woovivid

片思いはつらい!既婚者への想いの果てに見るものは?禁断の運命に踏み入る前に考えるべき3つのこと

片思いというのは本当につらい。
とりわけ相手の男性が既婚者で、いわば叶うことのない恋に陥ってしまうと、本当に出口がない。

その既婚者の男性が同じ職場などにいて、自分の妻や子供たちの写真を見つめたりして仲の良さそうな様子を垣間見たりするとなおさらだろう。

そんな禁断の恋がよくないことだとは頭で分かっているのだが、逆にそれだけいっそう思いがつのってつらいものになるのだ。
片思いで本当に夢中になると、つらい自分の思いの丈を相手の男性に告白する、という手段を撮ろうかと本気で考えるものだ。

それはそれでひとつの運命的な好意なのかも知れないが、でもその行動を起こす前にぜひとも知っておくべきことがある。
3つほど挙げて見よう。

スポンサードリンク

告白して上手く行っても大きなリスクが

その一つ目は、現実的なことだ。たとえ片思いのつらい状態をやめようと勇気を出して相手の既婚男性に告白したとしよう。

そして幸運にも彼があなたを受け入れたとする。
当然不倫の行為。
そして禁断の逢瀬がはじまり、さらに関係が男女の関係へとエスカレートして行くなどと言うこともあるかも知れない。

だがそれはあくまでも周囲に二人の秘密がばれないで居続けた場合のことだ。

二人の交際期間が長く、そして親密度を増せば当然ばれやすくなるもので、特に同じ職場にいる二人ならば、壁に耳ありというとおり、遅かれ早かれ必ず明るみに出ると入ってよい。

そうした場合、社内や勤務先の風紀を二人の不倫行為によって著しく乱したことが明白だ。
必ずどんな勤務先や会社だって問題視することになる。
当然彼の奥さんにも連絡が行くだろう。

そうなれば彼の家庭が破滅に追い込まれることになる。
その結果、あなたよりも彼の方が大きな損失を被ることとなるのだ。
よくても降格、下手をすれば左遷になるか、解職される可能性だって無くはない。

おそらくあなた自身も職を辞すことになるかも知れないが、ある意味それはあなたも覚悟しているものと思う。

だが彼は奥さんとの離婚まで騒ぎが発展すれば数十万、数百万の慰謝料も取られることとなる。

一番可愛そうなのはもちろん彼の奥さんだが、ある意味それ以上に子供たちだ。
“最愛”の既婚者彼氏の子供たちの将来を著しくゆがめようとしている行為。
それがあなたの片思いを一方的に成就しようとした、その結果だといわれることも覚悟しなくてはならない。

世間体だって悪くなるだろう。

これだけの犠牲を承知であなたは果たして既婚者の彼との恋を成就させようと願うのだろうか?
このことをまず十分考えて欲しいのだ。

スポンサードリンク

あなたは彼のことをどこまで知っている?冷静で客観的になることが大切

だがそうはいっても、片思いはえてして思考をストップさせて物事を正しく見えなくする。
自分の思いばかりを心の中で行きつ戻りつするだけで、全然周囲が目に入らなくなることだってある。

片思いが我慢できない、という場合は私にもあったことはあったが、そういうときには一呼吸置いて相手の男性といったんでも距離を置いておくことをぜひおすすめしたい。

たとえば、いつも彼の顔がいつも見えたり、声が聞こえるようなところにいると、どうしても夢中になる火種を常に自ら抱えているようなものだ。

いささか強引でもよいから、上役などに頼み込んでデスクの移動や部署替えなどを願い出てみるとよい。
無理なことも多いので、1週間でも有休を取って旅行に出かけて頭を冷やすのもよいだろう。

または、上のように相手の男性の家族が被る迷惑の大きさを考えれば、あなた自身が職を辞したりするのも乱暴だが無い方法でもないだろう。

そしていったん彼の顔の見えないところで冷静になること。
その時果たしてあなたは彼のことをどこまで知っていたのか、そしてなぜ既婚者でありながら彼を好きになったのか、自分のつらいまでの片思いを冷静に見つめ直すチャンスができるものだ。
lady2
どんな方法でもよいから、いったん彼を自分の視界の外に出すこと。
相手は既婚者だ、禁断の恋なのだ、ということが頭の片隅にでも残っているならば、辛いのは理解できるが大人としてそれをコントロールしていく気持ちの強さが必要だ。

実際距離を置いたり会う機会を少なくすれば、片思いも薄れてくるし、つらい気持ちも楽になってくる。

既婚の知人女性の意見を借りるけれど、結局片思いなんて言うのは、相手のよい面ばかり見ていて自分の仲で理想化してしまっているにすぎない。

当たり前だけど人間男でも女でもたっぷりと周囲に見えないところで欠点だらけ、悪いところだらけだ。

どんなにすてきそうな男性だって、結婚してみれば、“こいつはこんな酷いヤツだったのか!”などと結婚前の幻想が吹っ飛ぶ時が必ず来るものだ、という。

相手の男性に夢中になっているときにはこういうことを何度言い聞かせてみても耳に入らないし、だからこそ相手が既婚者でありながら、つらい実らぬ恋に走ってしまうことにもなるのだ。

それでも思いを捨てられないならば

だ最後の三つ目は一生にわたって覚悟すること、となる。

これまで説明したようなことにもかかわらず、想いを捨てきれない、どうしてもいっしょになりたいとか、あるいは告白してみたら相手の既婚男性も私の求愛に夢中になってきた、などということになっていわば相思相愛に行き着くことだってあるかも知れない。

そこまで来たらもうそれこそ運命の出会い、というしかないだろう。
その時にはお互い将来を覚悟するしかない。
あなたにそれができるだろうか?
よく自分に問いかけてみることだ。
flower
想いを寄せる既婚男性と上手く結婚しても、上のような現実のマイナス、つまり離婚や慰謝料、そして相手の既婚男性の家庭を崩壊させたこと、元嫁の女性の恨みを一身に背負わなくてはならない。
片思いで相手の男性のことしか考えられなかった、ではすまされないのだ。

世間の非難も含めてそのようなそしりを受け入れていくことが出来る、というのはあなたが今夢中になっているから言えることだ。

だが元嫁のように、長年いっしょに暮らしていく中で冷静に思考出来るようになったとき、果たして初期のような気持ちを持ち続けていられるのだろうか。

未婚女性は男性の一部だけを強調化?

既婚男性と上手く結婚出来たとしても、ある意味そういうわけで今の片思いのつらい状態よりももっと厳しい現実がやってくる可能性は大きい。

そしてこれも既婚の友人女性のコメントだが、最後にお伝えしておきたい。

彼女も長い間未婚で過ごしていたのだが、そんな自分の経験から言えば、未婚女性というのは男性を自分の都合のよい視点や見方でしか見ていないことが多い。
良くいえば理想化、悪く言えば欠点を無視。

ところがいったん結婚すれば酸いも甘いも男性の全てを引き受けることとなる。
その時初めて自分は夢から覚めた、と彼女は語るのだ。

未婚女性の方々にとっては異論も反論も多いことだろう。
だがそれを自身で本当に理解できるのはやっぱり結婚して家庭を持ったときでしかない。

なので水掛け論みたいになるかもしれないのでこの先は私もどうとは言えない。
言えることはやはり、そういう既婚男性との恋愛は一つ距離を置いて冷静になること。
まずこれを目指して頂きたいと願っている。

山口昌子(やまぐち あきこ)

スポンサードリンク
Return Top