彼氏が自分勝手すぎるのは、よくある話。
その一番効果的な対処法をお伝えしてみよう。
甘やかすと余計図に乗る彼氏。
そして人によるけれど、
「自分勝手さ加減の膨張は放っておくとどこまでも膨張する?」
そんな恐怖みたいな思いの女性も多いはずだ。
けれども自分勝手な彼氏の対処法、思わぬ気づきがそこにあって、しかもそれをちゃんと実行すればよい。
その対処法、切り詰めて言えば彼氏に貴女という存在をしっかり「一人の人格」だと悟ってもらうこと。
もっとぶっちゃけ言えば、
“何でもかでもアナタに都合良く行くわけじゃないんだよ!”
と、一発ギャフンとお見舞いすれば良い。笑
さっそく語ってみよう。
対処法は自分勝手な彼氏を「拒絶」することから!
一言で彼氏の自分勝手を撃退する対処法をお伝えしてみよう。
きっぱりと彼氏を“拒絶”することだ。
要領は次の二つだけ。
一つには、こちらの都合や気持ちを、彼よりも「先に」主張する。
そして譲らない。
二つ目には、彼の自分勝手な態度や言動を拒絶。
要するに、対処法のエッセンスは
“貴女自身が自分勝手になる”
ことだ。
これはけっこう効く。
そして、もしも男性の方が難癖をつけてきたら
「貴女の方がもっといつもわがままでしょ?」
みたいに毒づくのも状況判断次第。
相当ギャフンとなる。
マネをして反面教師になってみよう
ようは、貴女が彼氏のマネをすること。
それによって反面教師的に彼氏が自身の自分勝手だったことに気づいてもらうのが目的だ。
これで目ざめて態度をあらためてくれる男性なら、その後も上手くやれる可能性があるかも知れない。
要注意?ネチネチ小言を言いすぎると別れ話に?
けれどもここでぜひ注意していただきたい。
私の知人の中年女性にいたけれど、対処法として、男性に向かって執拗に短所をあげつらって小言を言いまくったりするのはすごくリスキーだ。
あまり彼氏の自分勝手を攻めすぎる余り、ことあるごとに小言をネチネチ言いすぎると別れ話の元になる。
男性は男性でデリケートなところがあって、そういう口うるさい女性は極端に嫌われるからだ。
私はこのおばさんのキツい実体験を知っている。
なので、対処法としては避けた方がよいだろう。
彼氏が自分勝手な原因から見直そう
まず第一に貴女との「二人の関係」から彼が自分勝手だ、という結果が生まれている。
つまりその対処法、あくまでも二人の関係をしっかり見直すことから出発すべきだ。
よく言われる、付き合っている男性の自分勝手な行動を三つにまとめてみよう。
- 貴女の気持ちを全然分かろうとしない、分からない。
自分の喜怒哀楽を中心に据える。
特に嫌いな物とか興味のないことは、それが大切でもやろうとしない。
それどころか、嫌なことは女性に押しつけてやらせるみたいな事もあったり。 - 自分の都合ばかり優先させる。
勝手にデートや食事の場所を決める。 - 貴女の都合や意見を無視。
変なところでプライドが高いのか、意見されるのが嫌いなタイプに多い。
女性の方だって仕事などで忙しいときがあるというのに、それを無視。
なんだか私個人の悩みに特化してるみたいだけれど(笑)、多くの他の女性が抱えている悩みでもある。
けれども、その場合大半は女性の方で、そういう男性の性癖とか行動を“許している”ケースになる。
不快だと感じていても女性の方が「仕方がないじゃない?」と耐えているのだ。
つまり女性が男性の性格を許して、その通りに行動することを黙認している。
そういう二人の“共同作業”が原因になっているのではないだろうか。
貴女自身にも原因の一端がある可能性が
でもよく考えてみよう。
こういう性格から来るような自分勝手さ加減、貴女の思い込みであっても、その原因は、彼氏一人では作れない。
そこには、他にも
貴女。
そしてあなたたち二人、さらには周囲の人たちとの関係。
この三つが絡み合っているはずだ。
そして彼氏の“被害”を一番受けるのはなんと言っても貴女自身。
同時に貴女自身が二人の関係に一番大きな影響を与えているとことも間違いないはずだ。
だとすれば、そういう関係を担っていて、しかもその関係から来る影響を一番大きくかぶっている貴女にも、その原因の一端はある、と言って良いのではないだろうか?
つまり、貴女自身もどこかで相手の男性の自分勝手を許していたり、それでありながら心の中では自分の願望を抑えているあまり、余計鬱憤がたまって気になってしまっている。
そしてそれを毎日感じていながらも、対処法を考えたりせず向き合わない。
自分の不快な気持ちを他の方法で紛らわそうとしたり忘れようとしたりしている。
それでいつの間にか結局はキズを大きくしているのではないだろうか?
もしも心当たりのある方は、このポイントを日々の二人の関係の中でぜひ見直して見てはいかがだろうか?
対処法は貴女自身から?勇気を出して実行することから始めよう
となれば、彼氏を一番たやすく抑えて、しかも一番効果があるとすれば、上で挙げてみた三つの人間関係の内、絶対に
「貴女自身が変わること」。
ここに注目すべきだ。
まず貴女自身が“動く”こと。
対処法はここから始まる、と言って良い。
最初はピンポイントで拒絶
でも現実にはそれが出来ない女性も多い。
変に彼が反応してしまい、関係が崩れるのが怖かったり、直言する勇気がなかったりする女性も多い。
と言うよりむしろ、普通は彼氏に直言する勇気のない女性が圧倒的ではないだろうか?
だから、もしも貴女にそういう勇気がなかった理、益しては一番最初に挙げたような“反面教師”になることが怖いなら、良い方法がある。
それは、そういう貴女の方で相手へ「拒絶」するポイントを絞っておくこと。
つまり、何でもかんでも相手の自分勝手を抑え込もうとしたり、いつでも貴女がしたいままに振る舞うのではなく、ある一つ二つのポイントに絞ってそれについては譲らない姿勢を取るのだ。
「これだけは私は絶対イヤ」
「私の好きなのはこれだから文句言われたくない」
みたいに対処法の範囲をピンポイントに限定してみよう。
これが出来れば、彼氏が自分勝手を見せ、そして貴女も自己主張が出来るので両者立つ。
気持ち的にもずっと楽になるはずだ。
自分勝手さに嫌気がさしても「それでも彼が好き」なら大丈夫?
ただ、これでも男性によってはずいぶん不快になるし、場合によっては喧嘩になることだってないわけではない。
でもそれは二人でどうにか解決しようと努力する意思があれば大丈夫なはずだ。
それこそお互いにいつも相手に対して持っている不満や願望などを出し合い、しっかりと話し合っていければよい。
ただ、よく女性によっては、対処法でちょっと失敗したからと言ってすぐに別れ話に成長することだってある。
我慢して対処法を考えるか、それとも綺麗に分かれて自分にピッタリ合う人を再び見つけるかは、それこそ人それぞれだろう。
そういうとき、心底から彼氏と離れたいという気持ちがあるかどうかがわかれるかどうかのハードルではないだろうか?
言い換えれば、いくら自分勝手にウンザリしていたとしても、それでも彼のことが好きで居続けられたならば短絡にならず、しっかりと折り合っていけば良いのではないだろうか?
「彼氏は貴女次第で変わる」
人の性格は直らない、とよく言われる。
確かにそうだろうし、また自分勝手というのも性格の一端かも知れない、
でも、そういう性格を本人に“認めさせる”というのは、お互いの関係を改善するのに絶対に必要なスタート地点だ。
そして、それを指摘するのもパートナーとしての貴女の役目でもあるに違いない。
そして、彼氏が変わっていけるのならば、それこそ貴女次第ではないだろうか。
二人の関係は、二人が同等に責任を持つもの。
偏っているのが気になったら、ぜひ直していっていただきたい。
山口昌子(やまぐち あきこ)