職場で気になる人とよく目が合う。
それでもしや私のを好きなんじゃないのか、と思うのは適齢期の女性だったらよくあること。
でもたいていは勘違い。
勘違いする原因、当たり前かも知れないけれど、相手の男性が好きだとどうしても目が行ってしまう。
職場など、二人が一緒にいるような場所では目が合うことが多くなるわけだけれど、よく目が合う、と自分で思うこと自体にも勘違いのワナが隠れている。
職場というデリケートな場所で、そういう失敗をやらかしてしまうと、良い目が出ないことが多い。
ではどう気をつけて行けば良いのだろうか、そして貴方の好きな人をどうやって本当に自分の方に目を向けてくれるように出来るのだろうか?
自身の思い込みが多い? 冷静に目が合う事実を振り返ることで解決へ
よくある事だが、職場で単にちょっと高い頻度で 男性と目が合う体験をすると、恋愛経験とか男性と余り接触することがこれまでなかった女性がよく勘違いしているものだ。
以前の職場では年若の後輩とか、同じアラサーの同僚でも全く男性経験の無い女性がよく勘違いしていた。
そしてさも深刻そうに、そして目をキラキラさせながら
「あそこの課の誰々が私のコトをよく見ている、すごく目が合う気がするけれど、もしかして私のことにきょうみがあるのかな」
と語りかけてくるのだ。
でも、その時私も相手の男性の事はある程度知っていたけれど、職場密かに目が合う様なことを意図的に気のある女性にする様な男性ではない、と踏んでいた。
むしろ彼は、いらだっていたり周囲の作業の進行の悪さなどからポカンとする時があったからだ。
だからこれだけでは間違いなく彼女の勘違い。
職場だろうと友人関係だろうと、自分の好きな人と目が合うとどうしても良い方にだけ考えすぎてしまう。
そういうシンデレラみたいな超プラス思考が恋愛経験の浅い女性には多いようだ。
自分の思い込みが際限なく膨らんでしまう、という感じだろう。
私がそういう彼女たちに話したのは、早とちりが一番怖いから、とにかく勘違いかどうか自分で分からなくともしばらく時間を置いて生還していること。
そうすれば自分だって冷静になるし、相手の男性だってもしも本当に好きならば、目が合うだけでなく、その後に彼女を惹きつけようと「二の矢」「三の矢」を飛ばしてくるはずだ。
そういう風にして、冷静に待つことで気持ちを確かめれば良い。
男と女はここまで視線のあり方が違う?
でも、確かに職場でも好きな男性がそばにいて、目が合うなどするとやっぱりドキッとするものだ。
そして人によるけれど、目が合う頻度、決して第三者から見ても多いとは言えないはずなのに、冷静でなくなってしまうことが多い。
それでけっこう何度も目が合う、と自分で思い込んでしまう勘違いもあったりするのだ。
それでなくとも職場という特殊な場所のため、たまたまその男性が仕事上で気になる物品が貴方のそばにあったり、視力が悪くて度の合わないようなメガネをかけているなどすると、ついそういう細かなものを凝視しようとしてしまう。
そういう時にバッタリ目が合う、というのが勘違いの最たるものだろう。
ちなみに、男性は好きな女性ほど無意識に視線を向けることが多くなる。
これに対して女性は真逆。
好きな男性ほど直視できないものだ。
でも、直視できないからこそ、回数が少なくても男性がこちらを見つめる、その時に目が合えば
「あの人、私のことをずいぶん見ているんじゃないかしら」
みたいによけい思い込んでしまう。
でも決して女性の感覚で、男性の視線を考えてはいけないのだ。
ただ、そんなためもあってか職場は目が合うことから勘違いするタネが尽きない。
酷いのになると、残業明けなどでやつれた表情になったりすると、物珍しげにジロジロ見る男性がいたりする。
そういう人、何となしに職場では中年男性に多かったように思うけれど偏見だろうか?(笑)
勘違いでもきっかけには違いない?自分の気持ちは確信できた!
ただ、そういうわけで勘違いの多い職場で目が合う行為。
たまたまでもハプニングとでも言えれば言えるかも知れないけれど、でも考えようによってはよいチャンスと言えるのではないだろうか?
というのも、ちょっと図々しい捉え方になるけれど、たとえ目が合うという行為がごくたまたま、全然相手の男性も何の気なしにしていたかも知れないにせよ、これだけは動かせない、という事実がある。
貴方の方で、その相手のことを
「もしかしたら付き合ってもらえるんじゃないか」
というように、心が動いたこと。
交際相手にしてもらえるかも、と考えたことだ。
アラサーになるとひときわ出会いのきっかけが少なくなるし、出会いが多い職場であってもなかなか自分の年齢、そして20代の若い同僚女性たちからは引け目を感じてしまう。
でも勘違いにせよ、そういう自分の心に触れた、自分の気持ちを自分で確信できた。
このこと自体は喜んで良いのではないだろうか?
そして、先のことを考えれば、多少の失敗は人間誰だってするもの。
神様がくれたチャンス、と思い切ってアタックしてみて良いにちがいない。
最初に私は「良い目が出ないことが多い」とお伝えしてみているが、あくまでも自己責任で、そしてその後のいきさつにしっかり対応する覚悟があればそれでも良いと考えている。
私の身近な人たちのことを見つめれば、結婚に至るまで必ずと言っていいほど何かのアクシデントや偶然などが起きている。
結婚相手との出会いだって偶然のたまもの。
その可能性を少しでも広げる努力、それも絶対に必要だと信じて止まない。
えがみななみ