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恵方巻きの由来は男性に関係あると知って思わず吹いた!出会いにつながる(?)正しい食べ方とは 

恵方巻きの由来、といえば男性。
そう言ってピンと来る人はやっぱりアラサー婚活中?
そんなわけないかも知れないけれど、そういう連想力が豊かな人にちがいない。

でも恵方巻きの由来、もともとそういう男性がらみの由来なんだからしょうがない。
私はその由来を初めて知ったとき、思わずブーッと吹いてしまった。笑
だがそれでも恵方巻きの食べ方にはちゃんと筋道、つまり正しい食べ方というのもある。

あの長い太巻き寿司、それなりに年中行事の一つになっているし、由来から考えても、女性向けの行事ではないだろうか。
そんな正しい食べ方と一緒に、由来をぶっちゃけながら楽しくお話ししてみたい。

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恵方巻きの太巻き寿司は男性に見立てたもの?正しく食べてご利益を

恵方巻きの由来というのは、同じ節分2月3日に行われる豆まきと比べてずいぶん新しいものだ。

その中でも、内容的によく言われていて、一番有名なものには
「江戸末期から明治時代にかけて、大阪船場の商人たちが女性としていた遊び」
というのがある。

女性にあの太巻き寿司を丸かぶりさせて、それを一気に食べ切る、というものだ。
そしてその太巻き寿司を男性に見立てていた、というもの。

細かいことは省くけれど、ようするに、上品とは言いがたい由来。笑
だがそれだけに私たちにとっては大受けな由来になる。

その後寿司屋さんとかが戦前に販売していたもののいったん廃れ、その後にコンビニや海苔屋さんなどが販促したことで、全国的に広がりを見せて今日の行事になっているものだ。

そんな浅くて笑える恵方巻きの由来だが、男性と女性との結びつきにたとえられる遊びとして元々は発祥したものだし、そこから良縁とか、子宝などの連想も働いて、そういう方でのご利益があると言われるようになっている。

だから恵方巻きを正しく食べることが出来たアラサー婚活女性などは、別に売り込むつもりはないけれどしっかり食べて出会いをがんばるのもスジなはずなのだ。笑

正しい方角に向かって食べましょう!

恵方巻きの名前、具材は何?

「恵方」というのは、一言で言えば「その年の良い方角」ということ。

元々陰陽道(おんみょうどう)という、すべての物事を陰と陽の二つに分ける古い中国の考えから来ているもので、占いなどでも使われる方角の考え方になる。
その年ごとに良い方角、悪い方角が割り振られるもので、恵方を向きながら食べるから「恵方巻き」、ということだ。

恵方という方角には歳徳神(としとくじん)という、その年の幸運をになう神様がいるとして、「その方向に向かって行えば何事も吉」というのがセオリーだ。

恵方巻きの食べ方だが、まず心得ておくことはもちろんそういう恵方を向いて食べること。

そして太巻き寿司は切り分けて食べてはダメ。
食べやすくしようと切って食べることは“縁を切る”事につながるからだ。

そして一気に食べなくてはならない。
食べるときには必ず無口。
うんうんうなったり言葉を発したりするのはNG。
そういう風に声を出したりすると運が逃げる、といわれているためだ。

そして同時に無言のまま、願い事を思い浮かべながら食べること。

でも、あの太巻き寿司を男性だったら何とか食べきれるかも知れないけれど、女性の口にはなかなか収まりきれるものではない。
私も友人と一緒に食べたことがあったけれど、友人は終いには中断し、
「喉につかえるよお!」
と泣き言を言っていた。

私は、といえばいちいち噛みちぎっていた。
これは反則。
でもそうしないと巻き寿司がボロボロ崩れてしまうからだ。
一気に食べられないとこういう悲惨なことがある。

食べられる女性はうらやましい!

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でも、恵方巻きはそういうわけで由来からしてその巻き寿司を男性に見立てているわけだし、基本的には女性向けの習わしになると思う。

現にご利益としては、女性が食べることで未婚女性なら良縁に、既婚女性だったら子宝に恵まれるということが多い。

でもこうして男性の方が食べやすく、女性にとってはきつくなるこの恵方巻き。
いったいどっちのためにあるのか、とも思ってしまう。

「女に食べにくいようにしてある分、それを乗り越えれば絶対良いことがあるようにという意味で、そうしてるんでしょ?」
というのが友人の思考回路だがいかがだろうか?笑

恵方巻きの具材と、さらなる便乗商法も?

恵方巻きはそんなわけで、直接広まってきた原因は89年にセブンイレブンが広島で売り出したのが元になっている。

コンビニ発祥というのが面白いけれど、それなりにくるまれる具材もよく考えられているものだ。
良くある具材として、七福神を表す椎茸、ウナギ、かんぴょう、エビ、だし巻き、でんぶ、そしてキュウリがある。

なかでも青いキュウリを青鬼、赤いショウガやでんぶを赤鬼に見立てて、それを食べることで“邪鬼をはらう”意味ととる。
このへん、節分の豆まきと同じだ。笑

鬼が恵方巻きを食べるのは反則!

七福神を“巻き込む”ことで「福を巻き込む」事につながる、ということらしい。
ここまでくるとなんとなくこじつけみたいに聞こえるけれど(笑)、でも今ではいろいろと他の具材も工夫して売られているし、もちろん自宅でも作れる。

また、菓子店などでもケーキの恵方巻きなどを出している。
もしかしたらファーストフード店あたりも今年あたり、何か考えてくるかもしれない。いろいろ便乗商法に夢も広がりそうだ。笑

でも元々お寿司だしヘルシー。
由来はともかく男性だって食べてはいけないこともない。

楽しく食べて、豆も撒いて節分を過ごしていただきたい。

遠藤朱夏(えんどう あやか)

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