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婚活女子の高望みに友人からキツイ一言!「そんなの誰もいないよ」で終わっている件

婚活女子の典型のような私だが、よくいわれてしまう高望み。
私たちが婚活の場で一番問題視の的にされるネタだ。

婚活女子なら当然結婚相手には自分なりの理想を持ち込む。
それを横から見れば高望みに見えるのは分かっているし、そう言われてもなかなかあらためようがない。

なぜならやっぱり理想を手放すことになる。
言ってみれば結婚に望みを持つな、といわれているようなものだからだ。

でもそんなことを言っていれば当然結婚相手も見つからないし、婚活だって周囲の友人女性はみんな「負けて」いたりするダメ女子だ。

高望みだと言われる婚活女子の実際、どう改善すれば上手く行くのか、じっくり深掘りしてみた。

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婚活女子の望む男性の条件は本当に「そんなの誰もいないよ」?

私たちアラサー世代の女性が望む結婚相手の条件は、もちろん人によりけりだが、大まかに彼女たち(と私 笑)があげている条件、最低ラインとして一通り出してみた。

そして実際もう結婚して家庭持ちの友人女子が一人いるけれど、彼女がこれに対して意見、というか突っ込みをそれぞれつけている。
ちょっと挙げて見るとこうなる。

・初婚
30代40代の男性に初婚は少ない。最初から無い物ねだりの可能性が大きい。

・年収600万以上、最低でも400万
年収600万稼ぐのはわずかに8%。400万以上だと17%。
これだけでランダムに600万以上の年収の男性を見つけるとなれば10人に一人以下の割合。

・常勤社員など、安定した職業
30代、40代なら9割前後をキープ。これはひとまずセーフ。

・普通以上のルックス、
「普通」の程度が問題で、私たちの言う普通とは、一般で言うイケメンに当たる。
だから私たちがイケメンと評価する男性はまさにアイドルタレントレベル。

他にも、
・ギャンブルなし、アルコールもほどほど、タバコやらない
・身長170cm以上&自分よりも背が高い、

などなど、婚活女子が職業みたいになってしまっているアラサー女子にとっては聞き覚えのあることばかりだ。

確かに高望みといえばそう見える。
だが必ずしも全く世にいないレベルではない。
それは上の条件をご覧になればお分かりのはずだ。
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だが友人女子はそれでも
「そんなの誰もいないよ」
と論破しようとする。

自分の旦那にそれだけ惚れ込んでいるのかどうか分からないが、ずいぶんな言い方だ、と憤るのが私だ。
じゃあ彼女に言わせると、婚活女子はどんな風に高望みしているのか、なぜ誰もいないとまで言いきれるのだろうか?

30代の婚活女子は絶対20代にかなわない

婚活女子の最大の盲点というのが、彼女に言わせるとあるという。

私たちは結局こちらから出す条件にばかり目を奪われていて、私たち自身がどう見られているのか無視することが多いというのだ。

ごく簡単に言えば年齢の問題がある。
婚活女子は今や20代でも当然のようになってきて、速ければ20代前半から始めている女の子だって少なくない。

そういう年齢のラインで観た場合、相手の男性から観れば30代やアラサーの女性というのは完全に一番ビリになってしまう。
痛い事実だがしょうがない。
みんな見ないようにしようにしようとする、というのが本音だ。

つまり、私たちの年齢の婚活女子が、何とか実社会であり得る条件にまでいくら「落としても」、その対象となる男性達はみんな若い女性へとなびいてしまう。

結果として条件に合う対象となる男性は「いるようでいない」ということで高望み。
キツイ言い方だが、結局私たちから逃げていってしまうのだ。

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一番大切な“愛情”はどこに行った?

ということなのだから、そういう婚活に対する考え方を結局のところ変えなくてはいけないのではない。
既婚者の友人女子のコメントをそのまま伝えると、上のようになる。

彼女のコメントをちょっと拝借すると、
「女というのは、冷静なときにはとことん冷静になるもので、結局婚活では一番冷静になろうとする部分を強く出して来るじゃない。見ず知らずの男性に会うことになるわけだから当然なんだけどね。

「でもそういう目で観ればどんな男性でも自分の気に入らない欠点の一つ二つはあるわけよ。
そういうときは女の方もスーパーで値段と品物を見比べてるようなもので、人間そのものよりも、条件だけに目が行ってしまうようなものだよね」

その通りなのだが、これだけではまだ高望みとはいえないはずなのだ。
だが彼女が指摘するのはもっと重大なことについてだ。

「そもそも結婚するって何?
一番肝心なのが愛情で、子供もそうだけど夫婦を結ぶものは結局それにつきるしかないじゃない?世間体、観てくれ、格好が必要じゃないとは言わないけれど、婚活だったらそういう結婚で一番大切なものをどうにかかんがえなきゃいけないんじゃないのかな」

彼女が既婚者なこともあってか、すごい上から目線で言われてしまうし、そう感じてしまう。
だが、これは正論ではないだろうか?

逆にこれも極端なケースだが、いったん好きな男性ができて夢中になると、程度こそあっても他の条件などは吹っ飛んで目もくれなくなる人がままいる。

そういう女性はとりわけ男性に騙されやすいものだし、実際婚活の場では一番それを警戒しなくてはならない。
だからこそそういう情愛というか、気持ちの動くのを極力抑えて冷静な目で見つめる必要がある。

要はそういう二つの条件のバランスだ、と彼女は言う。
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結局のところ、条件を持ち出して損するのを避ける、それはそれで意味があるかも知れないが、だからといって結婚相手は八百屋のカボチャとはワケがが違う。

愛情を見せる勇気が必要だし、そういうあなたたちの背中を押してくれる何かがもう一つ必要かも知れないね、というのが彼女の結論だ。

ちなみに彼女、元々私と同じ勤務先のOLだったが、同僚の男性社員から極秘で会社のPCを駆使してメール攻勢をうけ、それがきっかけで恋愛関係がスタートしてゴールインしたという女性だ。

条件だけをとれば、今そういういきさつで結婚した旦那よりももっと良い男性もいたそうだが、彼の根気と熱意に負けたと彼女は言う。
「負けた」というのを言い換えれば,そういう男性のアプローチにほだされて自分も好きになってしまった、愛情を持ってしまったと言うことだろう。

私たちの婚活に必要なもの、いろいろあるかも知れないが、こういう人と人との出会い、そして想いがやっぱりキーポイントとしてあるべきではないだろうか。

山口昌子(やまぐち あきこ)

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