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同棲して別れると未練は残るもの?離れてみて初めてわかるのが、お互いの大切さなのかも

同棲したカップルの8割が別れしまう、という不思議な事実がある。
すごく未練の残る場合も多いとい言いうが、もっともな気もする。

一緒に住むくらいに好きあっているのだから、そりゃ別れたら未練もたっぷりなのかもしれない。
一度別れれば普通はそんなに後腐れもないとも思えるのだが、それが上手く行かないのが男女の関係かもしれない。

私自身は同棲まで行かずに別れたこともあったが、それほどに気にはならない方だ。
だがむしろそういう一緒に生活するようになってみると、いろいろとわかるのかもしれない。

同棲しても別れないですむように出来るのだろうか?
別れても未練の無いように出来るのか、それとも復縁することはもうかなわないのだろうか。
その当たり興味が尽きないので、考えてみよう。

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同棲は結婚生活の“お試し期間”!二人の間で様々な確認が出来る貴重なチャンス

はっきり言えば、同棲の経験のない私などにいわせれば、何でそこまでの関係に進んでいながら8割ものカップルが別れてしまうのか、不思議でしょうがない、というのが率直な感想だ。

未練まで感じるくらいだったらなぜ別れてしまうのか。
それを探るのにちょうど良いのが私の知人の女性のコメントかもしれない。

私の知人にも結婚を前提で同棲生活を今でも送っている女性がいたりするが、彼女に様子を聞いてみるとけっこう和気藹々に過ごしているという。

だから統計から見れば彼女の場合、おそらく別れる8割でなく、残りの2割、つまり結婚へとこぎ着ける同棲のパターンかもしれない。

ただ、それでも彼女は彼女なりに苦労しているところもあるといい、特に単にデートなどで付き合っている時と異なり、生活全般が視野に入ってくる関係から、まるで実家の両親との生活みたいなものだという。
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「でもね、親と実家で生活する方がまだマシ、という気がする時は多いよね。親っていうのは結局血のつながった人間だし、言ってみれば子どもの頃から付き合い慣れている、というわけだし」

でもそれが同棲している男性彼氏になると根っこの方ですごく違和感を覚えることが多いという。

「結局自分がどうしてもなじめないような彼の習慣とかクセ、それにものの考え語ってあるわけよ。それを理解して行かなきゃならないはずなんだと思うんだけど、でも結局こっちだって仕事持ってるし、同棲生活で一緒に住んでいる空間だけをいつも考えているわけに行かないじゃない」
とこぼす彼女。

確かに基本彼氏という人種は親や兄弟と異なる“アカの他人”だ。

こちらが理解できないような部分も多くあることは十分わかるし、それが同棲になればよりきつく浮き出てくるということだろう。

同棲というと、経験のない人にとっては限りなく甘い言葉にも聞こえるし、それこそ結婚の一歩手前まで来ている関係とも言える。

だが現実に、家庭生活になったらこういう苦労が待っている、それを教えてくれるのがやっぱり同棲生活だと言えるはずなのだ。
結局別れ話になってそれっきりになってしまうのは、そんな現実的な苦労に辟易してしまうからではないだろうか。

「それでもお互い補い合って、前に進めるような関係を続けられれば結婚できると思うのよね。でも普通の人ってやっぱり他人に対してはアラを大きくとらえようとするところも多いし、ガマンしていても自分の中でそういうマイナスの思いが大きくなるみたいね」

「私の友人にも同棲までしていたんだけど結局別れちゃった彼女いるし、理由を聞いてみたらいろいろな不平不満が積もっていって、それが仕事のストレスとか、些細な言葉の端々で大きくなってガマンできなかったようよ。

「でも別れて離れてみたら、改めて彼の良さが見えて来るみたい。だからやっぱり未練がましくなっちゃって、ヨリを戻せたらうれしいんだけど、なんてこぼしていたりすることあるわよね」

友人女性たちのコメントも含めてみたが、こうしてみると同棲生活というのは、結婚生活の“お試し期間”とでも言えそうだ。

同棲していると、たとえばデートなどで感じるようなときめきが影を潜め、日々の生活によるマンネリとか不満も経験することとなる。
そのときどこまでお互いを励まし合っていけるかが、成功へのカギになるのではないだろうか。

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同棲して別れないためには何が必要か

同棲までしていながら結婚に至らず破局、となると、単に恋愛関係にあっただけでなく一緒に住んでいたという強烈な事実が残る。

そのため後で別な相手を見つけたりしたとしても、その時のことを後になって根掘り葉掘りほじくり返して新しい相手に詮索されることだってある。
何よりそのような生活を営んでいたこと自体、後の婚活や結婚生活に影を落としてしまいかねないだろう。

だから確かに同棲した8割が別れるというのは大きすぎる確率だが、何とかして別れるほどに険悪な関係にならずに過ごすことが出来れば良いのではないだろうか。

未練が残るのならば別れなければ良かったのに、と私など同性の未経験者は短絡的に考えてしまうのだが、同棲も結婚生活も男女二人が協力し合って築いていく生活であることに変わりはない。

そのとき一番大切になるのは、お互いに対して何が不満なのか、それをはっきり相手に告げることだ。

同棲していたのに別れを告げる場合、たいていははっきり分かれる理由を言わないで別れてしまうと言う。
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だがそれ以前に、そこまで不快になる、また一緒にいることをあきらめる理由は、同じようにそれまで「沈黙」して「忍耐」していたことによって増幅していたはずなのだ。

だからそこまで傷が深くならないうちにはっきりとあなたはここが悪い、おまえはここを直してくれ、と率直に言い合う環境を作っていく必要がある。
夫婦間で秘密を持たないようにするのと同じことが同棲にも言えるはずなのだ。

なのであらかじめ率直になるべきところはなるようにしよう、指摘すべきところがあったらそうしよう、と示し合わせておくと良い。

もちろんそのプロセスでケンカとか言い合いになったりするのかもしれないが、それが上手い具合にストレス解消につながったり、お互いをより理解し合うきっかけとなれればよいのだ。
同棲の後で別れて未練が残る、というのはこう考えるともったいないように思えてくるのだがどうだろうか。

「遠慮しあってお互い何も言わないでおくと、やっぱりつぶれちゃうよね。一緒に生活しているんだから不平不満もいくらでも出てくるし、それを互いに白状して、そして共有することが大切なんじゃないの?

「一人で腹の内に不満を抱えているよりも、二人で分かち合う方がずっと楽だしね」
と、同棲中の彼女。

やっぱり黙っているのは決して得策ではない。

そしてそれだけでなく、そうしたトラブルを二人の間でどれだけ上手く処理出来るのか。
そういう共同作業を築く場でもある。

同棲から別れて未練がないように出来るのか、ヨリを戻せるのか?

いったん同棲まで言った後、別れてしまった時に未練が残るのは、こういうお互いの協力無しの生活のままだったのかもしれない。

だが、ウラを返せばそういうふうに互いを理解使用と努力し合い、悩みや不平不満を共有しようとする努力をし尽くしていれば、後々わだかまりもなくなると考えられる。

同棲というチャンスはそう多くは無いはずなので、そういう風にとことん二人で努力していけばよいのではないだろうか。

そして、万一別れたとしても友人知人を介してヨリを戻すことだって出来る。
有名なところでは詩人の石川啄木が、親友の金田一京助の仲介で自分の妻とヨリを戻している。

もちろんだからと言って安易に別れることをおすすめできないが、未練があると感じた時にはあらためて同棲したり恋愛関係に復縁した場合、今までを振り返って良い関係を続けていくために必要なことをじっくり考えてみると良いだろう。

同棲中の知人女性もかれこれ半年あまり、彼氏と暮らしている。
最近は彼氏を尻に敷くほどになっているらしいのだが、別な意味で彼氏の方が心配だ。笑

えがみななみ

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