男友達だったはずが、恋人として脈ありな行動をしてくるようになる。
そういう女性は多いはずだ。
他に彼氏がいたりする場合であっても、その彼氏との関係が冷却したりしたときに、ふだんならあまり気にも留めなかったようなただの男友達と言える勤め先の同僚男性、または大学や高校時代の同級生などなど、そういう脈あり行動がずいぶんと気にかかるようになったりすることがある。
そういう時には思い切って逆に向こうからの告白を待つか、いっそのことこちらからアプローチしていくような積極さも良いかも知れない。
ケースバイケースではあるけれど、そういう事を考えたい方のために様々なチップをお伝えしてみよう。
男友達から恋愛に、結婚に発展していくのが自然な流れ?
アラサー以上の独身女性だと、なまじ勤め先の同僚男性などを見渡しても結婚相手にふさわしい男性がいなかったりすることは珍しくない。
婚活の秘訣の一つは、どうやって出会いを増やすかに寄るのだが、なまじそうい右近勝パーティーにでたり、婚活サイトに登録したりしてもなかなか上手く行かない。
その理由はあくまでもそういう業者達は自己の利益優先で私たちに寄ってくるため、最悪の場合には騙されたり金を取られたりする心配と背中合わせなのだ。
要するに完全とまでは行かないにせよ、そういう婚活はどこまでも孤独。
何も収穫がない事が多い。
だが男友達という形で付き合っている限り、非常に間口は緩やかで、いちばん安心して結婚や恋愛の相手を見つけることができる。
それは私があらためて言うまでもなく、誰でも大学や高校時代を振り返れば分かることだろう。
そしてその中で男の方でも女の方からでも脈ありなサインを送ったり行動を示したりして、自然な流れで恋愛やさらには結婚となる。
自然にできた関係だから、二人の結びつきも強くなるはずなのだ。
これを婚活に利用しない手はない。
男友達でありながら脈ありな行動をとらせるにはまず自分から
そこでそういう自分にふさわしそうな男友達がラッキーにも周囲にいたのならばぜひその男性に目を向けてみると良い。
ただ、その際一番要になる脈ありな行動をどうやって知ることができるのか?
それを考えなくてはならない。
その大前提としてだが、あなた自身がまず男友達の男性に対して、いわば「友達以上」だという脈ありサインを出してみるのも一つの手だ。
なぜならば男性側、とりわけ単なる男友達だと言うことを相手の男性が認識しているときには、そういう脈ありサインを向こうから見せるまで待たなくてはならないし、必ずしもそういう関係に発展するとは限らない。
つまり友達以上になるチャンスをあなた自身がつくってあげること。
これをぜひ進めて欲しいのだ。
LINEやメールはお手軽でぴったりなアイテム
女性の方からそういう行動に出るのも気が引ける、という人も中には多いに違いない。
もちろんそういう風なことを面と向かって男友達に告白できる結城のある女性はなかなかいないかも知れない。
そこでお手軽でスムーズに告白、もしくは「準」告白として自分の気持ちを伝えたいときにはLINEやメールを活用すると良い。
その際一つのコツとしてだが、なるべく絵文字やスタンプをふんだんに使ってみると良い。
もちろん笑顔とか好意的に相手の男性にとらえてもらえる絵文字やスタンプだ。
内容的にありきたりでも構わないし、あまりくどすぎないくらいにそういう通信を続けてみることがおすすめだ。
どのくらいだとくどすぎないか、そのさじ加減が難しいが、相手の男性がメールやスタンプなどについてどういう反応をしてくるのか、それで臨機応変に考えて行くと良いし、やりとりしていくうちに自然と呼吸も見えて来るから心配ない。
脈あり行動にはどんなものがあるの?
そうしているうちにだんだん男性の方で反応に変化が現れるようになってくる。
それが脈あり行動になるかどうかを見なくてはならないが、少なくとも返信のタイミングが早くなったり、向こうからも好意的な内容の返信やスタンプが返ってくるようになったら有望だ。
男友達の場合、メールを送るこちらの方としてもそれほど気後れも感じることは少ないはずだし、普通の婚活よりも相手の男性と出会う時の心配も少ない。
他にも大いに相手の男性が乗り気だったら、食事に誘ったりデートをすぐに申し込んできたりすることもあるだろう。
また、場合によってはいっしょに旅行しようとか言い出す場合も無いわけではない。
そういう「超」脈あり行動を仕掛けられる場合もあるので注意が必要だ。
男友達とはいえ、よこしまな気持ちが出ていないとも限らないし、安直にそういう誘いに乗ってしまうとそれこそ“一夜の相手”に成り下がってしまうことだってあり得る。
そういう時にはこちらからブレーキをかけたり、もしくはむしろ脈をこちらから着ると言うことも必要になるので、これだけは気をつけておきたい。
その他、もちろん脈のない反応しか返ってこないこともある。
総意時には絵文字やスタンプも消極的なものになるか、またはつけないで返信してきたり、はっきり断るなどと言う内容もあるかも知れないので、それだけは覚悟しておくこと。
ただ、最後になるがそれでも普通の婚活の出会いよりは手軽だし安心できる。
そして何より出会いをそういう「人工的に」つくる苦労がないことも大きなメリットだ。
自然な関係から恋愛に、そして結婚につながる男友達が周囲にいるようなら絶好のチャンスととらえ、ぜひアプローチしていただきたい。
山口昌子(やまぐち あきこ)