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稲垣吾郎は演技が下手?いやいやとんでもない実力がある、という声が多数な理由

稲垣吾郎さんの演技力について、あらためてスゴイ、という声が多くなってきている。
彼が出演していた不倫ドラマ「不機嫌な果実」で見せている迫真の演技が話題になっているためだ。

たまに下手だという意見も見かけたりするが、圧倒的には彼の演技力について絶賛で、悪く言う声はほとんど目立たないようだ。

だが、かといって「不機嫌な果実」で彼が演じるのは主役ではない。
一見ぬぼーっとしたマザコンのさえない夫役だ。
もちろんそんな役でも、稲垣さんが演じれば華やいでしまうのだが、表向きそんな雰囲気を見せているのだから、下手というレッテルを貼られたりするのかもしれない。

だが、映画やドラマで主役を演じたこともあれば脇役もある。
そして悪役もあれば正義の味方もある、何でも出来る。
それが稲垣吾郎さんだ。

本職の役者でもこんな広くレパートリーがあるわけではないだろう。
それを考えても彼の演技力には非凡さが見え隠れしてしまうのだ。
そんな不思議な魅力をたたえた彼の演技にちょっとメスを入れてみたい。

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稲垣吾郎は絶対に演技が下手ではない

稲垣吾郎さんはSMAPの中でも不思議な位置にいるタレントだ。
大きく目立つ存在でもないが、かといっていなくてもよいというようなことはない。
しっかりとグループを支えている、そんな実力のようなものを秘めている感じがする。

ただ、あまり表情を大きく変えないのはやっぱり稲垣吾郎さんの特徴で、芝居でもそういうところを見せたりするので、どうしても見方によっては演技が下手とも取られてしまうのかもしれない。

だが、稲垣吾郎さんの映画やドラマでの活躍を知るファンは、恐ろしいまでの彼の演技力を知っているはずなのだ。

たとえばずいぶん前になるが、映画「13人の刺客」で見せた彼の悪役ぶりは、“怪演”といわれるほどに鬼気迫るものだった。

江戸時代を通じて最悪の暴君と言われる明石藩主・松平斉韶(まつだいらなりつぐ)の演技は、ファンや視聴者だけでなく、ベネチア国際映画祭でも異例のスタンディングオベーションで迎えられている。

つまり海外でも映画専門家達から絶賛を受けているのだ。
もちろん国内でも同様で、映画「13人の刺客」の監督である三池崇史さんなどはその演技に手放しで絶賛しているほどだ。

もちろん他にも多くの映画やドラマで稲垣さんは活躍しているし、それはとりもなおさず、専門家達から彼の演技力について高い評価を獲得していることは間違いない。
だからこそ稲垣さんは多くの映画やドラマに出演していると言える。

なので演技は絶対に下手ではない。
下手ではないどころか、もしかしたら普通の人の理解を超えているのかもしれない位すごい演技力を有する、そしてポテンシャルがあふれているのが稲垣吾郎さんではないだろうか。

彼の魅力の一つは、つかみ所がないくらいに広いレパートリー

ではなぜ稲垣吾郎さんの演技について、そんな下手などと言う声が出てくるのだろうか?

単なるやっかみみたいなこともあるかもしれないが、一つには、彼のレパートリーが広すぎる、ということがあげられるだろう。
ヒールから善人までやってしまうし、主役もやれば脇役もやる。

そして脇役にも数々あるけれども、今放送中の「不機嫌な果実」の中で演じているようなさえないマザコン男までこなしてしまうのだ。

そしてかといって、ドラマや映画だけでなく、他のSMAPのメンバーもこなしているのだが、バラエティ番組にも出演している。

彼の演技は一見私などが見ると、表情の変化に乏しいしすごくクールに映る。
イケメンなのはわかるけれど、普通私のような素人は、顔の表情が非常に豊かに変化したりする役者を演技力が高いと言ってしまいがちだ。

だがいったん彼がそのようなクールな表情の中で、鋭い視線を投げたりわずかな動きをしたりすると非常に大きな説得力を持つように感じる。

彼のレパートリーの広さは、そんな彼独特の演技から来るものでもあるだろう。
それにSMAPのメンバーというバリューが加わることで、いっそう作品を華やかなものにしていると思うのだ。

今回の「不機嫌な果実」でも、彼が演じる濡れ場や確執の場面では、スゴイ緊張が感じられるし、ドラマがやっぱり華やいでいるという声が多い。

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稲垣吾郎のハマリ役は何か

ただ、どんな優れた役者であっても、やっぱり一番その役者の味が出る役どころというのがある。

それがハマリ役というものになるが、このようにレパートリーの広い稲垣吾郎さんのハマリ役があるとすれば、どんなものがあげられるだろうか。

いろいろな意見があるのかもしれないが、私が個人的に感じているものとしては、やっぱり金田一耕助じゃないかな、と思う。

良く言われることとして、ドラマや映画の主役はイメージが固定されしまい、その中で演技しなくてはならないから窮屈だそうだ。

逆に脇役はそういう主役をもり立てるためにある意味主役よりも演技力が優れている必要がある、という意見もある。

また、よく時代劇に言われることだが、「正義の味方」の主役よりも悪役の方が、いろいろと役作りや演技に工夫も出来て面白いなどと言うこともビートたけしさんが語っていたことがあった。
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ただ、私も稲垣吾郎さんが好きなので、彼にはあくまでも主役が向いていると思いたいし、また悪役が得意とも思いたくはない。

正義の味方、それでいて稲垣さんのあのナゾめいたイメージにぴったりなところが安心できると思うので、金田一耕助シリーズを選びたいのだ。

独断偏見で申し訳ないのだけれど、そんなわけで稲垣吾郎さんは決して演技力のないタレントではない。

それどころか、あれだけいろいろな役を出来るわけだから、今後彼の努力次第では、自分で映画監督になったりして映画の制作を手がけると言うこともあるのではないだろうか。

私の妄想を続けてしまうけれど、そのとき稲垣吾郎さんが自分の後継者みたいにして選んでくる出演者、中島裕翔君あたりかもしれない。笑

えがみななみ

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