奈良、といえば東大寺。東大寺といえば、奈良公園。
奈良公園といえば鹿。
というわけで、修学旅行以来、ウン年かぶりに奈良に旅行をして、鹿と戯れてきました。
鹿といえば鹿せんべい。でも、その鹿せんべいのあげ方ってあるんですね。
それを私は全然気に留めていないで、友人と一緒に奈良公園で鹿せんべいをあげようとしたら見事に・・・失敗!
よくよく奈良公園をあちこち見たら、鹿せんべいのあげ方が説明してある看板、売店の前に立ってるじゃん!
といったのもすでに遅かったです。
で、それを見てみると、私たち二人はぜんぜん間違ったあげ方をやってました。
というわけで、正しいあげ方と私たち女二人の失敗をお伝えします。
人生二度目の奈良公園!舞い上がって鹿せんべいのあげ方など無視してしまったら・・・
修学旅行の時に奈良公園の鹿とか、あんまり気にしていませんでした。
とにかく修学旅行なんてあっちこっちを強引にスケジュールに詰め込んで見て回るだけの流れ作業。
鹿はおろか、鹿せんべいなんて気に留めるヒマが無かったような気が・・・
それだけに三十路女二人でまったりと今回奈良に遊びに行った時には、かわいい鹿さんたちとたっぷり戯れよう、みたいな脳天気でありました。
で、結局そんなたるんだ気持ちだったもので、
「鹿せんべいのあげ方?そんなの『現地』でどうにかなるよ」ってね。笑
マジにやる気ゼロですね。
それを下にお伝えします。
ゴメンナサイ、皆さん決してまねしないでください。
スマホで自撮りしながらのあげ方なんかありません!?
で、結局どうなったかというと、まず二人で一緒に、鹿せんべいを鹿に食べさせる姿をスマホで自撮りしようと構えていたのです。
つまり片手にスマホで動画撮影し、もう一方の手で鹿せんべいをあげようとしてたんですね。
そうしたら・・・
鹿せんべい、ご存じの方はご存じだと思うけれど、あれ、10枚くらいを紙のヒモで十字に束ねてあります。
それを私たち、スマホを持っている右手と左手を使って、切ろうとしていたんです。
スマホ持ちながらですよ。
よく考えたら、当然上手く切れるわけはない。
まごまごもたついている間に(といってもわずか2,3秒)、二人とも鹿さんに取り囲まれてしまいました。怖い怖い!
そして、紙ヒモを切る間もなく鹿せんべいの束を一匹二匹の鹿にかじられ、そのままあっという間に鹿せんべいは破片になってボロボロ地面に落っこちました。
もちろん自撮りなんか無理。
スマホ操作するヒマも無かったです。
わずか10秒の出来事でした!
「YouTubeなんかで自撮りで鹿せんべいあげてる動画があったから、あたしもできるんじゃないかな、と思って」
というのが彼女の弁解のことば。
上手な人はできるかもしれないけれど、よくよく奈良公園に出ている「鹿せんべいのあげ方」(売店にありますよ)という看板を見ても、そんなあげ方は書いてありませんよね。
正しい鹿せんべいのあげ方はこちら
じゃあその奈良公園に立っている看板に書かれている鹿せんべいの正しいあげ方ってどんなもの?
ということで、ちょっと情報を載せておきます。
まず奈良県の公式サイト
「奈良県公式ホームページ」(http://www.pref.nara.jp/item/194811.htm)
に「鹿からのおねがい」看板のご紹介ページがあります。
(http://www.pref.nara.jp/item/194811.htm)
(それぞれのサイトに飛ぶには、上のURLをマウスでなぞって反転表示させ、それを右クリックし、『~に移動』をクリックかGを打ってくださいね)
こちらにちゃんと看板の内容が掲載されています。
日本語、英語、そして中国語で書かれているので外人観光客フレンドリーです。
そして何より、お役所の公式ホームページの情報だから一番確実で安心。
なお、看板の案内書きについて、こちらで説明するのは控えます。
その理由ですが、間違った理解の仕方をなるだけ避けていただきたいからです。
ですので、上のリンクをたどって、「本物」の案内書きに触れながら正しく理解していただくのがぜったいベストですよね!
というか、売店の前にこの看板が置いてあっても、目もくれない私たちがどうかしていた・・・
トラブルを避けるためにも正しいあげ方を
まあそんなわけで、こんな失敗をしでかした私が言える立場じゃないかもしれないですけれど、最近奈良公園では、間違ったあげ方とか、接し方をしてしまったためにいろいろとトラブルが出ている、などという話も聞いています。
だからやっぱり正しいあげ方を知っておくべきですよね。
私も今度友人と奈良公園に行ったときには、ちゃんと正しい鹿せんべいのあげ方を私も覚えておこうと思います。
でもやっぱり自撮りで鹿さんの顔アップはすごく惹かれてしまいますね。
今度は鹿せんべいをあげる人、スマホを撮す人、とか役割分担してみようと思っています。
皆さんも楽しく奈良公園を満喫してください。
えがみななみ