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睡眠不足でがんになると知って驚いた!一番気をつけないといけないことがある!

睡眠不足が元でがんになるという、なんとも物騒な話がある。
もちろん一日二日の睡眠不足・徹夜の話などではなく、継続的・習慣的に睡眠不足 が続くと、ということのようだ。
だが、それでも嘘ではなく、がんになる、正確には「なりやすくなる」という。

しかしながらがんになる、などと聞くと、
「まさか、たかが睡眠不足くらいでそんな大それた病気になるわけないでしょ?」
と考えるのが普通のはずだ。

確かにそんなことくらいでがんとかになってしまったら、私たちは大変なことになる。
日常的に仕事やいろいろな事情で睡眠の足らない毎日を過ごしている、そういうケースだっていくらでもあるからだ。

でも確かに医学的に根拠もあるし、そこで一番気をつけないといけないことがどうやらあるようだ。

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睡眠不足でがんになるというのは嘘ではない?驚くべき睡眠の働きとは

睡眠不足というのはどうしても軽視しがちなのだが、実際にはがんになるリスクが高まる、という医学的研究の結果が報告されている。

睡眠不足が慢性化すると、免疫力が低下し、様々な病原菌やウィルス感染しやすくなり、これがんになる直接の原因になる様だ。

その中でも特に乳がんになりやすいともいわれている。
これは睡眠中、乳がんを抑えるメラトニンというホルモンが分泌されることによると言われているが、睡眠不足が常態化してしまうとこの分泌が妨げられてしまうためだ。

その他、代謝も衰えて疲労も回復しなくなる。

また、記憶力が減退して感情も不安定になってきてしまうのだ。
このため、うつ病やアルツハイマー病の罹患率も高くなり、また心臓疾患や高血圧、糖尿病の罹患率も高まるという、行ってみれば病気のオンパレードみたいな事になってしまうという。
病気
医学的な情報や事実をかいつまんでみたけれど、まだいわば氷山の一角のようなものだ。
だが、これだけでもすごい健康リスクがあることが分かる。

しかしながら、逆にみれば睡眠をしっかりとり続けることで、がんになるリスクの他、こういった様々な健康トラブルを回避できていることとなる。

単に布団に入って寝るだけ、そして8時間きっちりの睡眠というのは、一見贅沢な日常行為にも見えてしまう。
ところが断じてそうではなく、必要十分な睡眠というのは私たちの生命を維持する上で絶対になくてはならない。

単に寝るだけの行為にすぎない睡眠だけれど、健康維持に最も大切になる行為と言っても過言ではないにちがいない。

睡眠不足に慣れて自覚無く過ごしている?大病の危険が一番大きいかも

ところが、私たちはこういう睡眠の大切さを軽視するあまり、ムリに起きようとしていないだろうか?

言い換えれば日常的に睡眠不足が続いていても、それが極端な短い睡眠にならない限り、何とかして体を慣れさせて仕事や日常生活をがんばろうとしていないだろうか?

実のところ、私が個人的に一番心配すべきだと考えているのはこの点だ。
眠い
がんになるとさえ言われているこのような睡眠不足、それが継続的に続くようになると体もいつの間にかそういう日常生活に慣れてきて、意識しなくなる人も出て来るかも知れない。

その結果、うわべは毎日何のそつなく過ごせるようにもなる人も多いはずだ。
何より生活の上でそういうことが要求される場合だってある。
でも、そういう風に自分で自覚がないような睡眠不足が水面下で続くことが一番危険が高いのではないだろうか?

そしてよく、若い30代、あるいは20代の女性で乳がんや子宮がんになる人も増える一方だが、実のところこういう生活習慣の“悪化”が原因になっているのではないだろうか?

私はすぐ風邪を引く!慣れてしまう人は特に注意!

もちろん他にもよく言われるように、睡眠不足になるとホルモンバランスが崩れて食欲を促進するグレリンが増え、食欲を抑えるレプチンが減るからやたらと食欲が出てきてしまう。

同時に成長ホルモンが減少して、寝ている間でも脂肪が減らないから太ってしまうのだ。
さらに女性ならよくご存じの通り、寝不足の時には化粧ののりが悪くなるし、場合によっては肌荒れ、肌トラブルに見舞われてしまうことになる。

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ただ、こういうシグナルが体に表れる人はまだ救われているかも知れない。
私なども、ちょっと睡眠不足が重なるだけですぐに風邪を引いてしまうたちだ。

逆に怖いのはそういう反応が体に出にくい人。
一見健康の固まりのように見える人ほど大病になりやすい、とも言われるけれど、こういう背景があるかも知れない。

長い目で見れば、そういう風邪を引きやすいとか、肥満や肌トラブルというのは、事前にがんになるなどの大病を防いでくれているとも考えられるだろう。

だから睡眠不足かどうかは、そういう体の反応も決して無視できない。
仕事が、生活が大切だという理由は十分に理解できても、がんになるなどしたらそういう努力は吹っ飛んでしまい兼ねないからだ。

目覚まし時計のいらない睡眠が一番理想的?

他にも睡眠不足が続くと、とかく気持ちも不安定になるから恋愛も結婚生活も上手く行きづらくなるし、判断力や気力も衰えてくる。
要するに体全体、心身ともに劣化してしまうことになる。

これを避けるためには、十分に寝ること。
まずこれを置いて他にはないわけで、そのためには実生活を念頭に置いた場合、
「早寝早起き」
が一つの理想的な睡眠の取り方になるはずだ。

そしてこれに加えて言えば、現実的ではないかも知れないが、
「目覚まし時計が必要でない、朝自然に目覚める十分な睡眠」
が、病気やがんになることを防いで最も健康な生活への近道となる、と私は考えているがいかがだろうか?
目覚め
最後になるが、私たちは日常で睡眠をとかく犠牲にしがちな生活をしている。
特に日本人は睡眠時間が最も少ない国民の一つだと言うし、たっぷりな睡眠を取ること自体、なんだか怠惰なイメージすら感じるようなことも多い。

だが、そういう勤勉さはあくまでも大切にしながら、十分な睡眠を取ることはやっぱりマストになる。

上に挙げた二つの考え方が、睡眠不足の悪習慣を避けるために必要だと思うけれど、そのために手っ取り早く言うならば、
「夜更かしをやめること、特にスマホをいじっているうちに睡眠時間が減るから、十分に注意して早寝を心がける」とよい。

特に夜10時~夜中2時は睡眠中、成長ホルモンやメラトニンが最も多く分泌される時間帯、いわゆる“肌のゴールデンタイム”だということが指摘されている。

ぜひこの時間を外さずに布団に入り、毎日のしっかりした睡眠を確保していただきたい。

遠藤朱夏(えんどう あやか)

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