いったん関係が冷めた彼氏と修復することが出来るのだろうか?
実は彼氏ではないけれど、私は知人の男性には聞いたことがある。
そうしたところ、
「男がいったん女性に冷めたら、女性の方でどんなにかき口説いても修復出来ない。ちょっとテクニックが必要だ」
とのこと。
男性と女性の目線はずいぶん違う。
けれども、確かに修復出来て、元通りの関係に戻る事も実際にある。
男性の意見だけでは一方的だけれど、それでも彼が言うには
「男が冷めた原因は結構単純だよ」
だそうだ。
果たしてそうだろうか?
この記事を閲覧している女性の中には本当に切羽詰まった方もいるに違いない。
その方たちのためにも、できるだけ修復の道を押さえてみた。
彼氏が冷めたのは「理の当然」?男は熱しやすく冷めやすいもの?
彼氏が冷めた態度の見せ方もいろいろある。
でも、関係の修復から考えれば大体同じようなもの、というのが知人男性の主張だ。
男性と女性の違いがこういう恋愛関係で明らかになる。
同時にそれが修復へのヒントにもなるようだ。
どういうことかというと、
“男はまだ手に入れられないものに対してはすさまじく情熱を燃やして執着する。”
“けれど、いったんそれが手に入れば急速に気持ちは萎えてしまう”。
ということだ。
知人男性に言わせれば、彼氏が彼女と付き合うのも同じで、
「男というのは努力すれば何とかその彼女を手に入れられる、と踏めばがんばっていろんな手段やアプローチをかけたりする。
「でも、彼女がいったん自分のものになってしまうとあっという間に冷却化する。『俺もう冷めた』となる」
「だから嘘でも良い。その彼女がもう一度自分の手の届かなそうな女に見せてしまえば、また目の色変わるもんさ」
そこまでずけっと言わなくても・・・
と思うのだが、この後に彼の話で注目することがある。
修復できるかどうかは、後の彼氏次第?
女性の中は男性側からのアドバイスとは言え、こんな絶望的な言い方をされるのは悲しすぎる、と思う方も多いに違いない。
だが、多くの恋愛経験のある方の内には、確かに付き合い始めてからある時点になった時、彼氏の様子がだんだん変わってきた、と感じる人が多いはずだ。
それを知人の彼は「冷めた」と取っている。
というか、もう少し詳しく彼が語るには、
「男が女に完全に冷めてしまったら話は別だけれど、上手く関係が続いている時には、冷めない部分、冷めた部分を上手く男はバランス取っているもの」
だそうだ。
要するに、もしもいったん冷めた男性との関係を修復する余地があるというのは、そういういわば永続的に貴方に「冷めていない気持ちがある」ということだ。
要は長い付き合いでもそれを持ち続けられるか、ということになる。
突然「冷めたから別れたい」と切り出されたら?
一番ショックなのは今まで温かく接してくれてきた彼氏が、いきなり手のひら返しのようにして、
「俺はお前をもう好きでも何でもない。お互いに別れた方がいいだろ?」
みたいに最後通牒を突きつけておしまいになる。
交際期間の長短に関わらない。
そして交際が長いほどこんな冷めた態度や別れ方をされたら泣くに泣けないほど辛い。
でも、実際好きだった彼氏から
「もうお前を好きでも何でもないから別れよう」
と切り出されたとする。
貴方ならどうするだろうか?
いやいやであろうと相手の言うことに応じる方がよいと思うだろうか?
はっきりこれは回答できる。
貴方の熱意次第だ。
自分に対する自信の強さが運命を左右する!
「ハイ別れましょう」
というのも一つの運命の岐路になる。
これ自体、私も否定しないし、知人男性もそうだ。
でも、それでも強引に冷めた彼氏のことを追いかけて、最終的には添い遂げて結婚し、子供も出来ている夫婦だっているから、と彼は語る。
「要するにその女性は、
『彼(つまり結婚相手の旦那)にとって、私は絶対に必要な女』
だと自分に言い聞かせた。
そしてしっかりと自信を持つことをあきらめなかったらしい」
知人男性も口が悪いから、平気でその女性をデブとかブスとかけなしまくる。
けれど、それでも彼女は二人の関係が修復することをあくまでも信じていたらしい。
そしていったんは別れてから、しばらく身を引いて顔を見せないでいたという。
そうしたところ、意外なことに関係の修復を向こうから突然切り出されたそうだ。
「旦那にも会ったことがあっていい人だったよ。
で、嫁の女性に何でそうなったのか聞いたら、旦那が
『お前がいなくなるとやっぱりなんだかすごくさみしい。
俺の方から別れ話を出してすまなかったけれど、戻ってきてほしい』
と携帯で連絡てきたそうだよ。
笑うしかなかった」
と知人の男性。
話を聞けばその嫁の女性、今は旦那である彼氏から別れ話を切り出される前はすごく献身的に尽くして、半同棲の様だったらしい。
彼の身の回りの世話を焼いたりもしたそうだ。
それもこれもその彼女、自分をとことん信じ通せたというのが大きいようだ。
冷めたとか言われて途端に意気消沈する女性も多い。
だからこの彼女のようなケースはレアだと思うのももっともだろう。
けれども最終的には
“彼氏にとって、自分という女が本当に必要だということをどこまで信じられるか?”
がモノを言うのではないだろうか?
もしも貴方が心底別れたくない、と思っているのならば、このように自分自身で可能性を広げる努力をすること。
大変なことかも知れない。
けれども本当に好きな人に対してなら出来るのではないだろうか?
別れ話が出ても、貴女が修復を目指したい時には
そういうメンタルな部分はさておいて、じゃあ具体的には彼氏から「冷めた」宣言されたり別れ話を切り出されたりした時、修復をめざすなら、どうすればよいのだろうか?
これには三つある。
一つ目には、彼氏が冷めた原因を話し合って見つける。
そして解決しようとすること。
貴方の至らないところ、他に好きな人がいるなどなど、洗いざらい出すとよい。
二つ目にはいったんは3ヶ月〜半年くらいは身を引いてみることだ。
連絡を取ることも極力避ける。
要するに、しばらくの間は彼氏の言うとおりにしていること。
三つ目には、知人男性の入れ知恵になる。
ペットでもいつもそばにいたものが突然いなくなると、ぽっかり心に穴が開いたようなむなしくて寂しい気持ちになるのが男というものだ。
深い付き合いでいた関係ほど、そういう気持ちに強くなる。
そしてやがていったん冷めた女性に対して彼氏が連絡を取ることが出てくる。
その時に、貴方からいきなり関係の修復を迫るようなことは言わないこと。
素のままの貴方を見せて、恋愛関係にあった時の様子を見せないことだ。
その貴女を見た彼氏が、自分にとって本当に大切な女性だと思ったなら、それこそが本当に貴女に対して彼氏が持つ本心になるからだ。
その先のことは、貴女との本当の運命の結びつきに期待するしかない。
結びとして
恋愛関係は感情のもいろいろ伴う。
関係が冷めたらすぐに別れようとするのも運命かも知れない。
けれど、そう言い切った男性に対して何もしないでいるだけしか思いつかない、というのもやっぱり不幸だ。
いったん男が冷めたら修復出来ない、と最初に知人男性の口を借りて私はお伝えした。
けれどもそれは、あくまでも「冷めた」と彼氏から言われた『時点』でのこと。
自分を信じ続けるような力強い女性のリアクションがあれば、まだまだ男女の織りなす綾。
そこに可能性はきっとあるに違いない。
えがみななみ