今もすぐ近くに住まわせているのかも知れない。

ただ、今は中学生だけれど後に成人したときには、海老蔵さんの隠し子だと言うことで再びマスコミの俎上に上がることになるだろう。
実の父親として、今の妻・小林麻央さんやその子供たちを守るのと同じく、彼がその時奮闘してくれることを願いたい。

えがみななみ