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インフルエンザ予防接種に副作用?熱が1週間後に出るってなぜなのか知りたい!

インフルエンザ予防接種を受けていながら逆に熱が出た。
そういう体験をした一人がこの私だ。
しかも微熱などという半端な熱ではなく、38度5分。予防接種を受けてから6日後。大体1週間後のことだ。

すわ副作用?と熱に浮かされて慌てたが幸いにも数日後にはケロッと治ってくれた。
いったいあの熱は本当に副作用だったのだろうか。

その謎が解けなければ心配がつのるだけだし、インフルエンザ予防接種のシーズンが巡ってくるにつれて、また再び熱をだすのではないか。
そういう風に1週間後のことが気がかりだ。

実際私以外にも同じ体験をした人というのは多いようだし、そうであればやっぱり何か原因があるに違いない。

それについて洗い出してみた。そういう経験がない人でも、またもちろん私のように同じように発熱の心配をしている方はぜひ知っておいた方がよいだろう。

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インフルエンザ予防接種は体内に抗体を作ってウィルスから防御

まず一番基本的なこととして、インフルエンザ予防接種というのは何なのか?
このことに着目してみたい。

というのは結局、このインフルエンザのウィルスを体内に植え付けて抗体を作る。
これがインフルエンザ予防接種の原理だ。

細菌とかウィルスを体に仕込むわけだから、確かに体調次第では、それで悪影響が出やすくなることもあればそうではない、という場合もある。

私が予防接種を受けて1週間後、訳が分からず体がだるくなって、体温計で測ったら38度4分、5分まで上がっていたが、結局そうなるとインフルエンザ予防接種の「強さ」に体が負けて副作用みたいに熱が出たということになるだろうか。
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学校時代などでも言われていたが、予防接種などの注射を打つときには、風邪を引いていたり体調が優れないときには避けるよう言われていたことを思い出す人も多いだろう。

そして確かに、私が熱を出したときには元々仕事の疲れが溜まって悪寒が走っていたようなときだった。
そして熱がどんと出てしまった1週間後まで、確かに仕事で残業と寝不足の連続だったことを思い出す。

予防接種の前に風邪を引いたかも?もしかしてこれで注射を打ったりしたらマズイかなあ、でも子供の頃と違って抵抗力の付いている大人なんだから、大したことはないだろうな、などと脳天気に構えていたこともある。

どうやら結局私の場合、予防接種の副作用がそういう体調不良に微妙に刺激されてずいぶんずれて出てしまったようだ。

副作用は確かにあるが、個人差も

もちろんだからといって、全ての人が体調を落としたときにインフルエンザ予防接種を受けると熱や他の副作用が出たりするというわけではない。

また、熱が出たと言っても、むしろ微熱の方が多いようだ。
そして2,3日後には治ってしまうことが大半で、そういう副作用が収まったときには要するに体の中にインフルエンザの交代ができたということになるのだろう。

看護師の知人の話だと、インフルエンザ予防接種を受けてから副作用の発生が一番多くなるのは1週間後などではなく、通常は30分後という。

その主な症状としては、発熱や頭痛の他にはだるさ、不快感そしてけいれんなどもあるという。

副作用で熱が出たときには?

そして運悪く、そういう副作用らしきものが現れたら、とにかく医師に相談することを真っ先におすすめしたい。

特に熱が出た時には、暫く安静にしている必要があるだろう。
普通の人では2,3日で熱が下がるし、つらいからと言って医師に相談なく解熱剤などを勝手に飲むのは危険だ。

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もっと深刻なアレルギー反応になることも

また、インフルエンザ予防接種のためのワクチンは鶏卵で培養してつくるので、玉子にアレルギーを持つような人の場合、アナフィラキシーなど重度のアレルギー反応が出る場合がある。

そうなると嘔吐、呼吸困難など深刻な症状に見舞われて、最悪の場合には死に至ることが実際ある。

なのでこうしたインフルエンザ予防接種を受ける場合には、自分にそういうアレルギーがないかどうかチェックしておく必要があること。
かなりレアなケースと言われているが、これもぜひ知っておいていただきたい。

副作用を出さないためには

最後になるが、そういうわけで個人差によるし、またその時の体調も絡んでこうした予防接種によりインフルエンザにかかっているわけではないのに熱が出てしまうことがある。

もしもそういう目に遭うのがどうしてもイヤだ、というのならば一見予防接種をスルーする、というオプションもあるように感じるかもしれない。

ただ、一般的には予防接種後1ヶ月に免疫が形成され、ワクチンの効果がその頃一番強くなる。
そして約3ヶ月間はその効果が持続される。

この効果を見れば、一時的に体調が悪くなるのがイヤだと言って、インフルエンザ予防接種を受けないままでいる、という方がリスキーだろう。

だからやはりアナフィラキシーなど、重大なアレルギー反応による副作用の心配がないということを検査して分かったなら、1週間後の発熱はやむを得ないのかも知れない。
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実際、仕事を持っている方達にとっては、インフルエンザに感染してしまうと、症状の出ていない潜伏期も含めてかなりの期間を強制的に休まされるハメになる。

なのでどうしても予防接種を受けても副作用で熱を出したくない、という場合には消極的な方法になるがやっぱり体調管理を万全にしておくこと。

食事や生活習慣、適度な運動をきちんと管理して行くしかないと思われる。
そしてとにかく医師とは相談を密にしておくこと。
これらをぜひ心がけていただきたい。

遠藤朱夏(えんどう あやか)

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