つきあい始めてちょっと時間が経つと、彼氏を呼び捨てで呼んだりする方は多いだろう。
逆に彼氏の方から呼び捨てで呼ばれることも多いけれど、そうやっていくと二人の関係がステップアップしてきたという気持ちが生まれてくる。

でもそのタイミングというのがちょっとわかりづらいかもしれない。
中には変にタイミングを間違えて彼氏を呼捨てしてしまって、二人の関係が壊れてしまうのが心配になる人も多いはずだ。

そこでそのタイミングを見つけるポイントを3つお伝えしてみよう。

呼び捨てにされるのは付き合いがうまくいっている証拠？

ここで念のため、貴女が彼氏を呼び捨てにする、彼氏が貴女を呼び捨てにする際は、普通に考えればわかるけれどあくまでも「下の名前」で、ということ。
これがまず大きな前提になる。

逆に上の名前つまり「名字」で呼んだりしてくるのは、仕事場で上司が部下を呼ぶように、特殊な人間関係の場合になるはずだから、ひとまず外しておこう。

その上でいちがいに言ってしまうけれど、彼氏が貴女を呼び捨てにしてくるようになるというのは、貴女が彼氏に「受け入れられてきた」証拠だと思ってよい。

そこそこの期間付き合ってみて彼氏が貴女のことをそこそこわかるようになってきて、その上でどうやら貴女が「自分の彼女にふさわしい」と、ある意味彼氏が認めてきたはずだ。

だから、これも大まかにいえば、彼氏が貴女のことを
「自分の彼女にはふさわしいらしい」
と考えて、それで彼氏もある意味で貴女を呼び捨てにする「決断」をしてみたのだ。
だから二人の関係は少なくとも彼氏の目から見て「うまくいっている」。
そう考えてよいだろう。

そして貴女にとっても、彼氏を呼び捨てにする、というか「呼び捨てできる」ようになるというのは、貴女の目からも二人の距離が一歩縮まってきた、親密感が増えたということ。
それを実感できるし、またそういう関係になってきているという自信がつくにちがいない。

その1　ちょっと親密になったときに「後押し」で

そこで貴女の方から彼氏をいつ呼び捨てにしていいのか？
ということを考えると、上の様にそういう親密感、距離の縮まりを貴女が感じるようになったなら、それが一つの潮目だろう。
そういう感覚を貴女が持った時点で、二人の関係を「背中から後押し」するわけだ。

もちろんカップルごとに差はあるかも知れない。
けれど、付き合い続けてしばらく経てば、お互いのこともわかるようになってくるし、その上でお互いの気持ちのコントロールとか「付き合い方」だって慣れてくる。

そうやってお互いに慣れてくる、それが実感できるようになってきて、親しみが増した時点というのは、一番よいタイミングになるはずだ。

その2　マンネリ気味の関係になるのが怖くなってきたら

もう一つは逆のケース。
付き合ってある時間が経つと、確かにお互いを知るようになってくるけれど、その反面お互いの欠点とかもわかってくるはずだ。

そうすると、デートなどでも確かに楽しい時間を過ごすことがある一方で、不快になる場合だってある。
それがお互いの関係がマンネリ化する入り口にもなる。

そこでそういうマンネリを薄々気づき始める、そういうときに彼氏を呼び捨てにしてみるというのが一つの打開策。
お互いの関係に新鮮味を持ち込むことが考えられるし、場合によるけれどマンネリ気味な気分を一掃して、逆に関係をもっと親密にさせる可能性だってあり得る。

でも問題なのは、そういうマンネリ気味な場合に、一番よいタイミングを見て呼び捨てをした方がよい、ということだ。

たとえばマンネリ期間が延々続いて、お互いにどっぷりネガティブ意識に浸かったら要注意だ。
そんなときに呼び捨てにしたりすると、かえって彼氏の怒りを買ってしまったり、ケンカになってしまうかも知れないからだ。

その3　イチバン鉄板？彼氏の方から呼び捨てにされたら貴女も！

ということは、その時点より後だったら貴女が彼氏を呼び捨てにするリスクもグッと減ることになる。
なぜかというと、お互いに「公平に」呼び捨てになるからだ。

彼氏の名前を不用意に呼び捨てにしてしまうことで、彼氏の反感とか不快感を買うことも薄らいでくるにちがいない。

これが逆に彼氏だけから一方的に呼び捨てにされるばかりで、貴女の方では相変わらず「〇〇さん」などというのはヘン。

かえって彼氏のほうで、
「俺は彼女から警戒されているのだろうか？」
みたいに考えてしまったり、場合によっては
「付き合いをこれっきりにして欲しい、という彼女のホンネじゃないか？」
みたいに詮索されることにもなるかもしれない。

だからこう考えていくと、呼び捨てにするというのはある意味で、お互いから
「付き合いがうまくいっている」
という信号を発しているようなものだととれるし、
「つきあい始めから比べれば、二人の関係がステップアップしている印」
ともいえるだろう。

逆ににつきあい始めてあからいつまでたってもおたがい「さん」とか「君」とか言い合っていると、気分的にはなかなか二人の距離が縮まらないし、実際これで悩んでいる女性も私の周りにチラホラ見かけるものだ。

だからハナシは戻るけれど、うまい頃合いを見計らって、彼氏を呼び捨てで呼ぶ、というかそう「呼んであげる」のは、貴女自身にとってもプラスになるにちがいない。

たまにいる？彼氏を「君」付けで呼ぶ女性

というわけで、彼氏を貴女が呼び捨てにできるようになるのは、親密な関係になってきていると言う印だし、彼氏にとっても付き合いがうまくいっている証拠になるので、上の様なうまいタイミングをこさえてトライしてみるのがよい。

もちろんカップルの関係は様々だし、中には彼女から呼び捨てにされるのが嫌いな男性だっていたりする。
それはそれで彼氏がどんな人かをあなたがよく知るべきだし、もしも間違って呼び捨てにして彼氏が怒ったら、呼び捨てをやめたりいろいろ話し合ったりして、関係をしっかりさせていけばよいだろう。

最後になるけれど、でも本当にカップルというのは様々だ。
私の知人の女性の中には結婚してもう40代になるのに、自分の旦那に向かって
「〇〇君」
とか
「おにいちゃん」
とか呼んでいる。
旦那さんがそれを聞いてむっとするかと思いきや、にこやかに
「うん」
と答えているらしい。
それでちゃんとケンカもなく、一つ屋根で10数年過ごしているとか　笑。