乳がんはもはや中高年層の女性だけがかかる病気ではなくなってきた。
だがその乳がんがステージ4まで進みながら、中には完治してしまった人もいる。
ステージ4と言ったらもう末期。
そんな末期の乳がんをどうやったら完治、つまり撃退できたのか?
ものすごく知りたかった。
多くの女性も同じ気持ちの人はいるはずだ。
そういう完治の人たちのケースを考えて見たとき、やっぱりというかすごく大切なことが知らされてくるように思う。
それをぜひご紹介してみたい。
乳がんなど、がんの原因は免疫機能の低下!これを高めれば完治につながる!
ステージ4の乳がんをどうやって完治させたのか、そのケースはどういうものがあるのか?
その前に、今や乳がんはちょっと前のように40代、50代の女性ばかりがかかる病気ではない。
その原因を見つめてみたい。
それどころか、30代、さらに20代の女性にもリスクが叫ばれてきている。
早期だったら治療によって100%近い完治が見込めると言っても、かかってしまう可能性があることは事実だ。
中には検査にも引っかからずにステージが進み、気づいたら処置も出来ずにステージ4まで達することだってある。
現に今、34歳の元フリーアナウンサー、小林麻央さんがステージ4の乳がんにかかって闘病中なのは広く知られていることだ。
しかしながら、彼女もやはり完治を目指しているという。
その理由は“完治を目指せる”希望があるからにまちがいないからだろう。
だがこういうふうに、私たちアラサー世代の女性にとっても、乳がんは遠い病気では全然無くなってきている。
これだけはしっかり認識していなくてはならない。
だがそもそも、なぜ年を追うごとにがん患者が増え、しかも乳がんだけをとってもそういう若い女性たちもかかってしまうのだろうか?
これについては専門家も指摘しているが、一番の原因は免疫力の低下。
要するに、日本人は年を追うごとに免疫力が低下してしまっている。
このため、免疫細胞が弱くなり、がんやアレルギー、ウイルスなどの病気にかかりやすくなってしまっている、ということになる。
だからまず一つ目として、この免疫機能を何とかしてアップしていけば良いことになるのだ。
免疫力を最高に高める方法は体温を上げること
免疫力を高めること、と言うのはよく言われることだ。
免疫力を上げることで、がんもそうだが上記の通り、かなり大きな範囲の病気や症状、アレルギーを改善できる。
このためによく
・食べ物を見直す
・ストレスをためない
・笑いを絶やさない
・運動不足を解消する
ということが言われている。
もちろんこれらも必要なことだ。
特にステージ4から生還した方たちを見れば、これらを良く見直しながら努力して改善していたはずだ。
だがあえてこれらに加えて、というよりある意味これ以上に大切なことに気づいていただきたい。
それは
「体温を上げること」
と言うことにつきる。
これが二つ目のポイントになる。
なぜなら体温を1度上げただけで免疫力は5,6倍に向上するからだ。
実のところ、最近では20代30代の女性でさえ乳がんにかかるという事実の裏付けがここでも出てきている。
それは、実際日本人の平均体温というものは50年前にさかのぼるとなんと36.9度だった。
平均体温がほぼ37度!
誰もが驚くはずだ。
要するにあの体温計に引かれているあの赤い線がふつうの日本人の体温だった時代があったこととなる。
ちなみに、がんが一番増殖しやすい人間の体温は35度と言われている。
35.5度もであっても自律神経失調症になったり、アレルギー症状が出やすいと言われているのだ。
皆さんの体温はいかがだろうか?
たとえば、小林麻央さんの平均体温がどういうものかは分からないが、
「がん患者は一様に低体温」
と言うことが知られている。
平均体温が1度下がれば免疫力が30%低下する。
この事実を絶対に見逃してはならない!
ステージ4から生還した人に見る生活ぶりとそのあり方
ここから乳がんのステージ4から生還し、完治させた人のケースを考えて見よう。
まず食事。
ある女性は食事としてわかめなどの海草類をたくさん食べて続けていたという。
海草には発がんや腫瘍を抑制する効果があると言われる。
100歳くらいの超高齢の人たちが食べていると言うことを良く耳にした方も多いはずだ。
大豆食品やショウガをとるようにし、満腹を避けること。
満腹になると消化器官に血液が集中する分、体の他の部位が冷えてしまうためだ。
また、ここで一つ大事なことをお伝えしておきたいが、ぜひ白湯(50℃くらい)を毎食30分前くらいに飲むようおすすめしたい。
白湯を飲むことで胃腸が温まり、ひいては体温を引き上げてくれることになる。
運動。
スクワットや腕立て伏せなど、筋力をつける事も必要だ。
筋肉がつくことで体温が上がる。
また、ウォーキングを毎日続けることによって基礎代謝や自律神経の安定、免疫機能なども活性化されてくる。
ウォーキングとともに日光浴も欠かせることは出来ない。
サンスクリーンを塗ると紫外線の良い効果が減殺されるので、塗らずに30分ほど毎日歩くことがおすすめだ。
ストレス。
睡眠時間を確保し、決まった時間に寝起きする習慣をきちんとつけること。バラバラな時間に寝ても睡眠が充実しない。
深呼吸することも大切だ。
やってみればおわかりだが、深呼吸を10回くらい続けていると自然と気持ちもおだやかになるものだ。
その他(にしたくないくらい大切だと思うが)、笑いを絶やさないこと。
笑うことで免疫機能がアップすると言うことは広く知られている。
小林麻央さんも今、ステージ4の末期乳がんであるのにあれだけ明るく笑顔を絶やしていない。
すでに余命宣告されているのに、医師らのよそくをうちやぶって彼女が命をつなげているのはあの笑顔。
笑うことを忘れないためなのかも知れない。
また、これは他の女性のケースだが、大好きなカラオケを乳がんの手術後も続けていたりしていた。
自分の好きなこと、やっていて何もかも忘れてしまうほど楽しいことに没頭することも大切になるようだ。
完治した人を常に参考にする
最後になるが、その最後の3つめとして、これもぜひ挙げておきたいものになる。
それは実際にステージ4の乳がんを完治させたり、克服した人たちの実際のケースを十分参考にすると言うことだ。
いろいろな書籍やネット上の体験談など、探ってみれば思いの外そういうものにい行き当たることがある。
そういう「成功した」人たちに学ぶことも絶対大切だ。
ただ、そういう人たちの体験談やケースなどをひもとくと、結果として私が上に上げているような完治にいたる方法を駆使していたことに行き当たることが多いと思う。
結局のところ、乳がんなど、がんのステージ4となる末期がんの克服への道はかなり“一本道”ではないだろうか、と言うのが私なりの結論だ。
乳がんはステージ4でも生存率が高い!絶対に諦めないこと!
そんなわけで、乳がんのステージ4を完治する方法を中心に、私たちがぜひ理解して置くべき事を上げてみた。
日本人の体温低下に伴って、免疫機能が崩れてきているわけだからそれを引き上げること。
そのためには上の方法が一番有益だと思うし、他にもたくさんある。
最後になるが、乳がんはステージ4であっても5年生存率は他のがんよりも非常に高い。
大体32%近く。
中には5年生存率が40%、50%に達するという専門家の意見もあるようだ。
定期検診による予防、そして早期発見ももちろん必要になる。
早期になるほど完治の確率は100%に接近するけれど、その数字を考える前に、日常の食生活や生活習慣、そして運動習慣を見直していただきたい。
そのバロメータとして、上にお伝えしたとおり、体温が決めてとなるだろう。
そしてぜひ免疫機能を200%アップした健康な体で生活を営んでいただきたい!
遠藤朱夏(えんどう あやか)