結婚前に二股をかけている、というのはやってはいけないことと知りながら、ある程度多くの女性たちにとって「でもしょうがないよね」みたいに言われることが多いかも知れない。
実際二人の男性と付き合っていてはっきりと選べない、という場合も多いし、まして結婚という大きなことを前提にしたおつきあいの時にはなおさらになるだろう。
いろいろな基準を掲げてそれを元に選べばよい、という意見もあったりするが、逆にそれを考えた後でもやっぱり結婚して家庭生活が上手く行かない場合だってある。
だから何か他の決め手のようなことを理解して実行する必要があるのではないだろうか?
その一例として、そういう二股でしっかり選べないまま、結婚した女性の話とともに何がいけなかったのか、どうすれば良いのかを考えてみよう。
ある二股をしていた女性の結婚生活に見るてんまつ
はっきり言ってしまうけれど、私の中では二股はたとえ結婚前の試しとしての交際であっても避けた方が良い、ということ。
貞操観念とか、そういう堅い話をするつもりはないけれど、そういう風にして二人の男性と二股の関係をずるずる引きずりながら結婚適齢期になり、それでも選べないと言っていた女性を知っている。
その彼女のいきさつを見ても、やっぱりそういう男性の見方、考え方が定着してしまうし、家庭を持つ女の条件としては良くないように思えてしまうからだ。
で、その彼女がそれでもそれまでの二股関係を“精算”し、一人の相手に絞って結婚したまではひとまず良かったのだが、問題が当然のようにわき上がってしまっていた。
その女性、身内ではないけれど私の学生時代の友人だった。
それほど派手好きではないはずなのだが、それでも同じ女友達同士の間でもこっそり隠れて学生時代から複数のボーイフレンドと付き合っていたことでも知られている。
結婚を前にしても二股で選べない、という彼女の気持ちの裏には、どちらもそれなりに違った魅力があって、別れるのがもったいない、という様な理由だったらしい。
だがよくよく考えれば、そういう学生時代、あるいはもっと前の頃からの異性関係の性癖が今まで残っていたというのが本当だろう。
その彼女の結婚生活を人づてに先日知ったところ、やっぱり結婚後もそういう複数の男性と付き合う衝動が抑えられなかったらしく、結婚前に二股をかけていたもう一方の男性とこっそりできていたという。
要するに不倫行為だ。
それを知った旦那、というか二股の本命になるというか、怒って彼女と子供を置き去りにして家を出て行ってしまったらしい。
ほとんど離婚同然の別居生活に今はなっているそうだ。
そして離婚自体も秒読みらしい。
二股を選べないのは見かけ以上に危険な行為
だから、結論として言ってしまうけれど、二股を続けている二人の男性、どちらも選べない、というのはその人なりにいろいろな理由もあることだろうけれど、将来のことを考えれば「選べない」という気持ち自体、相当危険なことではないだろうか?
上は二股をしていた女性の一つのケースに過ぎないけれど、でも男性関係というのはやっぱり深いところでその後の結婚生活、家庭生活と密着に関わってくる部分が大きいと思う。
学生時代から続いていたそういう長きにわたる男性交際にまつわる性癖や考え方、結局は年月が経っても定着してしまっているため、簡単には消えることが無くなることもおおいだろう。
だからすべての人がそういうことになるとは言わないが、たとえ結婚する前のことであっても、二股をするのはNG位に考えておくべきかも知れない。
この彼女、確かに大学時代は美人でおしゃべりも上手だし、派手ではないにしろサークルなどでも複数の男性の中に割って入っていくのも上手かった。
ボーイフレンドの一人や二人、いたって不思議じゃなかったし、もちろん他の友人たちと同じような雰囲気の彼女だった。
でもいざ結婚になって一人だけの男性のことしか考えてはいけない、相違家庭生活はいると、言ってみれば今までの彼女の男性関係とは“別世界”となる。
そこへ結婚前にも付き合っていた男性とよりが戻るようにして、またずるずるの状態になっていったようだ。
だから付き合う相手を選べない、というのは結婚生活には不向きな特徴と言えるかも知れない。
付き合っている最中は、もう一人の男性にばれなければいいのよね?みたいな軽い気持ちでいたらしいのだが、子供ができていよいよ家庭がしっかりしてくると、今度はそれが大きな災難の元となってくるはずなのだ。
はっきりと断る勇気が必要に
だからもちろん結婚する前にも、そういう二股関係みたいな状態になっていたとしたなら、はっきりと自分で気持ちを固めておくことが必要だ。
上の通り、二股にならないことがベストかも知れないが、結婚相手を探している時はそうそう理想論も言ってられないかも知れない。
だからあくまでも結婚後のことをまず第一に考えた上で心にとめておいてほしいのは、二股関係をしっかりと精算してしまうこと。
曖昧になることなく、結婚しなかった一方の男性にたいしてははっきりとそういう“意思表示”をするのがよい。
そしてもしも結婚後、そういう“誘惑”が旦那以外の男性から持ちかけられてしまったら、結婚前以上にはっきりと断ること、そして金輪際別な男性を追いかけないことだ。
それをせずに曖昧にして、相手の男性がつけいる隙を見せてしまったらアウト。
何よりも旦那より、旦那との間にいる子供たちが可哀想なこととなる。
上から目線のような結論になってしまって申し訳ないのだが、結婚して子持ちの女性も私の知り合いにはいる。
そういう彼女たちの意見を反映させての結論だし、現実を見据えている彼女たちに対して、独身の女性たちの間ではいろいろ意見もあるけれど、取り入れていくポイントも多いにちがいない。
えがみななみ