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爪もみで下痢が起こるって本当?ふつうはむしろ体が良くなる、というふうに聞いているけれど

爪もみをすることでいろいろな病気が改善され、ストレスも解消できる、という魔法のような治療法がいま、話題になっている。

単に指の爪の両側を、もう片方の親指と人差し指で、15病ほど、ちょっと痛いくらいにつかんでもむという方法だ。

ところが場合によっては下痢の症状が現れてしまう、という声も多いのだ。
いったいなぜこうした声が上がっているだろうか?

爪もみによる健康増進方法は、元々免疫学の権威だった故・福田稔医師が考案したもので、以来簡単な方法で体調を改善できるため、多くの人がお粉手いたりする。

だがそういう人たちからも、確かに下痢になってしまうという声があるようだ。 

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下痢になったからと言って、爪もみが有害というわけではない?

爪もみ による健康増進方法のスゴイところは、誰でも簡単にできて、時間も取らない、そしてかなり広範な体調不良にも効き目があると言うことだ。

ユニークなのは下痢になる、ならないはさておいても、手のどの指を詰めもみするかで改善する症状や効果も変わってくるということだ。

簡単でおすすめなので、以下にちょっとお伝えしてみよう。

・親指はアトピー、ぜんそくなど呼吸器系
・人差し指は胃腸などの消化器系
・中指は難聴など、耳、聴覚
・小指が一番有効範囲が広く、不眠や高血圧、頭痛や腰痛、生理痛や腎臓、そして自律神経など
・なお、薬指だけはひとまず除外

大まかな病気と爪もみする指との関係をまとめるとこうなる。

発案者である福田医師の主張だと、あらゆる病気に有意性があるとのこと。

私も実は実施中で、というか始めたばかりなのでまだよくわからないでいる。
効果が出てきたらまたお伝えしようと思うけれど、他に実際行った人たちには確かに効き目がないと主張する声もある。

けれど病気が改善した、体調が良くなったという声の方がどちらかというと多い。

一応お断りしておくと、あくまでもネット上の声を参考にした、という前提でのことだ。
だから信憑性については限界があるかもしれないが、それでもこれだけ効果があったという声が上がっているからスゴイのだ。
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下痢は爪もみ療法の副作用?

このうち爪もみ療法を行った結果、下痢が始まった、深刻になったと主張する声が多い。

あるいはこれが爪もみの副作用かも、などと考えてしまうことがあるが、個人的に思うところでは、爪もみはあらゆる病気に効くという限り、下痢と便秘という、一見量極端な体調にも聞くと言うことになるはずだ。

ということは、下痢を促進する効き目のある指をもみ続ければ、当然下痢が促進することになるのではないだろうか?

そういう疑問が湧いてくる。

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爪もみで下痢になるのは、副交感神経が活発化するため?

ちょっと難しいかもしれないが、爪もみを続けていると、上記のようにストレスすら改善してくるとされている。

自律神経は交感神経と副交感神経で形成されているが、ストレスがたまると交感神経が活発化して優位になってくるが、これがふつう、自律神経が乱れると表現されるものだ。

で、このように自律神経が乱れると免疫力も下がり、そこから病気になる、というコースができあがってしまう。

なのでストレスを改善するには、交感神経を押さえてもう一方の副交感神経とのバランスを整える必要が出てくるのだ。

爪もみ療法(特に小指)は、そういう二つの神経バランスを整えてくれるのだが、何らかのきっかけで、逆に副交感神経が優位になり過ぎてもやはり体調の不全があらわれることになる。

その典型が、下痢など排泄能力の低下ということなのではないだろうか?

ただ、下痢だからと言って悪いことばかりではないはずで、一つに体にたまった毒素を体外に出そうとする機能が高まるためにそういう症状を呈する、つまり好転反応だということだって考えられる。

なので爪もみの効果によって下痢が起こったことが、即副作用、別な病気の発生とは断定しきれないのかもしれない。

このあたり、医療の専門家でもないのでこれ以上は申し上げられないのだが、私が今継続して行っている爪もみの結果、そういう症状が出たならば、そのとき所見も含めてご報告したい。

爪もみの効果は元々ツボ療法と関連?

ただ、こんなふうに爪もみという行為によって、いろいろな病気が改善したり、あるいはこうして下痢になったという報告が出てくるのは、確かに大きな効果があるに違いない。

その裏付けとして、爪もみでもむ指の爪の両側には、東洋医学で言う井穴(せいけつ)というツボがあることが知られている。
つまり爪もみ療法というのは、このツボを刺激して体調を改善するという方法だ。

ツボ押し療法は鍼灸などで扱われているとおり、様々な病気に対応し、場合によっては花粉症など西洋医学でも完治の難しい分野まで扱っている場合がある。

爪もみが全く効果がないか、逆に確かに効果があるかという疑問は、そんなわけで鍼灸治療の実際を確認すること出る程度理解できるのではないだろうか。

ただ、本当の鍼灸療法と比較しても爪もみによる体調改善方法は自分で出来るし、いわば自分で行うツボ押し療法と少なくとも同等の効き目はあると言うことになるだろう。

お手軽だし、少なくとも多くの実践者が肯定的な感想を表している。
なので下痢などの症状が出てそれを嫌うのでない限り、体調を促進してくれる可能性が大きいことは十分期待できると思う。

手軽でお得だと言うことで私も始めているわけだが(笑)、これだけで体調が改善されればめっけものではないだろうか。

遠藤朱夏(えんどう あやか)

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