世の中には勘違いというか、良くも悪くも思わせぶりな男というのは多い。
特に職場など、そういうおちゃらけか本気か分からないアプローチ(?)を仕掛けて反応を見る同僚男性がいたりするものだ。
思わせぶりな男というのは自分が学生時代、そこそこモテていたりして、職場でもちょっと「スキ」が見え隠れしている様な女性に特別親しく話しかける人がいる。
見ていて痛々しいし、職場の同僚男性からもそういう人はあまり良くは見られていないことがおおいから、私たちもそういうわざとらしいくらいの思わせぶりな男というのは腹の底で無視状態になっていることが多い。
でも変に目をつけられて、2段3段と攻勢を仕掛けられると大変だ。
そういう時の妙策、いろいろ出してみた。
思わせぶりな男の本心を見極めること?きっかけは変でもしっかり交際相手になれるかも
ただ、難しいのはそういう職場で思わせぶりな男がわざわざアプローチを仕掛けてくるような場合、いろいろな思考が浮かんでしまう。
何かと言えば「本気かどうか」という一点につきるのだ。
そしてもしもこちらに対して本気な場合、次に考えるのは交際や結婚。
アラサー婚活中の女性だったら当然のこととなる。
職場の中だからおちゃらけも横行するし、ましてや他の同僚たちもいたりすれば、その可能性は大いにある。
思わせぶりな男というのは、一見遊び人風でも中身までそうだとは限らない。
むしろアプローチが下手で、そういう自分を隠して照れている、という場合もけっこうあったりするからだ。
だから職場でまずそういうけーすにでくわしたら、一番良い方法として
“視線を相手からそらしてにこやかに「ダメですよ」「やめてください」”
とでも言っておけば良い。
注意すべき点は、職場だからと言って隙を見せないこと。
たとえばこちらも乗せられておちゃらけで返してしまうケース。
「今度デートしない?」
みたいに言われて、からかい半分にこちらが笑って黙っていたり、
「面白そうね」
みたいなことを言うと、タチの悪い人はこれを“既成事実化”し、
「あの時ああいう風に言ってくれたじゃん?今晩どう?」
のようなねじ込みまでしてくる可能性がある。
ふつう、向こうは半分リップサービス、そして“あわよくば”くらいな事を狙っている、と考えて良い。
少なくとも、婚活市場の厳しさ、その実態から考えても分かるとおり、アラサーになっている私たちと真剣交際を考えているのはもっと年長の男性くらいのものが普通だ。
正直他の男性は普通「そっぽを向いている」ものだ。
だから最小限の可能性を残す意味で、こうとらえておいて不足はない。
もちろん上の会話はあくまでも多くの中の一つのケースを挙げたに過ぎない。
だが基本はあくまでもその場をきちんと繕いながらしっかり冷ややかに無視。
そして会話の内容や動作にも気を配ってスキを作らないことが大切だ。
思わせぶりな男の「本気」を確かめるには
しかし思わせぶりな男、というのはけっこう強引な人もいるし、特に職場などのいわば“戦友”同士になると、繰り返し波状攻撃のようなことをしてくる男性も多いものだ。
ちょっとカマかけてみたら拒絶され、しばらくしてほとぼりが冷めた頃にまた同じようなことをしてくる男性も少なくない。
繰り返すけれど、本心からそういう交際したいという気持ちを持ってくるようだったらその時にはまた別な判断が必要になる。
ただ、いつも思わせぶりな男というのはその点損なキャラではあると思うのだ。
なぜかというと、本気でアプローチしたとしてもそういう受け止められ方を女性の方からされやすくなってしまうから。
だからもしもこちらが“まんざらでもない”様な場合、そういうアプローチを受け入れるかどうかを真剣に考えていくのも良いだろう。
ただ、上の通りどうしてもその境界線が分かりづらいから、たとえばとして
・上司に言いつける、と告げる
・法的手段を講じることをほのめかす
など、ようするに
「向こうが真剣でなかったら青ざめるようなこと」
を突きつければ良い。
職場でここまでやるとどうしても同僚関係がぎくしゃくしてしまうことになるからなかなか実行しづらい、という人も多いだろう。
だが、よく考えれば相手のその男性も同じこと。
思わせぶりな男というのは自分にリスクのかかるのを一番恐れているものだ。
だからこそそういうおちゃらけの行動しか出来ない、ということもある。
また、これでももしもアプローチを仕掛けてくるようだったら、その時には受け入れるかどうかは真剣に考えるようにしていけば良いのではないかと思う。
あくまでもその結果どうなるかは自己責任ということになるけれど、一番手堅い方法としてこうしたやり方もあると思う。
派遣などで自分が弱い立場の場合どうするか
ただ、上の様な対処方法はあくまでも同じ正規雇用とか、二人の関係があくまでも対等の場合だ。
女性の方が常勤男性に対して非正規雇用とか派遣などで働いている場合、勤務先で非常に立場が弱くなるのは、誰でもよく知っている。
そういう職場で、立場が強い常勤者のなかに思わせぶりな男がいたような場合にはさらに神経質になる必要があるだろう。
大体そこまで言えばお分かりと思うけれど、最悪の場合には職場を辞する覚悟も求められてくるかも知れない。
そしてそういうケースの場合、やはりというか思わせぶりな男というのはより“遊び半分“、”からかい半分”で近寄ってくる、と思うしかないだろう。
特に既婚男性。
嫁との毎日のやりとりから、ある程度女性の心境とか性格にもなれているので独身男性よりも変に大胆になってくるものだ。
そういう場合もあるから、一番オススメなのは初めて職場に赴いたようなときに、どういう同僚男性がいて、どういう性格か行動パターンかを出来るだけしっかりと頭にインプットしておくと良いだろう。
転ばぬ先の杖、ということで、私たち30代女性は結婚を考えればそういう男性とちょっと意気投合したからと言って、遊びに付き合うこと自体大きなマイナスポイントとなってしまう。
そういうわけで、私のOL時代の職場風景を参考にお伝えしてみた。
何かのお役に立つことを願っている。
それから裏話としてだが、
私が20代でOLだった当時、どちらかと言えば同じ既婚でも女性の方(オバサンで管理職だけど)が変なアプローチを男性社員に仕掛けていたようだ。
社員の忘年会とか新年会など、二次会でカラオケルームに行ったことがあったが、その女性、新卒採用されたルーキーの男性社員と強引に腕を組んでワケ分からない熱唱を二人で繰り広げていた。
二次会が終わってお開きの後もなんだかベタッとくっついていた。
その夜、その二人がどこに消えたか誰も知らない。
爆笑!
えがみななみ