完全に嫌われて、別れてしまった元彼。
でもこちらの気持ちは変わらない時、バレンタインを利用して復縁を目指せるのをご存じだろうか?
数々の成功エピソードを見ると、ある一定の法則がバレンタインでの復縁成功の秘訣になっていると言える。
もちろん成功エピソードも千差万別になる。
けれどバレンタインといえば、基本女性の方から告白するのだから、 貴女の方から積極的に復縁しようとしてみるチャンスなのだ。
そのエピソードに隠れている「一定の法則」とは何なのか?
悩んでいる貴女にお届けしてみたい。
実は私の身近に!バリバリのバレンタインで復縁成功体験した女性とそのエピソード
アラサーの私も恋愛失敗談には事欠かないけれど、類は友を呼ぶというか、私の身近にもっと派手に失敗の谷底と成功の頂上を経験した女性がいる。
もちろんバレンタインにおける復縁成功のエピソードになるけれど、その前は別れた元彼から何というか、“毛嫌いされる”ほど嫌われていた。
彼女自身の口を借りればこうなる。
なぜバレンタインで復活、というか復縁が成功したのか?
これは上でも説明したとおりで、バレンタインは基本女性が主導になって告白する絶好のチャンスになる。
彼氏が嫌気をさすほどに嫌っている彼女であっても、努力のしよう、やりようによってはハッピーエンドになる可能性がまだ残っている、ということ。
彼女のエピソードを聞いてみると、なるほどと思うフシも数々だ。
はっきりネタバレさせていただこう。
こんなバレンタインを利用してアクロバット的な(?)復縁成功のエピソードをひっさげているのは私の両親。
何がどうなって母に頭にきた父が仲直りできたのか?
確かに母の涙ぐましい努力もある。
けれどもそこには確かに復縁の可能性が見られる、そういう兆候があるし、他の方たちのケースも考え合わせれば、これを「一定の法則」。そう読んで差し支えないようだ。
同棲していた父と母に降ってわいた浮気疑惑?
私が生まれる前のことだからずいぶん経つ。
それでも当時にもバレンタインの習慣はもちろんあったし、女性もしっかり好きな男性に告白するのが習慣付いていたそうだ。
ちょっと古い時代になるけれど、当時結婚を目前にして父と母同棲中だった。
というか、父のアパートに母が転がり込んでいったようだ。
けれどもよくある話として、同棲は今までの恋愛関係と違い、結婚生活の実際を体験する事になる。
一日中、お互いの顔を否応なく見なくてはならないし、お互いのクセとかイヤなところなどもまざまざ見続けなくてはならない。
同棲も半年過ぎればお互い赤の他人、とというのが父と母の同棲で得た実体験だそうだ。
そうなってしまうとお互い好きとか熱愛の感情なんて冷めてしまう。
でも、結婚する二人だったらそれを何とか乗り越えていくはずだ。
それが出来ていなければ私だって、私の兄弟だって生まれていなかったし。笑
でも、結局そうなるとやっぱり冷めてしまった勢いというか、外の異性にちょっと憧れてしまう。
母の話だと不可避。爆笑
危険信号だ。
でも結局そういうパートナーの気持ちに変化が現れると、一緒に住んでいる同棲相手は、必ず気づくものだ。
つまり端的に言えば、母がちょっと仕事先でイケメンの同僚従業員と親しくなっている。
そういう噂話がその従業員男性の友人(男性か女性かは不明)を介して父の耳にも届いてしまった。
そして大ゲンカ。
母も気が強い、負けず嫌い。
全然そんなつもりはない、と百ぺんも二百ぺんも父に言い返したとか。
でもそんなことは信用されず、終いに父が母を追い出してしまったのだ。
このあたり、同棲で冷めかけていた二人の感情が爆発して、お互いのあら探しみたいな気持ちの方が強かったようだ。
母の取ったバレンタイン復縁作戦とは
先に結論を言うと、最後には目出度くサヤに収まった父と母だが、この仲違い、延々1年近くに及んだという。
当時、父の方ではもう完全放置状態。
でも母は泣き暮らしまくって、友人も心配するほどの意気消沈ぶりだったそうだ。
なんとか復縁したい、ということしか頭になかった母。
でも、よくよく他の復縁体験者の成功エピソードなどを知ってみたり、友人のアドバイスを聞いておとなしくしていた。
つまり、父に連絡は入れないでおいたそうだ。
そしてほとぼりが冷めた半年後くらいに、ちょっと父に連絡を入れたらしい。
その内容、そして母の取った態度というのが、他の方たちにも見られる復縁成功エピソードと同じはずだ。
くどいようだけれど、確かにそこには「一定の法則」があり、それに従って行動する必要がある。
一番キモになると思うので、次に詳しく説明してみよう。
【その1】「悪いのは私です」を貫く
バレンタインが復縁成功のカギになる、ということもあるけれど、実はそのバレンタインに至るまで、数ヶ月の間母は父に連絡を入れていた。
同棲などの頃と比べれば本当に頻度こそゼロに近いような連絡だったけれど、その中で母が父に語ったのは、こういう内容だったそうだ。
・悪いのは自分の方、という姿勢を貫いたこと。
・相手に非があっても、それをとがめないこと。
よくある話だが、喧嘩というと“喧嘩両成敗”。
つまり互いに至らないところ、悪い点があるから喧嘩になる。
これが常識的な判断かも知れないが、復縁をしたい時には話が別になると言える。
理屈は確かにお互い半々で悪いところもあるに違いないが、喧嘩した相手からそれをとがめられてもなかなか素直に飲み込めない。
それどころか、そういう理屈と感情は別。
余計に怒りがフラッシュしてしまうのだ。
復縁を本当に成功させたいなら、理屈でなく、そういう相手の感情をしっかり基本に置いていく必要がある。
もちろんこういうエピソードでも、形はいろいろかも知れないけれど、よく取り上げられるはずだ。
【その2】相手をムリに自分に同調させないこと
そしてもう一つの法則。
こうやって母のように、わずかでも連絡を取り合えれば良いのだが、それもかなわなかったら手紙を書いたり、間に人を立たせて連絡するのも手だ。
そしてその連絡の中で注意すべき事は、
“こちらからせがんで無理矢理に同意させるのではなく、自然と相手がその気になることを目指すこと”。
復縁に成功した人たちのエピソードを見てみると、みんな確かに“冷却期間”がある。
その期間は音信不通の人もいるけれど、仮に連絡が取れたりしても、「重い女」丸出しで余りしつこく話を求めようとしないこと。
とにかく相手が不快に感じたなら、それですぐ引き下がることだ。
長くならず、ごく短い会話で良い。
挨拶だけでも十分だ。
要は、こういうわずかな歩みを少しずつ、着実に継続していくこと。
そして、相手の気持ちが十分に和む時期。
それがバレンタインになるようにがんばれば良い。
【その3】バレンタインでも同じ姿勢を貫くのが基本
そしてしっかり復縁を目指すために、バレンタインでは手作りチョコを作り、出来れば一緒に手紙も添えると良い。
なぜかというと、携帯とかのやりとりだとどうしても相手の予定を無視して呼び出すことになる。
ちょっと気づきにくいが、携帯や電話というのは、掛ける方は自分の好きな時間に掛けられるけれど、受ける方は不意を突かれてしまう。
そうなると最悪また貴女に対して悪い印象が蒸し返されてしまいかねない。
その点手紙は、受け取った相手の男性が好きな時に読める、というメリットもある。
そしてさらに、メールなどと違い、手書きの手紙はすごく思いがこもるものだ。
父はチョコが嫌いだったが、母がバレンタインでくれた手紙を読んでようやく受け入れることに決めたそうだ。
そしてチョコを全部一気に食べたとか。
「大して美味くもなかったけれど」
とか、いまでも悪態をついていたりする.笑
そしてその中で、今まで貴女が取ってきた態度は変わらないままにしておくのが良い。
あくまでも相手の男性の心を動かすのが目的だからだ。
以上が母が父に取った方法の一部始終になる。
終わりに 復縁成功エピソードに見られるもう一つの“大切なこと”!
最後になるけれど、母が父に取った態度からもおわかりの通り、かなり月日もかかる。
そして努力も続ける必要がある。
でもそのためには次の様な大切なことも忘れてはいけない。
復縁は成功するんだ、と信じていること。
そして、そのためにしっかりと努力を続けること。
地道で、本当に息が長いかも知れない。
けれど私の父と母の成功エピソードなどで気づくのだが、それが出来ることこそ、イコールで結婚できる相手である証拠でもある。
ぜひ幸せに向けてがんばることを願いたい。
遠藤朱夏(えんどう あやか)