心折れるのは誰だってある、と思った方がよい。
恋愛なんてそんなもの。
うれしい時もあれば悲しい時だって。

悲しくて心折れるのをどうにもできない。
恋愛というのは片思いであっても一人でできないもの。

ちょっと詩的になってしまったけれど、絶対に外れていないはずだ。
心が折れるのを乗り越えるしかない。
そうしてみんなゴールにたどり着くものだ。
アラサーとか30代だからって、基本はみんな同じ事。

だったらそういうとき、どうすれば乗り越えられるのだろうか？

恋愛で失敗したり上手くいかない時には泣いてしまうのが一番！

心折れる恋愛というのは、結局かなわない未練がその恋愛の形になってしまっている場合が多い。

好きな人にすでに両思いの女性がいたりする。
それが分かっていても好きなことはやめられない。
考えるほど切なくなって、悲しくなるから自分がいやになってしまうのだ。

でも人間は上手くできていて、そういう気持ちもやが手晴れてくる時が来るもの。
苦しい時は泣いて、うれしい時には笑って、それがちゃんとできていれば大丈夫なのだ。

苦しかったら泣けばよい。
泣くのはちゃんと意味がある。
ストレスをパッと散らして、免疫力を上げてくれるのだ。

女なんだから、まだ母ではないのだから強くなる必要はない。
思い切って泣ける方が強いのだ。

でも恋愛で心折れる経験をした人はおわかりの通り、自分の気持ちにも生理などつかないから、どうしようもない、というのもある。

気持ちを落ち着けるためには泣くのもおすすめだが、泣くのにもやがて飽きる。
泣くのがイヤになってもまだ晴れない時はどうしたらよいのだろうか？

周囲の沈んだ雰囲気に優しく慰めてもらうと良い

恋愛が上手くいかない悲しさに浸って心折れる日々を続けていれば、結局は自暴自棄になったりして、メンタル上でも良くないことは自分でも分かっているはずなのだ。

でもそうそう恋愛で受けた痛手というのは杓子定規に改善できないものだ。
そういう失恋とか片思いが実らない、と分かったら誰だって落ち込んでしまうしかない。

でも人間はおもしろいもので、逆に周囲がそういう沈んだ雰囲気を醸し出している中に溶け込んでいると、不思議と心が安まるものだ。
なぜ過分からないけれど、今の自分の心境と環境が似ているせいか、すごくしんみり落ち着くことだってできてくる。

 

心折れるときというのはいつも均一に折れ続けているわけではない。
恋愛の悲しみ、つらさをふっと忘れる瞬間も出て来るものだ。

ベッドで布団をかぶってしんみりした音楽を聴くのも良い。
悲しいラブストーリーを読むのも良いだろう。

自分と同じ心境をつくっているものに触れる事で、不思議と安住できる事が多い。
そういうことを知らない内にしている女性も多いはずだ。

うちひしがれて心折れるままの自分を一気にぬくめてくれる方法とは

恋愛に失敗した女性が髪の毛を切る、というのは古風だが良くあるパターンだ。
私はまだやったことはない。
ないけれど、心折れる恋愛というのはアラサーの常として当然ながら経験値が大きいかも知れない。

でも髪の毛を切るのも良いかも知れないけれど、もう一つおすすめの方法というのがある。
それをチャンスをつくってぜひ実行してみると良いかも知れない。

一人旅だ。

美しく静かな風景の地方に一人で旅すること。
私が経験した中で、一番これが気持ちを立ち直らせれくれる。

なぜかといえば、今あなたがうちひしがれているその状態をごっそり丸ごとかき消してくれるからだ。
一時的にせよ旅行に行くことで、毎日過ごしていた自宅や自分の部屋から身を離すことができる。

これがすごく効果のあることのようで、日々悲しみに暮れながら必ず目に入っていたいつもの光景が、逆にそれを見る度に悲しみを思い起こさせてしまう。
そういうもののようだ。

だからそこから数日でも完全に離れて生活し、普段では目にしないいろいろな珍しい風景、会ったことのない人たちに出会うことで、すごく気持ちを立て直してくれる働きがある。

恋に折れたら旅に出よう。
恋愛で降られた、ダメになった、どうしようもない。
そういう思いがぐるぐる頭を回るようだったら一人旅に出て、心を癒すのだ。

最終的には時間が解決してくれる

経験からすぱっと行ってしまうのもどうかと思うけれど。

確かに振られた、恋愛に失敗した当初が一番辛い。
目の前が真っ暗になったほどの経験を私もしたことがあった。

思い出すのもイヤだが、本当にしばらくの間、心が折れる。
その折れた心のささくれがまた心を突き刺すような感じすらするもの。

でも一人旅でもよい、泣いても布団かぶって寝ても良い。
必ず夜の明ける時は来るものだ。

そういう自分の心の平衡、必ず時間の経過とともに落ち着いてくる。
逆に言うと、時間の過ぎるまでが辛いのだ。
その時は友人とぶっちゃけても良いかも知れないけれど、同時にやがて次の恋への活力も湧いてくるもの。

心の折れた人に、ぜひ自分を大切にして、折れる時は遠慮しないで折れて、そして気持ちを癒していただきたい。

えがみななみ