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一生独身となる女性の割合がすさまじい!相手を探し疲れて折れてしまわないために

一生独身のままでいる女性の割合が今、どのくらいだかご存じだろうか?
おおざっぱに言って、10人に一人の割合で未婚のままで生涯を終わると言われている。

当然の話だが、一生独身のままで終わろうと心底思っている女性など普通に考えればあり得ない。
もちろん男性だって同じだし、なぜそんなにこの割合が増えたのかと言えば、今の社会がものすごく結婚しづらくなっているとしか言いようがない。

現に婚活でがんばって相手を探している女性、男性は大勢居るし、それが30代の私たちのような世代だったら当然の姿勢だ。

でももちろんなかなか目当ての相手には恵まれないのだ。
いったいどういうことだろうか?

そしてそれが繰り返されるたびに失望と挫折、トラウマを引きずるようになる。
結局心が折れてくたびれ果て、もう婚活やめた、一生独身でいい、結婚しなくていい。
そういう思考を受け入れるようになる。

でもここでそういう風に、私と同じような痛みを分かち合っている人たちに何かのアドバイスを、と思い立ってみた。

よく婚活業者サイドのアドバイザーなどの意見や主張があるけれど、あくまでもそういう業者サイドの人たちとは異なった視点になっている思うので、ぜひ参考にしていただきたい。

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生涯独身率は今後も絶対に増加が必至

まず結婚の実態を見てみよう。
2015年の国勢調査によれば、生涯独身率、つまり一生独身のままでいる女性の割合は11.4%、男性が20.3%とされていた。

これは男女ともに50~54歳の未婚率の数値だが、この年齢になればその先結婚する確率はほぼゼロ、といえるので、これを基準に一生独身になる割合としていることとなる。

2010年には男性は20.14%、女性は10.61%と、いずれも過去最高をたたき出しているが、5年後の2015年秦荘横ばい気味になっているとはいえ、男女両方ともそれを上回っているのが現状だ。

一生独身の割合は、女性も男性も50年前の1965年にはそれぞれ2.53%、男性が1.5%とすこぶる低かった。

それでも現在と違って男性の方が女性よりも一生独身の割合が低いのは興味深い。
多分だが戦争で男性が出征などで命を落として少なくなってしまったからかも知れない。
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だが今やその50年前と比較して2016年、女性は4.5倍以上、男性は何と13.5%を超える数値に膨れあがっている。

これを見ればどう思うだろうか?

たぶん社会全体で大がかりな変化でもない限り、この傾向は今後も続くはずだし、そうなれば婚活に精を出している私たちの努力は、報われるどころかますますアリ地獄だ。

だからもう気持ち的に折れてしまって諦めて、一生独身でもかまわない、という女性が増えてくるのもわかる。
というか、その方が精神衛生上だってまだ良いのかも知れない。

一生独身になりたくないけどしょうがない?その原因ととは

知人の既婚女性の中にも苦しい婚活を乗り越えて結婚した人もいれば、そうでなく勤め先や学校の同級生などと早々と結婚してしまったと言う女性もいる。

そういう彼女たちもつくづく異口同音に言うのだけれど、今なぜこういう結婚が難しい時代になってしまっているのか?

その一番の原因は、人間関係が希薄になってしまっている、ということをよく耳にする。
昔は生活とか仕事の上で横のつながりが今よりも濃くて強く、そういう厚い人間関係の中でできあがった男女の関係の中から結婚相手を選んでいたように思う、というのが彼女たちの考え方だ。

今の婚活一つをとっても、どこでも層だと思うが履歴書や身上書など、書類だけを見て、そして婚活パーティーなどではわずか数分程度のおしゃべりによって相手を選ばなくてはならない。

昔ながらのそういう濃厚な人間関係からできあがるチャンスが今社会には、なかなかないと言って良い。特に都会は。

しかも結婚したとしても夫婦間でお互いに損得勘定のみで一緒になった、という理由が昔よりも強くなってしまっている。
だから昔よりも軽い理由で離婚したりしてしまうと言う。

もちろん他にも夫の経済状況が以前よりも不安定になってきた、正規雇用でなく派遣のままで家庭を持ったりするケースだって珍しくない。
そう言う台所事情の不安定も一役離婚、ひいては婚活に買っているといえる。

男性の中には自分の経済力のなさを痛感して結婚を諦めるケースがかなり多いし、それを裏付けるかのように、女性が男性に求める年収が以前には一千万であったところ、それが600万、さらに400万300万に下がってきている。

結局そんな人間関係の希薄と経済の不安定、それが一生独身の割合を助長している二つの柱のように思えてならない。

だから結局こういう中で婚活でがんばって相手を見つけようとすれば、見つかる前に心身の方が先に壊れてしまう。
そう考えてもあながち間違いではない。

どうすれば心が折れずに相手を見つけられるのか

そこで一番知っておかなければならないこと、つまり婚活も含めてどうやったら自分の求める相手に出会い、結婚できるのか?

その解答、実のところ究極のものといえるかも知れない。
はっきり言って私自身、同じ年代の女性であるのに、上から目線の解答となってしまうのだが、まず良い相談者を作ること。

これは別に婚活業者の相談者を作れ、といっているわけではない。
婚活業者お抱えのアドバイザーなどは必ず営利が絡んでくる。

そうではなくて、普通の人間関係の中で誰でも一人二人は必ず自分に親身になって相談に乗ってくれたりする人が居るはずなのだ。
いなければ作ることを努力すること。

要するに地道だが、今の社会でなおざりになっている昔のような良い意味で「濃い」人間関係を見直す努力をすること。

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自分で言いながら、実際私もこれができていない。

お恥ずかしながら、何人か集まって必ずメンバーになるのは、同じ婚活で結婚着なくて一生独身の恐怖におびえている、いわば「戦友」ばっかりだ。
こういう集団だと、結局啓発的なミになる情報はなかなか入ってこない。

こういう同種の人間だけでは、どうしても思考が扁平になってしまう。
だからできたら自分よりも年長で世の中をよく知っている人、そして面倒見の良い人などと仲良くなってみたりすること。

もちろん男性よりも女性の方がよいだろう。
そういう人というのはこちらの性格とか気立てがどういうものなのか結構わかってくれたりする人も多い。
自己責任になるけれど、そういう人が居たら相談してみるとよい。

その他は、自分で地道に健全な人間関係を広げていくこと。
もちろん婚活一辺倒にこだわらず、いろいろな趣味とか活動に加わってみるのも一つのアイデアだ。
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そしてもうひとつ。
もしかしたらこれが一番大切なことになるかも知れない。
一言で言ってみよう。

婚活でうまくいかなくて心が折れたら、何かの方法が間違っている印
ということだ。

精神的にムリがくるような婚活をしても結局アリ地獄の深みにはまって、癒しの時間の方が大切になってしまう。
そうなれば元も子もない。

そういうときには思い切って何かやり方や考え方に間違いはなかっただろうか?
まずそこに立ち返り、しばらく手を休めてみると良い。

後悔のないように精一杯の努力を

というわけで、普通の婚活への専門家の意見などとは一線を置いて、既婚者や私個人の意見をまとめてお送りしてみた。
だからかなり異質な内容になっているかも知れない。

もちろん婚活専門のアドバイザーによる意見なども貴重だし、聞いておくべきものに違いない。
でも、よくよくここで考えてみたいことがある。

それは、いくら彼らの意見を真っ正直に聞いていたとしても、一緒独身でいる女性の割合に良い影響を与えてくれているだろうか?
もしもそうだというのならば、少なくとも一生独身の割合が減っていかなくてはならないのが本当ではないだろうか?

だが実際問題として、その比率は繰り返すが幾分横ばいになってきているとはいえ、いまだ微増を続けている。

もちろん本心として一生独身でよい、という方がいれば、それはそれで人生だろう。
そういう生き方を絶対否定するわけではない。

でも心のどこかに不満があるのならば、後で後悔のないように一生懸命になってみること。
そして心が折れそうになったら休息すること。

ぜひ何かの参考にしていただきたい。

えがみななみ

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