浮気はしてはいけません。
これ、当たり前の話。
いずればれるモノです。
そして、相手も傷つきます。

ただ、浮気と聞くとどうしてもつきあっている男性側、つまり彼氏がソレじゃないかと思いがちかもしれない。
けれど、ちゃんと女がする浮気も世の中にはある！
当たり前、というか、言うのもはばかるんだけれど、ちゃんとあるから仕方ない。
もちろんコレも、ばれるばれないの問題ではなく、基本しちゃいけません。

と、私が言える立場か？

というわけで、自戒の意味を含めてごくごく身の回りにおきた、そして結局バレバレにばれた浮気の話をちょこっとお伝えしてみます。
どーか世の皆様、反面教師にしてください。

言い訳できるか？スマホ履歴の浮気情報

はっきり最初に言ってしまうと、私の感じる限りだけれど、浮気でばれるのが一番多いんじゃないか？というその原因がスマホ。

浮気なんかスマホ見ればドンピシャで発覚してしまう、といってよい。
知らない人は、ぜひこの機会にキモに銘じておくと良い！

スマホ履歴をこまめに消す人は別だけれど、そうそうそんなに「過去」をたやすく消し去る事のできる人はいない。少なくとも私を含めて、私の周囲には皆無だ。

当たり前の話、当人はスマホ履歴を通してそんな自分の「悪事」がばれることなんかない、と思っている人が大半だろう。

だから、
「履歴消すのが惜しい！」
という思いは激しく同情する。

でも、同情まででストップ。
もう後はいつばれるのか、それを指折り数えておいて、その「来たるべき時」に備えて心の準備をしておいた方が良いかもしれない。
スマホって、それほどに実は危険なのだ。

ソレというのも、何が正直といって、スマホほど正直なものはないからだ。
「だって浮気している男の人と連絡が取れなくなっちゃうじゃん」
という御仁は、あきらめて、遅かれ早かれ浮気の恐怖に遭遇する運命だと思った方が良いかもしれない。

道で倒れたら、駆けつけた警察官や救急隊が真っ先に見るのはスマホ

仮に、もしものことだけれどあなたがどこか見知らぬ土地で、路上か何かで気を失って倒れていたりしたとき、駆けつけた警察官は一番先に何を見ると思う？
スマホなんですよスマホ！

そして、あなたのスマホのLINEや電話の履歴を見て、警察が一番親しいと思う人のところに電話をかけるんです。
知ってましたこれ？

だから、スマホで浮気の相手としょっちゅう会話していたり連絡取っていたりすれば、浮気があって当たり前。

ついでに付け加えておくと、仮にばれるのが怖いからと言って、それこそ一生懸命に毎度毎度、浮気相手とのスマホ履歴を消したとしても、それで安心。

なワケじゃない！
電話会社の方に履歴がすべて残っているからだ。
まあ、よほどシビアな事情にならないと、そこまでは調べられることはないとは思うけれど、一応念のために知っておいた方が良いだろう。

というか、ばれるかどうかじゃなくて、浮気はしちゃダメですよねやっぱり！

こんなところで彼氏と出会った？人間心理の奥深さ（爆）

ではそろそろ、浮気がばれる恐ろしいエピソードをちょっと語ってみよう。
もちろん彼女は、本命彼氏に自分の浮気がばれることなんかあり得ない、と意気込んで次点の彼氏とつきあっていた話になる。
ひとまず彼女は私の友人、としていただいてよい。

とにかく彼女、その次点彼氏とめでたくというか意気投合して、ちょっと温泉旅行に行ってみたいな、なんて思っていたらしい。

それをその男性に打ち明けて、お互いに行く先をいろいろ調べてあーだ、こーだ、と考えた末、行き着いたのがさる裏日本、場所は中国地方の日本海沿い、有名な大きな神社に近い、そしてやっぱりすごく歴史の古い温泉だった（ここまで言ってしまうと予想つく人もいるかと笑）。

なぜそこに決まったかというと、その近くにある、例の大きな神社というのがいわゆる「縁結び」で超有名、そして女性たちのある意味あこがれの観光地でもあった。
だから、結局その神社の近くで、それなりに有名な温泉と言うことでハナシはまとまり、予定通りの「甘い楽しみ」にふけっていたそうな。

ところが自宅から遙か千㎞以上も離れている、遠い遠ーいその温泉地でのこと、彼女とその次点彼氏とで夜更けの温近場をそぞろ歩いていたとのことだったが、なんとなんと、そこで出くわしたのは他ならぬ本命彼氏!

 

「えっ何で？」
暗がりだから顔がばれるかどうかもわからない、普通だったらそう考えるかもしれない。
けれど、もうその本命彼氏とはけっこうイイ線できあがっていたこともあってか、ホンの1秒足らずで、本人だとわかったとか。

それは相手の本命彼氏も同じだったようで、一人でぶらついていた彼氏はその彼女が、見知らぬ男性とべたっとくっついて歩いている姿に凍り付いたようだ。

何でこんなことが起こったんだろう？
わざとばれるのを承知でこんな行動に出たのかもしれない、そう思うのが当たり前かもしれない。

けれど、私も耳学問でしかないのだが、

人間の行動というのは一見、つかみ所がないほどに様々に見えているようで、実はすごく決まったルートをたどる事が多いモノ

だとか。
ただ、思い当たることがあるんだけれど、と彼女は言うのだが、本命彼氏といろいろ旅行のハナシをずいぶん前にしたときに、この修羅場での温泉地をほんのわずかに引き合いに出したことがあったそうだ。

それこそ、
「あっ、この〇〇神社の近くって、神社も古いからやっぱり歴史的に古ーい温泉もあるんだね」
と言ってみたことがあったとか。

ばれる事のないように、彼女も自宅から遙か遠くを旅行地に選んで「喜び勇んで」浮気に走ってみたらしいのだが、結局この日、本命彼氏からスマホにがんがん連絡が入り、その怒号と勢いに負けて白状。
本命彼氏との関係はあっという間におシャカになってしまったとか。

その後の彼女、いやー泣いた泣いた反省してた。

スマホで実は「墓穴」を掘っていた彼女？

で、ハナシをスマホに戻すけれど、実は彼女の浮気、ある程度は本命彼氏も怪しんでいたフシもないわけではないらしい。

というのも、彼女は自分の持っているスマホを彼氏には（疑われないように）よく見せてもいたのだけれど、なぜかそれはいつも念のために履歴をマメに削除していた、その後でのことだった。
もちろん本命彼氏とのLINEなどのやりとりは、別に残しておくなどしていたらしいのだが。

ところが、その修羅場の夜にかかってきた彼氏からの言い分だと、どうやら彼女のそういう操作というのが、ある意味「完璧すぎる」ほどだったらしい。

詳しくは言わないが、結局ばれるのを極力心配した彼女、消さなくてもよいようなスマホの履歴まで消してしまったらしく、ソレがかえって本命彼氏の目にとまったのかもしれない、というのは彼女の言い分。

ということは、結局彼女、浮気がばれるきっかけを自分で作っていた事になる。
そう言われてもしょうがないかもしれない。

浮気するくらいなら早く結婚？

そういうわけで、男の浮気もよくないけれど、女の浮気はある意味男のそれよりも深刻なダメージを自分自身に与えかねない、と思う。

何しろ男性と違って、女性は妊娠というリスクも抱え込むことになるし、そうして間違った行為をしてしまうことで、将来の結婚生活に大きな暗い影を落としかねない。

確かに本命彼氏との間に不満もあったりして、ソレが鬱積して次点彼氏などと親密になるのだろうけれど、そうやって浮気が思わぬところでばれることで、倍返しで自分自身に跳ね返ってくる、そう思った方がよい。

不満があったらお互いによく話し合うこと、喜怒哀楽をきちんと分かち合うこと。
そして、妙な期が起こる前に、早く結婚してゴールインを目指すこと。
月並みだけれど、これが恋愛の正義にちがいない。

えがみななみ