お泊りデートを二人で過ごした夜、なぜか何もしないまま明くる朝を向かえた。
しかもこちらが拒否したわけでもない。
いや、たとえ拒否しても何らかのアクションを彼氏が起こすことを期待していたはず。でも結局何もしないまま。してくれもしない。
あまりにも胸にぽっかり大きな穴が空く一夜だった。
という、お泊りデートとは名ばかりの夜を経験すると、貴方だったら悲しくなるだろう。
そんな体験、しない方が良いし、そんな一夜だったらわざわざお泊まりデートの意味ないと考えて当然だ。
でも、友人女子にはそういう不幸な体験者がいる。
ただ、一口にそういう体験を不幸とか言い切って良いのかはまた別かも知れない。
その彼女の体験をもとに、一般論も含めて探ってみたい。
単に一夜をともに寝る「だけ」のお泊りデートは最近増えている?
お泊りデートにせっかく同意して、ホテルなどで好きな男性と一夜を一緒に過ごしても、結局何もしないままだった、と言うケースは少なくとも私の友人を見渡す限り、聞くのは初めてだった。
でも考えて見たらこういうお泊りデートの「何もしない」パターン、密かに増えているんじゃないかとも思う。
統計を見たことがないし(統計してる人いるんだろうか? 笑)、私自身もそんな一 夜などあり得なかった。
そもそもお泊りデートというのは、そういうことを「するチャンスを女性が了承した」こととワンセットだ。
誰もが同じことを考えるだろう。
でも、その理由を確かめてみると確かにそれなりに説得力のある理由がある。
そしてそういう理由を前面に立てて、結局単に本当に二人で川の字になってぐっすり朝まで熟睡。
そういう倦怠期の夫婦みたいな一晩があるようだ。
そしてそれが増加傾向にある、というのではないだろうか?
でなければ私の友人など、身近な女性がそういうヒサンな体験をするわけがない、ということ。
こじつけみたいなものも有るけれど、もしかしたら今後、お泊りデートを男性と過ごす女性の方たちは、「しないままで終わる」場合もなきにしもあらず。
それを覚悟しておく必要がありそうだ。
彼女のケースはよくありがち?拒否し過ぎて彼氏がドン引き?
で、お泊りデートの夜、なぜ男性が女性に何もしないままで終わってしまったのか、いろいろ理由があるかも知れない。
デモそんな中で、友人の彼女のケースがもしかしたら一番ありがちかも知れないから、ちょっと考えて見よう。
結論から言えば、彼女の方が拒否しすぎたようだ。
そしてややこしいのは、彼女が本音から彼氏に何もしないよう願っていたわけではない、ということ。
でも結局彼女のそういう態度が、ホンネとして彼氏の方に映ってしまったらしい。
「だってお泊りデートでしょ。そういうことを期待してなきゃわざわざ高いお金出してホテルに一緒に夜泊まるなんてことしないじゃない?」
「だから確かに私も『本当に何もしないでよ!』みたいなことは言ったんだけどね、でも本心からそういう気持ちだったら、わざわざ一緒に泊まらないって言うの!」
それを彼氏ったら分かってない、みたいなことをグチグチ語り尽くそうとする。
でも、私自身の恋愛体験を不利かエッ見たりすると、女性の一言がずいぶんと男性の気持ちを傷つけてしまったりすることは結構多いのだ。
そしてまた、男性というのは外見にかかわらずすごくデリケートさがある。
それこそ女性の方から気づかないレベルのことだって合ったりする。
恋愛初心者マークの時にはこの機微が分からず、うっかり何でも好きなことをしゃべってしまうことが多かった。
それでいつの間にか彼氏の不興を買ってしまっていた、という出来事があったりする。
男と女の関係、こういう外見に寄らないようなメンタルな部分もいろいろ絡んでくるから難しい。
でも、こうしたケース、なんとなくだが最近多くなってきてはいないだろうか?
恋愛関係以前に、多くの人たちがなかなか生身の人と密接につながりにくくなってきているような昨今、ちょっとした言葉のすれ違いが大きな環状の溝をつくる、そういうパターンが多くなってきているようにな感じがする。
その余波というか、それで極端なケースとしてわざわざお泊りデートをしながら、全然何もしないままという、ヘンな夜を迎えてしまう、と言うことも増えていくかも知れない。
男性が女性に気後れして、手を出せなくなってきている?
もう一つの理由は、女性と男性の社会的地位が見かけ上ではあるけれどかなり拮抗してきている。
そうなると女性の方がイニシアチブをとる様なケースが出て来る一方、男性の方が気後れしたり、また自分自身が好きな彼女の前でも自信を持てなくなってしまうケースも出てきているのかもしれない。
特にお泊りデートに不慣れな男性だったら、女性のそういう一言二言で気持ちが窮地まで追い詰められてしまうような気にもなるかも知れない。
その他にも実際仕事が立て込んだりして本当に疲労困憊している夜になった、それがたまたまお泊りデートの夜だった、ということもあるだろう。
女性の方からアクションを起こすことも視野に
ではそういう風にお泊りデートという、ある意味二人にとってとても大切な夜をちゃんと過ごせるためにはどうしたらよいのだろうか?
その解決策はやはり、女性から何らかの行動を起こして、彼氏がそういう行為をしないままでいるのを防いであげる、背中を押してやる様な助け船を出すことが非筒挙げられる。
あけすけに誘惑をするというのも手かも知れないが、一つ間違えば貴方自身がそういう軽い女に見られることもある。
だから慎重になることも一方で必要だ。
たとえば彼の視界の中で貴方の方が後ろ姿を見せる、目線をじっと合わせたり、または服装やポーズなど、その気にならせる様子を見せるのもよい。
何もしないままでは二人の関係も劣化する可能性が!双方の努力も必要に
そんなわけで、何もしないままの一夜を過ごすことを避けるという目的で、その方法を挙げてみた。
お泊りデートというのを全面的に私は肯定するつもりはない。
一つの婚前交渉のうち、と軽く考えることも出来るけれど、その後結婚して家庭生活を営むようになると、むしろそういう性急な行為を我慢できなかった、またはしがちだったという事実はあまりよい影響を与えないように思うからだ。
ただ、それでもあくまでも二人の合意次第だし、それ以上にお泊りデートというチャンスの中で逆に何もしないままだった、というのはお互いにトラウマになる場合もあったりするだろう。
将来を見つめる中で、ぜひ最良の関係を結婚につなげられるよう彼氏との関係を続けて頂きたい。
その中で、貴方自身も彼氏に対して何をするべきか、一つ一つ考えながら支え合って行ければ良いにちがいない。
えがみななみ