woovivid

出生率で日本の推移が予測も現実も笑うしかないほどショック!この国は本当に終わるのか

日本の出生率がとうとう2016年では過去最低を記録しそうな推移だ。
なんだか子供が生まれない、生めない日本、という感じになってしまっている。

この出生率について、推移や予測が正確な数値近いうち公式に出るが、すでにもう過去最低になるということが見えているという。

こうなった原因とか責任、いったいどこにあるのかという犯人捜しみたいなことはあまりしたくないのだが、どうしても気になる。
もちろんこの先まだまだ出生率が減り続けるという予測もある。

ということは結婚できる可能性だって減る一方のはずだ。

その出生率の推移や今後の予測ともに、こんな日本に誰がした?みたいにぼやきながら傾向と対策を考え出してみたい。
お役所がこのブログを見てくれるかどうか分からないけれど、結局は自分の婚活にも直結する問題になる。

そして絶対に女性に直結している問題にちがいない。
だから自分なりに真剣に考えてみた。

スポンサードリンク

ホンネを汲んでくれる人がいなくなったために結婚できなくなった日本?

2016年の日本の出生率。
これが統計開始をした1899年以来、予測として始めて100万人を割り込むことがもう避けられない推移という。

具体的には98万人。1947~49年のベビーブームの時には毎年270万人近くが生まれていた。それから比べれば実に3分の1にまで減少する勢いだ。

今後も同じ方向で減少は続く。まちがいない。
実際内閣府の予想では出生率の推移、2060年には今年のさらに半分にまでが減少するという予測まで出てきている。
私は自分が結婚できる可能性を、この予測に絡めて考えてしまうのだが、そうするともう笑うしかない。

一時的に出生率の高かったベビーブームの頃と比べればこうも極端な差が出るけれど、それ以外の年と比べても一番低いという。

これを知った私自身は、もう上のように子供が生まれない、生めない国になってしまったし、その理由はやっぱり「結婚できない日本」になったから、としか言いようがない。

そもそも結婚適齢期になりながらも、イヤ適齢期を過ぎていたとしても結婚したくない、と心底考えてしまっている人は男も女も圧倒的少数のはずなのだ。
だのに結婚できなくなってしまっている。
出生率も連鎖的に下がる。
それが今のこの国だ。

自分は結婚しない、と主張している人たちには様々な経緯があるかも知れないが、よく聞くのは
・独身が良いから、
・一人の方が自分に向いている、
とか、表向きには耳あたりの良い理由をつけている場合が多い。

そういう風にして独身を続けている女性、確かに私の周囲にもいたりするけれど、ホンネはあくまでも別にあるはずだ。

今の世の中、そういう人たちのホンネを汲んでやる人がいなくなってしまった、心の底では深く悲しんでいて、そのつらさを隠している、それを見てくれる人がいないということかも知れない。

空回りの婚活実態が出生率の推移・予測に跳ね返り?

でも確かに今、結婚しようとしても本当に難しい。
日本の婚活の現状は、そういう努力を必死手続けていても結婚が決まるのは圧倒的少数。

ひどいケースになると、35歳以上の女性にはもはや結婚を本気で諦めている人だっていたりする。
何しろ35歳以上の独身女性が結婚できる確率は今やたったの1%。
その推移は今後も減少が止まらない。
誰だって容易に予測は立つだろう。
それほどにこの問題が日本の出生率の低下を招いていることは否定できないはずなのだ。

そういう彼女たちにいろいろと誘いかけてお金を落とさせ、それで入会させてくる婚活業者はいったい何だろうか?
花嫁
それでもそういう婚活サイトに入会したり、婚活パーティーに参加すれば必ず相手が決まる、というのならばまだ良い。
でも実態は全然そんなことはないのだ。
まさしく空回り。
いくら探してもお金を擦るだけで、当てにならない。

だからはっきり独り身を続けるアラサー女の一人として言うけれど。
今の婚活、あまりに入会者などの利用者に冷たすぎるのではないだろうか?

もちろん表向きはいろいろな各種特典とかサービスがついて回ったり、プレミア何とかとか、利用者の目をとらえるような工夫もあると思う。

だけど私たち30代女性のような、一定以上の年齢の会員に対しては幾何級数的に紹介してくれる相手の男性が少なくなる。
結婚相談所などでも、係の職員の顔色を見たただけで容易に予測がつく位だ。

でもはっきり言ってしまうけれど、おそらくは結婚相手は決まらない。見つからない。
私自身もそうだったし、友人たちもみんな轟沈状態だ。

そしてやっぱり私たちだけが特殊ではなく、世の中の同じような年齢の女性たち、結婚相手を早ければ20代後半あたりから探し続けているのにやっぱり決まらない彼女たちも含めて、みんな結婚できないでいる。
それが出生率の推移として表に出てきているだけなのだ。

スポンサードリンク

私の考えー日本人は恋愛結婚に向いていない

そういうわけで、出生率とかいう問題になると、必ず行き着くところは結婚の話にまで及んでくる。

結婚できないのは恋愛経験がないから、という意見もある。
確かに一面そうも知れないけれど、私の中では日本という国柄を考えて見た場合、恋愛というのはあまり向いていない結婚のパターンじゃないだろうか?
そういう果てしない予測までしてしまうのだ。

そもそも日本人というのはストレートに自分の感情を表したり、気持ちをはっきりと相手に伝えるのが非常に下手な民族だと言われている。

謙譲の美徳とかいってへりくだる、それ自体は文化だし対人関係を円滑にするために必要なのかも知れないけれど、見方を変えれば相手との交渉、言葉のキャッチボールがうまくいかないのを隠す口実にもなり得るのではないだろうか。

恋愛で相手を見つける、魅了するのも一種の自己主張だし、結局それに自信がある人はごくごく少数。

要するに恋愛は日本では万人向けの相手探しの方法ではあり得ない。
恋愛ばかりだと結局この国の出生率を下げる。
これは日本人の“血”のレベルで予測できるのではないかと思う。

そもそも結婚できないことを逆手にとって、結婚しない、という風に決めていることもその中に入ると私は思っている。
結婚しないのではなく、結婚できない、つまりどうしても相手が見つからないからだ。
私だけでなく多くの人たちが指摘していることでもある。

そして同時にまた、うまくいかない婚活の様子をさして高望み過ぎ、自分の身の程を知らなさすぎ、という痛々しい指摘が飛び交っている。

だがその痛みを分かち合っている当事者の一人として言うけれど、どんなにそういう指摘を受けてもやっぱりムリ。直しようがない。
だから結婚できないのかも知れないし、そういう予測も簡単にしてしまう。

最良の方法は?

いろいろ書き綴ってしまったのだが、一応真剣にこのことについて考えてみた女の一人として、解決策はやっぱり書いておきたい。

ごく単純に考えてしか浮かばないけれど、この日本をもっと『結婚しやすい国』にすること。
出生率を上げるのは結局この一点に集約されるのではないかと思う。
結婚の話につなげてきた意味はここにある。

出生率を上げるというのは他にもいろいろ片付けるべき問題はあるけれど、結局のところ結婚するカップルを増やすことでしか解決しない。

そのためにははっきりこれも主張したいけれど、今の婚活の実態のままではまちがいなくムリ。婚活業者をいたずらにもうけさせているだけでしかない。少なくとも私はそう考えてしまう。
何かもっと根本的に出会いとか、相手の紹介を考えていく必要がある様に思えてならない。

温故知新、「故きを温ねて新しきを知る」、という意味で日本が過去、飛躍的に人口を増やしてきたベビーブームなどを見てみると、そこにヒントがあるのではないだろうか。

そのときの日本の社会、そして男女の出会いはどうしていたというのか?
そしてもしかしたらだけれども、それと同じようなシチュエーションを現代に導き入れることができたらよいのではないだろうか?

具体的にどうすれば良いのかは、私自身も分からない。
それこそ申し訳ないけれど、学者先生方に丸投げするしかないかも知れない。

当時の人口推移と予測は今とは真逆で、増えすぎて困るからむしろ子供の数が減ってほしい、というくらいの風潮もあったはずだ。
ちょうど私の祖父の世代になるけれど、出生率の増加こそがこの国力の安定に不可欠でもあった。

その当時の結婚の仕方、そして意識の推移や将来に対する各男女カップルの予測などなど、いくらでも考える余地はあるだろう。

堅い話になってしまって申し訳ないけれど、今の婚活がどうしても問題がありそうなので、ちょっと力んでお伝えさせていただいた。
そういうわけで自分の婚活にも直結するような出生率の推移。それが将来的にうれしい予測を伴えることを何よりも願いたい。

山口昌子(やまぐち あきこ)

スポンサードリンク
Return Top