2016年のうだる夏真っ盛りの中。
キムタクこと木村拓哉さんが、先日のSMAP解散発表に寄せて、「本当に無念」「本当に情けない」とコメントしたことが流れている。

だがその彼、今現在ハワイにバカンス中で、しかも家族旅行の真っ最中だったことが判明しているのだ。もちろん目撃情報もある。

キムタクにとってはこの2016年の夏休みバカンスは例年通りだったはずだが、解散を発表した現場、つまり日本にいなかったことで、まさに留守中の不意を突かれた感じだろう。

家族水入らずのバカンス中だった頃に折り悪く所属グループSMAPの解散発表がなされ、グループ存続の旗頭だったキムタクに取っては確かに断腸の思いのようなところがあったに違いない。

だがそういう個人的すぎるハワイ旅行に起こった衝撃的な発表な分、彼にとっては非常に痛い結果となってしまったし、彼の行動を疑問視したり避難する声も前にも増して大きくなっているようだ。

ただ、彼がいない時を見計らって解散劇が行われた、という見方も出来ないではない。
香取慎吾さんあたりにとってはむしろチャンス到来のようなところもあったのではないだろうか？
そしてそこにはもう一人の重要人物の動向もからんでいるようだ。

メリー副社長とキムタクの不在を狙った解散劇？

実はキムタクこと木村拓哉さんもそうだが、ジャニーズ事務所のメリー副社長もまたSMAP解散発表が遭った14日の前日、13日に彼と同じくハワイへ向けて旅立っていたことがわかっている。

木村さんは10日にハワイ入りしているから、数日の日程差はあるものの、同じハワイが目的ということでいろいろと憶測できるかもしれない。

もちろん二人で示し合わせた行動かどうかはわからないが、少なくとも現実を考えれば、SMAP存続に良く言えば心血を注いでいる、この二人の重要人物が日本からいなくなった期間というのは、解散派にとっては絶好のチャンスだったはずだ。

家族旅行のキムタクに不快を禁じ得ないSMAPファン

しかもその前からSMAPの解散については相当に事務所側も沈静させる動きをつけていたに違いない。
動きと言うより圧力と言うべきか。

穏健派の中居さんにしろ解散派のトップである香取さんにしろ、少なくとも個々のSMAPメンバーはばらばらになりながらも各民放など朝の情報番組などの中で精一杯仕事しているし、中居さんも今現在、単身リオでオリンピックの実況中継に参加している。
それもこれもSMAPのメンバーとしてではなく一人のタレントとして努力している姿がまざまざ見て取れるのだ。

私自身もある意味そういう意味を考えてじーんと来てしまう、そんな場面をテレビの中で毎回見ていたりするのだが、それでもそういう目に見える彼らの仕事ぶりの背後にはいつも解散の2持ちがちらついていたことだろう。

それを思うと事務所の中で本当に辛い思いであったことは間違いない。
かわいそうすぎる。

キムタクこと木村拓哉さんが、例年通りこの2016年夏もハワイ旅行をすることはメンバー全員も知っているし、またグループ存続を進めているメリー社長が日本を不在にするということ。

これが彼らにとって朗報と感じられたことは想像に難くない。

ハワイから「無念」と叫ぶキムタクに世間は冷ややか？なぜ自分のことばかりで4人と真剣に向き合わないのか

SMAPの歴史もこの2016年12月を持って25年の歴史を閉じることになった。

それに対してハワイからキムタクが発した「本当に無念」「本当に情けない」とというコメント。
確かに悲しみでつづられていると言える内容だった。

その点ではファンに向かって「申し訳ありませんでした」と深謝する中居さんと同じ方向かも知れない。

だが中居さんがあくまでもグループ全体を考えていつも行動していたのに対し、家族サービスを目的としたハワイ旅行の真っ最中にコメントを出したキムタクとは、明らかに一線を画していると言うしかないだろう。

世間の風はそんなキムタクに対してすこぶる冷ややかな印象しか持たないし、また解散劇が勃発した当初からだったけれど、Twitterその他のネット情報を見ても彼に投げかけられているのは無数の批判だ。

「他のメンバーが苦しんでいる時に、のんきにハワイ旅行って何？」
「家族とバカンスお楽しみの真っ最中に無念とか情けないとか言われてもねえ」
「キムタクはこれで自分が不在の期間に4人で解散決めたことを客観的に示せる。あくまでも良い子でいられるわけだ。メリー副社長に『自分は潔白だ』といいたかったんだろう。そういう画策していたかもね」
「キムタクはメリーにおもねってばかりで誠実さが見られない。なぜ他の4人のメンバーと真剣に話し合おうとしないのか」

3番目のコメントは、私の考えでもあるのだが、あり得ないことではないかもしれないから不謹慎を承知であえて出してみた。

だけど彼自身の名誉のために言うならば、解散劇が勃発した1月当初よりキムタクは他の4人のメンバーといるのも苦痛だったはずなのだ。

何しろ強引ながら自分だけ事務所に認められて結婚しているし、解散騒動の後もSMAPの存続を考えて他の4人と行動を一緒にしている時だってある。
たぶん彼にとっても針のムシロだったろう。

4人でSMAPはムリ？

こんな駆け引きの渦巻く中、キムタクとメリー副社長はともにハワイに滞在中となっているが、ひとまずとして二人が現地で会っているという目撃情報もないし、全く別行動だと言われている。

本当に示し合わせて動いていないのかどうか、何ともわからないが、少なくともメリー副社長はキムタクのハワイ行きを知っているはずだ。

他の4人は弟でジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川氏とすでに会合に及んでいるという。
その中でも激烈なやりとりがあったと伝えらられているが、4人としてはもうジャニー喜多川氏しか頼りにならなかったのだろう。

キムタクそしてメリー副社長がハワイから帰国して、どんなコメントを発するのか？
結局のところ二人の不在を狙って解散を決定した、ということは後々まで尾を引くに違いないし、それは後日キムタクを除く4人に大きくのしかかってくることは間違いない。

SMAPが5人でなくとも4人でも良いから活動を続けて欲しい。
できるのか、ムリなのかわからない。
だけど出来ればそうして欲しい。
そう思う人は多いのではないだろうか。

えがみななみ