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生涯独身でも幸せな生き方がある?何かをすることでそういう道が開ける可能性が!

生涯独身が見込まれる女性が多くなる中、幸せな生き方というもの自体を考え直すチャンスかも知れない。

こういう前向きに生涯独身を考えて良いのかどうかは私も分からない。
だが、幸せな生き方というのは形で決まるのではなく、心が決めるもの。

そのような生き方の原点に返れば、あながち生涯独身が避けられないときには大きく説得力を持つことになるはずだ。

婚活で苦しんでいる、私と同じ30代、アラサーの未婚女性には一つの思考の転換成るかも知れないのでお伝えしてみたい。

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結婚して不幸になる人がいる限り、生涯独身で幸せな生き方が無理とは言えない?

もちろんだからと言って生涯独身をむやみにおすすめするわけではない。
結婚することが幸せな生き方、というのは女性という生物的な本能のレベルでまず追い求める幸せの形のはずだからだ。

だが今や日本の女性、生涯未婚率が2015年には18%にまでふくれあがり、今でも微増している真っ最中。
ゆくゆくは20%の大台を超えるはずだから、近々5人に1人の割合で生涯独身二なる女性が出て来ることはほぼ確定的だ。

その恐怖に尻を叩かれる形で、私たちアラサー以上の女性は毎日の仕事で疲れ切っているの中、生涯のパートナーを見つけようとして婚活サイトや婚活バーティーへと登録・出席を繰り返しているわけだ。

だがよくよく結婚している人たちの生涯にわたる“結末”を考えると、幸せな生き方とはいえない様な人もいることは確かだ。

だとしたら逆に生涯独身出会っても幸せな生き方がまるっきりできない、とはいえない。
たとえば、尼寺の尼僧などはひとまず生涯独身のはずだ。

だが、だからと言って尼僧の方たち全員を指して
「あなたたちは幸せな行き方をしていない」
ということを言えるだろうか?
一家

幸せな生き方というのは形ではない

生涯独身というと、私たちは普通説示が寒くなる様な怖れを感じる人が多い。
私も例外ではない。

だから20代からみんな婚活にいそしんで、そしてがんばって出会いを持とうとしているわけだ。
もちろん結婚こそが幸せな生き方だ、とDNAのレベルで確信しているからに他ならない。

だがいろいろ相手探しに苦労を続けていると、なんとなくどこかで自分の努力限界になってきている、そういう感触を持つ人は多いのではないだろうか?

もちろん年齢によるギャップも大きくなってくる。
20代の頃とはちがい、こちらから求めなくても婚活の場では交際を求められたり、メルアド交換を迫られたりするケースも多かったが、アラサー辺りから激減。

そういう時には本当に自分の無力さ、魅力のなさが浮き彫りにされてしまうのではないか、とまで思われるのだ。

婚活では所詮30代女性は20代女性にかなわない。
そこでもうムダな努力という思考が頭にもたげてくるわけで、そうなると体よりも心の方が折れてしまう。

30代だろうと女性は女性。
心はそんなに強くない。

幸せな生き方を求めようとして無理にがんばればどこかで壊れてしまうことだってあり得るし、実際婚活疲労や婚活ストレスが溜まっている人たちも大変多い。
だから早い人は30ちょっと手前で生涯独身しかない、と諦めてしまう女性だって少なくないようだ。

そういう自分の心に無理が利かない分、幸せな生き方というものを結婚にとらわれずに直視していく必要も有るのでは無いだろうか?

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幸せ、不幸せは人間の心一つ!

中村天風という、昭和中期の実業家で思想家の人がいて、その人は人間の幸せというのをこうとらえている。

「本当の幸せとは、どんな困難に出会ってもぐらつかない心の平安のことを言うのだ」

よくよく自分たちを振り返って考えれば、結婚できない、結婚相手がいない、という現実の形によって自分たちの不幸を決め込んでいる。
幸せとか不幸を決めるのは結局は自分の心一つになる。

だから結婚しても不幸せはつきまとうこともあるし、逆に生涯独身でも幸せが逃げないこともある。

ただ、周りが、そして社会がそういう風に幸せと不幸せの「形」を決めているわけで、自分たちはそれに乗っかって生きているに過ぎない。

だが本当に幸せを追い求めたいというならば、ある意味婚活でなかなか成果が出ない今の私たち、それを見つめ直すチャンスかも知れない。
授乳

生涯独身でも幸せな生き方になるためのヒントとは

ずいぶん哲学的なことを語ってしまったのだが、そういうわけで生涯独身にもちゃんと幸せな生き方、必ずあると信じたい。

そして確かに婚活は重要だ。
私の考えで言ってしまうけれど、あくまでこれは譲れない。

一つにはやはり私が結婚して子供を産んだりすることで親や親族が喜んでくれる人がいる。
私も確かに出会いを持ちたいし、また子供も産みたいからだ。

くどいようだけれどふつうの女性にとって生物学的なレベルで考える幸せ。
本当の幸せかどうかは上に語ったとおりなので判定できかねるけれど、言い変えれば「満足感」をそこに見いだしたいと願うからだ。

でも具体的に、じゃあどういう生涯独身の生き方が、幸せな生き方といえるのか?
と、具体的なその生き方の形に振り返って見たいけれど、よく考えれば男性よりも女性の方が老後であっても知人友人とのつながりが濃い場合が多い。

一つには女性特有の気性として、男性よりも同じ同性としてすぐに打ち解け合いやすい、という長所がある。
男性が結構一匹狼で過ごしてしまうのに対し、女性は老後になっても同じ境遇の女性同士の中で和気藹々にやっていけるものだ。
女性特有の一つのメリットだろう。

だがもちろんそれだけでは一生がもったいない。
幸せな生き方を求めるならば、何か自分が生涯かけて打ち込めるようなことを探し出すのも良いかも知れない。

考えようによるけれど、そういう風に先々を肯定的に見ておくと心の重圧が晴れてくるのではないだろうか?

最後に、しかしながらそれはあくまでも最後の手段。
生涯独身になったとき、どうやったら幸せになるのか、そのヒントととらえておけば良いと思う。

まずは女として、良い相手に恵まれることを願いながら婚活をがんばっていただきたい。

遠藤朱夏(えんどう あやか) 

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