思い詰めず、もうダメと諦めたら叶った。
そういう叶わぬ恋がなぜかトントンと上手く行ってしまい、自分自身でもあっけにとられてしまう女性がたまにいたりする。
よく人間諦めるべきじゃない、などと言われるけれど、こういう諦めたら叶ったような恋の話になると、またちょっと別なセオリーもあったりするようだ。
すでに他に彼女がいて、悲しみに暮れている様な方たちには、そんな諦めたら叶った恋もあるということをぜひ知っていただきたい。
私も経験あった?諦めるとフシギといろいろな良い事が寄ってくる感じも
そういう男女の恋、諦めたら叶ったというのはすごいどんでん返しの時もあるし、自分なりに思い直して新たな恋へ出発するよう決意したようなときに起こりやすいようだ。
私自身、故意ではないけれど、変なところで確かにそういった「諦めたら叶った」みたいな経験を日常的によく持っていることがある。
恋とは全然関係ないかも知れないけれど、でもそういう「原理」を知ってみると“なるほど”と思うような諦めたら叶ったこと、確かにあるからまたフシギだ。
私が日常的にがんばって努力してよく必死になること。
もの凄くくだらなくて恥ずかしいのだけれど、いろいろなものを部屋のどこかに置いたまま、その場所をど忘れしてしまうようなときだ。
あるべきところにそういうものが無いのに気づき、慌てふためいてとことん探す。(笑)
自分に怒ったりなくなったものに毒づいたり、果ては困ったり、罵りながら探して疲れ果て、
「もうダメ、諦め手新しいアレを買おう!」
みたいに潔くなると、とたんに見つかる、という一見どうでも良いようなお粗末なお話だ。
でもこういう経験、私の場合には少なくとも3日に一回くらいは必ず起こるし、他の方たちもないだろうか?
探しているものがどうしても見当たらない、ところがもうダメだと諦めたら叶った、見つかった。
それだけのことなのだが、実のところ恋のハナシになってみてもけっこうこの「諦めたら叶った」式の実話は耳にしたことがある。
そして確かに、そういう一種の「追いかけ続ける」恋。
そういうものの“コツ”のようなものがこういう事実(!)の背後にあるようなのだ。
思い悩んだり、悲壮な気持ちに浸かりきっていると思考停止!それを解放すれば最高の閃きに!
そのからくりは、このタイトルの通りになる。
人間の心というのは本当に不思議なもので、いろいろとギリギリアタマ一杯に考え事をし続けたり、苦しい思いで頭が一杯になっているときにはどうしても思考停止。
良い考えも浮かばないものだ。
それどころか私もよくあるのだが、日常生活の上で何かといろいろなものをどこかに置き忘れてしまったりしたときして慌てまくっている時には絶対見つからない。
そしてくたびれてしまって、ぽかんとなっているとふと思い出したりすることもあるし、もうダメだどうにでもなれ、みたいに諦めたら叶った、つまりあり場所から出てきた様なときがある。
些細なことだけれど、血眼になって恋の相手を探していたり、気を引こうと頑張り続けていたりするときには上手く行かないもの。
そういう切羽詰まった気持ちを自分で解放し、いわば諦めの境地になることで忘れていたことも思い出すし、場合によっては我ながらすごいアイデアがひらめいたりすることだってある。
これは大切なことにちがいない。
スピリチュアル的な意味もある?「諦めたら叶った恋」のからくりとは
ところで、そういう風に婚活とか恋の相手になったときでも、同様なことは言えるようだ。
あれこれ悩んだり考え抜く、と言うことはどうやったら彼の気を引くことが出来るのか、それを考える時によくあるシチュエーションだけれど、それがどうしてもダメ、すでに他の彼女がいてツバ付けられている様な場合であっても、フシギと自分から諦めたら叶った、つまりなぜか分からないほどにそういう意中の男性の気持ちがこちらの方に向くようになり、すごく二人が上手く行くようになってしまった。
そういうことはスピリチュアル的な見方から考えても、確かにありうることのようだ。
私も江原啓之さんの本を読んで知ったことだが、結局のところ自分にいろいろな邪念が出まくって、心の中が一杯になっていると守護霊や背後霊からの通信が上手く通らないもの。
それを一足飛びに投げ出して身も心も綺麗さっぱりに空っぽにして諦めると、とたんにインスピレーションが上からバンバン伝えられてくる、というメカニズムのようだ。
そして同時に、そういう時こそ自分のかねてからの願望も上へと伝達しやすくなることになる。
だから諦めたら叶った恋というのは、決して夢物語のようなまれなケースとは言えない、ということになるようだ。
何としても自分の恋を成功させたかったらどうすれば良いのか?
こういう「諦めたら叶った恋」の原理、今どうしても気になる男性がいたり、アノ人を自分の彼氏にしたい、と願い続けている方はぜひ知っておくと良いだろう。
知っておいた上で。
じゃあこういういわば相手の男性を自分の元に引き寄せる様な恋のテクニック、どう実行していけば良いのだろうか?
一つには、すぐに諦め手はいけないと言うこと。
とにかく好きな人がいて、その人を何とかして自分へ気を向けさせる、そういう「正攻法」の努力は怠らないことだ。
この間もちろん頭の中はパンク状態かも知れないし、何の閃きもないのは間違いない。
だが少なくとも守護霊とか背後霊はちゃんとそういう貴方の現状を観察しているし、おそらく情報だって上から発信している。
問題は貴方の方がそういう通信を「遮断」して音信不通になってしまっていることだけれど、少なくともその重いの強さは上に伝わっている。
そして自分自身でたっぷりと悩み、苦しんだ後で「もうここまで」と諦めること。
諦めるしかどうしようもないところまで行き着くことだろう。
そういう時にこそ、自分の想いとともに、閃きが生じるものだし、また上からの“見えざる手”もさしのべられる可能性だって大きくなる。
諦めたら叶った恋、というのはこういう原理に基づくと考えられるのだ。
とにかくは、自分でたっぷりと悩むしかないと言うこと。
そして、あくまでもそういう守護霊とか背後霊を相手にしているわけだから、しっかり自分の潔白な心は保ち続けていること。
よこしまな不倫とか浮気の実現を願うのは、だから絶対やめておいた方が良い。
もちろん他のことにだって応用できたり役立つことがあるにちがいない。
こういうことができたとき、思い悩んで忘れ得ないあこがれの男性、もしかしたら貴方自身が思っているよりもずっと近くにいるのかも知れない。
山口昌子(やまぐち あきこ)