生理痛もこの頃とんでもなくキツイ場合がある、という方は少なくない。
年齢のためなのか、それとも不摂生、過労のためなのか、酷い時には寝れないほどのお腹、腰回りの痛みにさいなまれる、そういう30代の女性は私の周囲にも少なくないし、私自身かつてそういう目に遭った一人だ。

ただ、そういう生理痛もいろいろと対処のしようがあるし、酷い時には薬も効かないくらい乃レベルだった私でさえ、ある方法を知ってそれを実行して以来、なんとかかんとか寝れない夜というのは無くなった。

聞いてみればごくごく単純、そして他の人にだって簡単にできる生理痛の緩和方法がある。
もちろんコストはほとんどかからないと言っていいような、何だか返って怪しげな聞こえ方のする方法なのだが、それでも知ってみればなるほどそうかもね、と納得してくれるだろう。

私だけでその知識を持っているのはもったいない。
大盤振る舞いではないけれど、ちょっと説明してみよう。
生理痛で悩んでいる中、この記事を見た方はラッキーかもしれない。

生理痛を緩和する決め手は白湯！悪くなった血行も解消！

というか、知っている方はとうに知っていて、実行してされていることも多いだろう。

それは白湯を飲むこと。

これが信じられないかも知れないが、生理痛を劇的に緩和してくれるのだ。

白湯というのはごく簡単に言えば熱湯を適度に冷ました水なのだが、この白湯を飲むことによって胃腸そしてお腹周りを温めてくれる。

そもそも生理痛とは何だろうか？
生理痛の大きな原因として、子宮を中心としたお腹の血行が悪くなることがあげられている。

その血行の悪くなる原因はいろいろあるけれど、冷えやストレス、食事の不摂生、そして代謝の悪化などが重なり、そこに便秘なども加わることだってある。
こうなると生理痛を引き起こす血行の悪化を一概に除去するのはなかなか難しい。
そう思う方も多いと思うし、実際私だってそう感じるしかない。

そういう原因が複合的に連なって腰やお腹の血行を阻害し、その結果として毎回の生理で寝れないほどのキツイ生理痛を受け入れなくてはならなくなる。

だが、白湯を飲むことによってお腹周りを温めることにつながり、それが血行をよくしてくれるのだ。

白湯のロジック－きちんとした作り方、飲み方を伝授！

しかしながら白湯というもの、簡単なようだがかなり深いロジックがそこに秘められているのをご存じだろうか？
案外知らないでいる方が多いので正しく白湯を飲む方法についてお伝えしてみたい。

まず白湯は、大体すすることが出来る程度までに沸騰したお湯を冷まし、一度に飲む量は大体180～200CC。
これを毎食前30分、そして就寝前に飲むようにすること。
何が辛いかと言って、寝入りばなにやってくるきつい生理痛ほど苦労するものはない。
下手をすれば寝付けないまま夜が明けることも体験する方もいるだろう。

だが就寝前にこうして白湯を飲むことによって、睡眠中でもお腹周りが温められ、生理痛を緩和してくれるのだ。

そんなわけでけっきょく一日に800CC程度の白湯を飲む。
これが一番良い量だと言われている。

また、水はいったん沸騰させること。
水道水でもかまわないが、水道水の場合はカルキを飛ばす意味を込めて私は10分くらい沸騰させておくことにしている。

白湯を他の飲食物では代用できない！？

そういうものを就寝前に取ることは分かったが、じゃあたとえば白湯の代わりにお茶とかコーヒー、その他体が暖まる食べ物はダメなのか？

こう考える方も多いに違いない。

結論：絶対ダメ！
異論もあるかも知れないが私自身の経験からもやめておいた方が良いと言っておく。

どういうことかというと、白湯というのは基本的に単なる水。
単なる水であるから就寝前に飲めるのだ。

これがたとえばお茶などになると、カテキンとかカフェインなど種々の成分を含んでくることになるが、そういうモノガいくら栄養価が高いとはいえ、それを体内に摂取すると、結局胃腸が休まらない。

つまり寝ている間も胃腸は起きているのと変わらず稼働し続けることになるので逆に体にとって負担になってしまうのだ。

また、起きている時に食事前に摂る白湯についても同様で、食事という胃腸が稼働する時間の前にそういうものをとればやっぱり過度の負担が消化器器官にかかってしまう。

私もよく経験するのだが、お茶とかコーヒーを飲んだらおなかが痛くなると言う経験をした人は多いと思う。
あれがそういう負担の表れと言ってよいようだ。

それが逆に白湯であれば何の胃腸に対する刺激物も入っていないので、就寝前でも食事前でも安心して飲めるし、胃腸に負担もかからない。
白湯のロジックにはこんな見事さが隠されている。
ぜひ銘記しておいていただきたい。

生理痛の原因と白湯の効果が必ずしもかみ合うとは限らない？

ただ、生理痛という症状をひもとけば、確かに子宮周りの血行が阻害されてその結果として痛みが生じることとなる場合も多く、私などはそれが原因だったと言ってよい。

だが基本的に生理痛の他の原因として、ホルモンバランスの崩れが考えられる。
こんな場合には白湯が間接的にそういう痛みを緩和してくれるかも知れないが、ホルモンバランスを正常化する方法が有効となるはずなのだ。

だからそういうことを考え合わせれば、湯の効果を過信すべきではないし、そういうひどい生理痛の時にはまず医師に診てもらって正しい原因を突き止める努力が必要だ。
このことだけは、白湯の恩恵に浸っている私自身の口からも言わなくてはならない。

ただ、それでも周囲の多くの人に白湯を飲むことを勧めてみて実行してもらった結果、やっぱり少なくないパーセンテージの女性が白湯によって酷い生理痛が楽になったという声は多い。

元々白湯というのは、古い時代をたどっていくと、3前年も前の古代インドまでさかのぼれるほどに伝統のある飲み物だ。

古代インドのアールユベーダという医学書に、白湯の効果や具体的な作り方がすでに記載されていて、3千年を経た今現在も日本ではマハリシ南青山プライムクリニックの院長を勤める蓮村誠氏も自著の中で白湯の効果を絶賛している。

眠れないほどの酷い生理痛、その苦労は同じ女だから理解できるし、そういうわけで思わぬ足元にカンタンに楽になる方法がある。

このブログ『Woovivid』でも、遠藤朱夏（あやか）さんが白湯の効果についてやはり力説している記事があるので下にご紹介しておく。

白湯の効果は突然の腹痛もすぐに改善！簡単にできて美容やダイエットにも最適！

そういうわけで同じ女性の苦しみを少しでも楽になっていただきたい、という気持ちで今回こうした情報をお伝えしてみた。
ご参考としていただきたいと願っている。

山口昌子（やまぐち　あきこ）